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教師初心者の人向けに書かれているので、基本的なことがかわる。
50ページには、新学期スタート時の手立ての表があり、4月1週、2週、3週、4週と、子供が話を聞くようにする手立てがまとめられている。
話を聞く子供にするために、「教師な子供の発言を繰り返さない」「指示は一回」「聞いていないと困るようにしむける」ことを徹底することがよくわかる。
働き方改革が進む前の2016年に書かれているので、「夜8時に保護者に電話する」など現実的ではないこともたまに出てくるが、全体的に大切なことが具体的に書かれてる。
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少し学校が悪い、洗脳的と言われる部分が入っているなとも感じた。
筆者はその点もクリアにして、上手く指導等を行えているのだと思うが、この本読んで実行するだけでは、多くの教師が対等な立場での教育を行えないのでは?と感じた。
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「指示は1回」で聞く力を育てる。何気なくみんなに分かりやすく、反応悪かった所は2回目の説明をしたり、『○○さんは〜〜と言うことですね。』と子どもの発言を要約したりしがち。
ここ数年は意識して1回にするのと、1回の説明を分かりやすくすることに力を入れている。
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聴き合うための方法がわかりやすく書かれている。
1番の基本は子どもに行動を伴わすことと、聞いて得する聞いてよかったと思える機会を増やすこと。
解放されたクラス作りの中でさらに自分たちで言ってもいいこと、言わない方がいいことを判断できるクラスづくりをするために参考になる部分が多かった。
ただ、方法論で真似をするだけでは教師の言うことのみを聞いていればいいという受け身の子どもを育てることになってしまう可能性があるので、技術としては真似しつつ、しっかりと子どもに理由を話し合意形成の上で一緒に成長を目指せるようにしたい。
小さい子供は相手の怒り具合でいいことと悪いことを判断するというのは知らなかったので、そういう意味では怒るという行為も必要な場面もあるなと価値を再確認できた。
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注意が逸れる原因を物理的に排除する。
手を挙げていない人にも問いかける。
掃除の点検表の工夫。
具体例を入れながら話す。
何かを持ちながら話す等々…。
先生の話を聞くようにさせるための工夫がたくさんあり、ためになった。話を聞かないと困ることになるという経験をさせるための仕掛けはとても大切だと思う。