2人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ナイロンスカートさん - この投稿者のレビュー一覧を見る
重い。怖い。痛い。基地外。な作品。
SM的なものでもない。痛みを快感という訳でもない。とにかくぶっ飛んだ攻めのお話。
目をつけられた受けかわいそうですけど、作品とはいえ、18歳未満を受けにするのってOKなのかな?取りあえずバリバリぐれててダメな小僧を暴力と死といろいろなので堕とした感じですね。
投稿元:
レビューを見る
ケダモノが新しくなって帰ってきた!甘くな〜い痛ぁ〜い、けどなんだろうな、羨ましくなるほどの愛情。臓物までも愛の対象。そしてなんと九堂の爆笑する姿が見れてしまうのです!廉の禊場面がまるっと別の方法になっているのでピアスと文庫両方並べれば二度美味しいことになりますな。続刊、待ち遠しいです。
投稿元:
レビューを見る
これぞ小説!な作品に御座います。
極道、暴力、凌辱、恐怖、暴言、悪癖は小説だからこその表現であり、妄想力フル活動での拝読にて引き込まれます。
確かなる愛情があるからこそ、この暴力等が読者として受け入れられるのですわ。
おぞましい性交描写も愛により神々しく思えるのです
極道ものなので、敵対する組などあり荒々しいですが、廉さんと久堂さんのやり取りがコミカルだったりするのも、魅力ですね
ただ、蛭はちょっと・・・
何でもバッチコイ!なアタクシでも、想像するのがキツかったわ(笑)
SMは美味しかったです、ごめんね、廉さん
とにかくスタートから、廉さんの極道たる心意気と、久堂さんの異様で異常な愛情をも受け入れる姿に惚れ込み、その久堂さんの姿に興奮しちゃいまして、シリーズ読み進めたアタクシに御座います
投稿元:
レビューを見る
志方廉は関西岩城組二代目組長の妾腹ながら組とは無関係に生きてた。
しかし組長跡目だった腹違いの弟を殺めた償いだと、若頭の九堂了司に三代目組長として身代わりに閉じ込められてしまう。
そして…。
これ程までに狂気の孕んだ「愛」の話を読んだ事がなく読み終えた後はしばらく言葉が出てきませんでした。
久堂の廉への愛情はまさに「獣」で臓物までも喰らう事を望むと恐怖でしかない。
廉はそんな久堂から逃げようと試みるけれどとうとう囚われてしまい「番」となってと。
3話あり、2話目は読んでいてあまりの壮絶さに手が震えてしまいました。
レビュー等読ませて頂いて確かにこれは苦手な人が多そうな内容でしたが私はここまで行ってしまっているといっそ素晴らしいなと感じ引き込まれ続きを→ますます読みたくなる位好きになっていました。
「龍と竜」は甘さのありだったけどこちらは辛さを通り越していました。
3話目は打って変わってほのぼのさがありそれも良かったのかなとも。
あとがきの先生の言葉、物凄く分かり納得でした。
では次巻「獣・壊」へ行きます。