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洋の東西を問わず、読者の心をとらえて離さない名探偵の魅力とは? それが推理小説最大の謎!
帆村荘六、半七、フェリシティ、明智小五郎、鬼平、三毛猫ホームズ、金田一耕助、ミス・マープル……。誰もが大好きな名探偵たちが、現代文学の名手13名の筆によって新たな息を吹き込まれた。古今東西の難事件が解決されるばかりではなく、ミステリーのあらゆる楽しみ方を存分に堪能できるアンソロジー。
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読んで判ったことは,私が推理小説が余り好きじゃないこと~科学探偵帆村(筒井康隆)文久二年閏八月の怪異(町田康)フェリシティの面接(津村記久子)遠眼鏡(木内昇)わたしとVと刑事C(藤野可織)音符五つの春だった(片岡義男)捕まえて,鬼平!~鬼平「風説」犯科帳~(青木淳悟)三毛猫は電氣鼠の夢を見るか(海猫沢めろん)銀座某重大事件(辻真先)a yellow room(谷崎由依)ふくろうたち(稲葉真弓)ぼくの大伯母さん(長野まゆみ)四人目の男(松浦寿輝)~読んでいても,事件が起こっているのかどうかさえ判らない。推理小説・探偵小説好きなら楽しめるのかもしれないけど
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筒井康隆氏他12氏による13の短編集。5篇(p137)まで読んで疲れ、投げ出した。名探偵登場というタイトルであり、どこかできいた有名な探偵の名前が登場するが、すべてが迷探偵。正直面白くはなかった。
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ミステリ「風」のアンソロジー。ミステリ作家ではないなぁと思っていたが、本当にミステリじゃない。すっきりしない。名探偵詐欺である。
筒井康隆「科学探偵帆村」SF。とんでも設定。町田康「文久二年閏八月の怪異」SF。趣向はなかなか。津村記久子「フェリシティの面接」安楽椅子過ぎる。最後の1行のためにある。木内昇「遠眼鏡」しょうもなし。藤野可織「わたしとVと刑事C」文章は面白いが話は…。片岡義男「音譜五つの春だった」題名が美しい。あとはよくわからない。元ネタがあるのか?青木淳悟「捕まえて、鬼平!」意味がわからない。海猫沢めろん「三毛猫は電気鼠の夢を見るか」これは推理ではない。辻真先「銀座某重大事件」み、ミステリっぽい!谷崎由依「a yellow room」まったく意味がわからない。稲葉真弓「ふくろうたち」はめられたってこと?長野真弓「ぼくの大伯母さん」きれいにまとまっていた。松浦寿輝「四人目の男」これまたよくわからない。
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原作をリスペクトした作品? としても物足りなく、推理というも、今一つ。筒井の作品もキレが見られなく思う。
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探偵小説と読んでいいのかよくわからない話や文体が読みにくい話もあったがそれぞれの話に特徴的な独特の雰囲気があって良かった。
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「探偵」にまつわる物語全13篇。だから一つ一つは超短い。話に入り込めず、理解力及ばず、正直「ん?」っていう話もありつつ、「お~!」と感じた作品もあり。筒井康隆「科学探偵帆村」・津村記久子「フェリシティの面接」・海猫沢めろん「三毛猫は電氣鼠の夢を見るか」なんかがそれ。解説を読んだ上で藤野可織「わたしとVと刑事C」も興味深い。
ただ、全体的に元ネタ知ってた方が楽しめる気がする。