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猫が出てくる俳句。堀本裕樹さんが小説やエッセイっぽい+季語などの解説、ねこまきさんが漫画のコラボ。
コラボなんだけど、お互いの文なり漫画は見ないで、あくまでも俳句のみを読んでの文なり漫画なりで書かれたらしく、どちらも内容が一致しているわけではない。
猫の行動に「あるなーこれー」という話が多くて面白かった。
季語は意外のものもあった。
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俳句・解説・かわいい絵で情景描写!
という3度おいしいご本です。
これまで俳句に興味のなかった方にこそ手にとって
味わってもらいたいと思うような1冊です。
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猫の俳句がたくさんならんだ句集です。
もうねこまきさんの猫ちゃんたちがかわいくて愛おしくて。
俳句の開設もわかりやすく(例:季語は○○)、俳句初心者にもおすすめです。
猫の俳句、こんなにいっぱいあったんだなぁ…と感慨深く
なりました。
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ねこまきさんのイラストかわいい・・・。
俳句も古典俳人の名作から各種取り揃えております。
季語とかも勉強になったな・・・。
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猫にまつわる俳句、面白い解説、そして猫まんが。
まず俳句を読んで、なんとなくこんなことかな?と思いつつ解説を読み、その後猫まんがで更に世界を拡げる。
布団の中で寝る間際に2つ3つ読み、にまにましながら眠りにつく。
最高です。
また読み直します。
今は閉店してしまった本屋さんで偶然出会った本の一冊。
買おうか図書館で借りるかどうしようか悩んでいたけど、閉店するということで思い出の一冊として購入。
こういう出会いがあるから本屋さんでふらふらするのは楽しい。
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猫を詠んだ88の俳句とその解説に、ふわっと力の抜けた愛らしい漫画がつく。
疲れた時に読むと、気分がほぐれること間違いなし。
「老猫の蛇とる不性ぶしやう哉」という小林一茶の句には次のような一節。
『「ちょっと、ピヨちゃん!あんた何してんの!また逃げてまうやんか!」
ギャアギャアうるさいママさんやなあ、ほんま。もうわし人間でいうたら、八十近いんやで。ピヨちゃん、呼ばれる年でもないがな。鳥みたいな名前はずかしいわ。まあ小さいころはまだよかったけど。でもこの年になってつらいわ、何もかも。
「はよっ!ピヨちゃん!」
はいはい、そやけどこの庭広いなあ。
ほんでどこにおるねん、そのヘビは。えっ?』
さらっと描いているようで、絵もすてき!
猫とチャボが一つの沓脱石に座り、春の日ざしが移り行く絵のすばらしさに、しばし見入ってしまった。
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見開き、右頁に猫を詠んだ俳句と解説、左頁にマンガが描かれています。解説が堀本裕樹さん、マンガがねこまきさんです。八十八句あります。2016.4発行です。マンガがとてもいい感じです(^-^)
①ランドセル放り隣りの子猫見に ②肉球にリモコン触れて春来(きた)る ③秋の夜の猫のあけたる障子かな ④猫の飯相伴するや雀の子 ⑤猫起きて家族の揃う小正月 ⑥尾道のきれいな猫の秋思(しゅうし)かな
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猫を詠んだ俳句に想像力を膨らませた暖かみのある堀本裕樹さんの解説と、ねこまきさんのかわいい漫画で構成された、猫好きさんには一読の価値ありの本です。とても癒されました。猫を見る目が少し変わりそうです。
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今回も本当に俳句には読んだ人の数だけそれぞれの解釈があると改めて思ったのと、猫という俳句だけでも沢山あるということを知った一冊だった。
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猫の俳句だけを集めた俳句集。やっぱりこのシリーズはマンガ読んじゃって、俳句が頭に入ってこないのが残念。
去年今年(こぞことし)肥満は猫におよびけり
哀しみのかたちに猫を抱く夜なが
蟷螂(とうろう)の斧向けられし猫の顔
猫の飯相伴するや雀の子
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まず、ねこまきさんのマンガが圧倒的に素晴らしいです。絵の感じが最高に癒されます。
次に俳句。どれも猫あるあるで楽しいです。
そして堀本さんの解説。川柳と違って季語や用語の勉強になり、ちょっと得した気分になります。例えば、
「ねこに来る賀状や猫のくすしより」
のくすしは薬師で医者のこと。
「黒南風(くろはえ)や沖をみている猫ひとつ」
の黒南風は夏の季語。梅雨時期に吹く湿った南風のことらしいです。
夏らしいところで好きな句は
「猫の眼のひらいてとじて遠花火(とおはなび)」
解説とマンガが一致していないところも良くて、俳句を二度楽しめる構成になっています。