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言葉で表現することについて,表現のテクニックではなく,「内なる言葉」を育てることが重要だと説いている点については,改めて目を開かれる思いがしました。
文章は一気に書き上げるようにし,作成途中で加除訂正をしないようにすること,一旦できあがった文章を音読してみることというのは,これから取り入れてみようと思います。
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最初は何言ってるのかよくわからんって感じで読んでたけど、後半は為になるテクニックが詰まってた。頭の中にある言葉を具現化するってことが必要。やっぱり書き出して見える化。そして推敲。
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電通のコピーライターとして、まさに言葉を商売の武器にしている著者。言葉にできるとは、アウトプットのテクニック化と思えば、そうではない。表現するに足るだけきちんと考えるという「内なる言葉」を確立することのススメだ。
具体的には、特定のテーマ(問い)に対して、頭に浮かぶ考え・雑念を一枚の紙に一つずつ書き出し、それをグループ化し、ヌケモレがないよう俯瞰し、幅を広げ、さらに深堀していく。そうした作業を数回繰り返すというもので、さすがに時間も手間もかかるが、自分の言葉=意見・思考を磨く作業としては納得がいく。例示されている問いは、折に触れて考えることができるように別にメモをとった。
3章の言葉にするプロセスでは、アウトプットのテクニックに触れられており、さすがにプロのヒントが整理されているとは感じるが、思考のサイクルで内なる言葉を磨くものとは明らかに質が違っており、かつ言葉のプロたるための情報としては、さわり程度と思われるので、この部分はあえて割愛して、内なる言葉磨きに焦点を絞った方が良かったように感じた。★5-1
16-211
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内なる言葉を意識する。自分との会議する時間をつくる。言葉にできるまで考えなければ考えたことにならない。
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内なる言葉を熟成させ、表現することが相手に最も響く。その内なる言葉の熟成方法と表現方法(テクニック)を説いている。タイトルにインパクトはあるが、一般的なハウツー本である感じた。
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日経新聞 広告欄掲載
読んだ人は、言葉にしている。
あなたの言葉ちゃんと伝わっていますか?
リバティ2017年2月号オススメ書籍
言葉は伝えるだけでなく、思考を深めるためのツールでもあり、力ある言葉を生み出すには思考を練る「自分との会議」時間を確保することが前提だという。
深い思いに裏付けられた言葉が人を導く力の源泉でもあることを述べた点、類書とは違う味わいがある。
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意外と”考えている”つもりで、実質は”思い出している”とか”思いつくのを待っている”だけの人がけっこういる、と感じる。”使えそうな公式(=類似の経験)を思い出してあてはめてみて、合ってそうだったらそれで完了”といった具合。経験や見聞、知識が少なければそれだけ思いつくことは限られるし、何より検証しないので正しいかどうかは確率の問題に過ぎない。”フィーリング”だけの言葉になってしまうので、伝えることも覚束ない。
こういった「症状」に対して、とても体系的に、どうやって”考える”ことを始められるかをこの本は解説してくれている。「考えろ!」と言われながらもどうしたらいいかわからない人、いろいろ”考えている”つもりなのだがうまくいかない、人に伝わらない、と思っている人はまずこの本を読んでいくつか実践してみるといいのではないか。
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「言葉は思考の上澄みにすぎない」と著者が言うように、言葉で発信する表面的な問題以前に、言葉を使って思考する内側の問題を解決することが大切だ。
その問題を解決するため、自分と向き合い、考えの幅を広げたり、考えを深化させるための方法などが書かれている。
言葉を使って思考する作業に磨きをかけなければならないのは分かったが、そのためには教養が必須だと感じた。
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改めて言葉の使い方が大事だなと思っていたときに出会った本。
僕自身は言葉のプロでもなんでもないが、仕事でも日常でも言葉は非常に大事で、誰にとっても気づきがある素晴らしい本です。
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思考を言語化し、共感せよ
さすが文章の扱いが上手。
文章の扱いが美しい。
理解とは、納得+自らの解釈が加わった状態であり、相手に理解してもらうまで
文章を運ばなければならない。
本書はそのための手順書とおける。
前後半に分けるなら、前半は自分の思考を言語化するためのワークブック。
この実践はやった方がいいのであとでやろう。
後半は書き出した文章の体裁を整えるためのテクニック的な内容になってきている。体裁はやや語弊があるが、ライターとして著者が普段から気を使っているところが主だった。
特に目前のプレゼンがあるときは後半も隈無く真似て習得すると本書を読んだ目的が達成できているはず。
営業、プレゼンテーション、就職活動、ブログなど をする人向け
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本屋で1章までを立ち読みした。アウトプットには自分の頭の中を整理する段階と、整理したものを外向けにまとめる段階があると最近考えていたのが補強された。
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自分の内なる言葉に目を向け、整理して考える事で、外に向けて発する言葉の重みが増し、人に伝える事が出来る。自分で深く考える事をせず、外に出す言葉だけをテクニックで補っても意味が無いことを警告している本である。
その基本を教えた上で、外に伝える方法について2つの戦略、日本語の型を知る、言葉を生み出す心構えを持つ、について触れられている。私的には前段の内なる言葉に目を向ける事について、更に深く注力していきたい。
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伝わる言葉を生み出すためためには、「内なる言葉」に耳を傾けよ。本書の最大のメッセージは、これではなかろうか。
伝わる言葉を生み出すための方法論を書いた本なので、てっきりハウツーが多いかと思いきや、前半のかなりの部分を「内なる言葉」の重要性の説明に割いていた。
「内なる言葉」の重要性と磨き方を話し、後半では伝え方の工夫(比喩、対句、断定…)と心構え(1人の受け手を想定する、呼びかける、動詞を意識する…)について論じられる。
本書の文章(言葉選びや論理構成)にはクセがあり、あまり頭に入ってこないなぁ、と思うこともあった(実際、一度途中で読むのをやめてしまった)。しかし、読み直し、通読して良かったと思う。
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キャッチコピーの作り方に関する本かと思っていたが
普段の仕事や生活でも使える内容になっている。
うまく言葉にできないのは思考の深さが
足りないことが原因であり、上辺だけ
取り繕っても相手には伝わってしまうものだ。
普段から湧き上がってくる自分の感情や思考と
向き合い、さらに考えを深めていくプロセスが
重要なのだと教えられた。
「なぜ?」「それで?」「本当に?」の問いかけを
普段から使ってみようと思う。
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伝えるメッセージの磨き方、
そして伝わりやすい言葉にする具体的なテクニック。
テクニックも決して奇をてらったものではない。
ただ1つ1つの説明に納得感。
自分で言葉は磨くものだと実感。