紙の本
成功の裏が知れる本
2023/02/27 19:07
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投稿者:ぽち - この投稿者のレビュー一覧を見る
森岡さんに興味を持ちよみました。
成功だけのイメージでしたが、それぞれに問題が立ちはだかって、その都度解決していったんだなと知りました。
苦労しての成功が自信につながるのかなと思いました。
紙の本
ノウハウ公開というか
2022/06/13 21:58
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投稿者:lucky077 - この投稿者のレビュー一覧を見る
一見するとUSJの再生物語的にノウハウを公開しているように見えます。流れとしては以下です。
着眼点→解決策を探る→既にUSJで埋もれていたお宝があった!→それをブラッシュアップして売上目標をクリア(どころか、大きく上回る)
…ですが、私には実態は
既にUSJで埋もれていたお宝から発想して解決策を見出したモノが多いように感じました。勿論、一部は上記の流れでやったのでしょうが、ほとんどは違う印象でした。ただ、情熱は伝わります。
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投稿者:エムチャン - この投稿者のレビュー一覧を見る
東京ディズニーリゾートが関東エリア、関西エリアは、USJが、テーマパーク遊園地の勝ち組です。しかし、確かに一時的にUSJ閑散としていたなぁとその頃思い出しながら読みました
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前半でいろいろな制約のある中で USJ の業績を向上させていく様をドキュメンタリ的に描き、後半がその企画発想力の根本にある考え方の説明になっている。ケーススタディと理論の解説のセットからなる、きちんとしてビジネス書である。これが手軽な文庫として手に入るのはすばらしい。USJ のファンでなくても楽しめたし、役に立つと思う。
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・ 過去の成功体験に縛られ、前例を打破するやり方を恐れるのです.それを買えようとする人間は、組織では少なからず悪であり、敵だと認識されます。
・ 「映画だけ」のテーマパークでは、不必要に狭すぎる
・ 本からの理論だけが先行するマーケターは、差別化という美しい戦術に憧れて溺れることがあります。差別化すること自体にこだわってしまい、本来の目的を見失ってしまうのです。
・ 大切なのは、自社ならではの付加価値がのせられるかどうか
・ ゲストが写真の中に加わることでアートが完成する「参加型」のデザイン
・ アイデアを考える時は、まず目的を徹底的に吟味して定め、その次にアイデアが満たすべき「必要条件」を一番時間をかけて考えます。そしてその必要上kネオw組み合わせ、より条件を絞り込んで、自分が必死に思いつくべきアイデアの輪郭をできるだけ明確に絞り込んでいきます。
・ マーケティングをやる人間は、何でも自分自身でやってみることを習慣にするべき。「消費者目線」を基本にしないとアイデアも戦略も判断もすべてにおいて焦点がずれる
・ 機能は子どもにあわせ、デザインは母親にあわせ、徹底的に体験価値にこだわったエリアにする(ひとつのなかでもマルチターゲットを持てる)
・ もっと外に目を向けて積極的にアイデアを盗みにいった方がいい
・ リノベーションの成功の鍵は、「変化の度合いはリノベーションなのだけど、いかに新築だと思ってもらえるか」その一点につきます。重要なのは「消費者が実感できる体験価値の違い」と「それが違うという期待値の刷り込み」
・ 実感するポイントを事前に誘導しておくことで、消費者は体験価値の違いを知覚しやすくなる
・ アイデアはそんなに安いものではない
・ イノベーション・フレームワーク
① フレームワーク
└いいアイデアはどんな条件を満たすアイデアのことか。それらの条件を組み合わせて、いいアイデアを探すにあたっての着眼点をどこに定めて頭脳をフル回転させるべきなのか
└目的→戦略(必要条件)→戦術(アイデアそのもの)の順番で考えていく
② リアプライ
└世界中のどこかに過去から現在に至るどこかに、にたような問題に直面した人がいるのではないか
③ ストック
④ コミットメント
└アイデアは実現させないと意味がない
・ 今この弾を撃ちにいかなければ、後々もっと難しい弾を撃たなければならない時が必ずやってくる
・ ある音楽イベントのチケットを売ったときに「わずか数分で完売しました!よかったです!」と大喜びでわいている部下たちを見て、値段の付け方と売る数量を決定的に間違えたと残念な気持ちでいっぱいだった
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●文庫本あとがきで初めて明かす事実!
この本を出版すること自体が世の中のUSJへの認知を変えるマーケティング作戦だった!
2年前に単行本を出してベストセラーにしてハリーポッター導入前にメディアの人に来てもらい、ハリーポッターを成功させること自体がこの本(単行本)の目的と告白。
・良いアイディアを出すためには良いアイディアである条件をまず考え、範囲を絞る
→なるほど!初耳!!
・寝ても覚めても考え続けていればアイディアは降りてくる。後ろ向きコースターも寝てるときに思いつき、がばっと起き上がった!
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『USJを劇的に変えた、たった1つの考え方』を先に読んでからの、読了だったので非常に書かれている内容のイメージがつきやすかった。”マーケティング”について書かれている箇所もあるけど、軸は「ハリーポッターを建てるまでの過程」を書かれていた。USJはハリーポッターを境に立て直したと思っていたけど、その前からの連戦連勝で正しくは、「ハリーポッターを境にさらに加速した」と言った方がいいと思う。それにしてもUSJにハリーポッターが建っているというのは本当にラッキーで、森岡さんはじめ当時の多くの社員の大奮闘に感謝を覚えました。まだUSJには行ったことはないのですが、「無性に行きたい!」と思えているのは、見事にUSJにマーケティングされたと思いました(笑)でもそれでも行きたい!仕事ってのはこうでなきゃ!と偉そうに思いながら、羨ましさも感じながら、よーし自分も頑張るぞと糧にもしながら、あっという間に読んでしまいました。
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これまたマーケティング戦略を惜しみなく公開されていて、非常に勉強になった。
目的→戦略→戦術のフレームは鉄板だな。
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森岡翁による、USJ改革の軌跡。
彼自身も言っているが、この本自体がマーケティング。本を通じて認知を高める施策ということだ。激務の合間をぬって、プライベートを削って計3冊の本を出している。
USJ改革の中でも、すごいなと思った考え方は以下。
やはりこの人、考え方がすごい。
・キッズフリー
・3万円の川という考え方
・三重苦で15%downの2013年を乗り切るための、20%upのための複数策
・ロジカルなクリエイティビティ
・ビギナーズラック
・パクリではないリアプライ
・売り切れ≠大成功、プライスと数量のバランスの見極め
・日本の女性のテーマパーク好きを分析
特にビギナーズラックは、初心者のほうが確立の高い基本的動作を忠実にこなすがゆえに成功する、という分析がある。これは、プロフェッショナルの流儀に出演されていた「向暑の窓ガラス清掃」の羽生田信之さんのおっしゃっていた、「永遠の初心者」という言葉と重なった。
やはり、初心に常に関心を持って立ち返ることのできる人は強い。
ロジカルなクリエイティビティは、わかる気がする。
ラテラルシンキングもロジカルシンキングも、ブレイクダウンを基本として同じ型で実践できる。
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お客さんを喜ばせることに尽力した筆者の熱い心が伝わって来た。
企業規模が大きいので、参考にならない部分も多く、もう一度読もうかと思う内容ではなかった
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USJ、V字回復の立役者森岡さんの著書第1弾。
森岡さんのエンターテイメントへの熱意とそのアイデアの発想法をシンプルに余すところなく紹介する一冊。
数学的にアイデアが当たる確率をあげるイノベーションフレームワークはビジネスマンには有用なスキルかと。
それ以上にその仕事が好きかどうか、人生をかけれるかという情熱=コミットメントが大事だというのが一番のポイントかと思う。
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USJの数年の戦略の紹介に始まり、
筆者の思考フレームワークの紹介と実際のUSJ事例での活用方法の簡単な紹介。
日本を元気にしたい(日本社会への経済効果)という意識まで書かれており、そのような目的意識の強固さが筆者の強みなのかと思った。
後書きで紹介されていた2冊も読みたく成った。うまいマーケティングですね笑
フレームワークの自己理解
・何を考えればよいか、条件を固める
・目的、戦略、戦術の順に考えていく
・足して100になるアイディア(いわゆるMECE)か意識する
・類似事例を探す
・必死に考える(考えている人にだけ浮かぶものが有る)
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■USJのジェットコースターはなぜ後ろ向きに走ったのか? (角川文庫)読了 ★4つ
USJの再建に貢献した凄腕マーケター森岡さんの本。
当たり外れのブレがかなり大きいと思われるテーマパークのイベントやコースター改良などのマーケティング施策を、9割以上の確率でヒットを飛ばしたというから、もう神の領域です。
そして文庫版だけにある後書きがしびれる。
この本は、企業再生物語、マーケター奮闘記。という色合いが強い。で、繰り返し出てくるのが、年間売上の半分という再建中の会社には、とんでもない設備投資を突っ込んだ「ハリーポーターのアトラクション」。
このハリーポッターのアトラクションが始まるまでの2年チョイを、どうやって金のない中ヒットを飛ばし続けるかという森岡さんの奮闘記なわけです。
最後に『この本自体が、ハリーポッターのためのマーケティング施策』だったことが文庫版後書きで明かされます。
ハリーポッターアトラクションが始まる時に、マスコミ取材によるPRが必須。でも、東京にいるマスコミのヒトは関西までわざわざ来てくれない。そこで、マスコミのヒトの中で話題になるような本を、アトラクションリリースに合わせて、逆算して発売したと。
で、この施策もあたったそうです。すごい。
森岡さんの他の本も見る気になってきました。
https://www.amazon.co.jp/gp/product/4041041929/ref=as_li_tl?ie=UTF8&camp=247&creative=1211&creativeASIN=4041041929&linkCode=as2&tag=hitoshiebih0a-22&linkId=b2ca5d2a829a2292d07a77336d1df9bb
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とても面白かった!あまりビジネス書は得意ではないため、難しくないことを願っていたが現代小説のようで入り込んで読んでしまった。
後ろ向きで走るジェットコースターは期間限定で出た時からずっと乗りたいと思っていて昨年ついにUSJデビューし乗った。想像以上だった。
本書にもなんどもでてくるが、パークに溢れる"ライブ"感がTDLとは違う良さを引き立てていると思う。アトモスも多いし、パレードも生歌で感動した。
今年もまたUSJに行く予定を立てたので筆者のアイデアを体感するのが楽しみである。
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著者がUSJを成功させた数々の取り組みや考え方が紹介された一冊。アイディアを生み出すノウハウとして、イノベーション・フレームワークが紹介されています。イノベーション・フレームワークの具体的要素は以下のとおり。
①フレームワーク
何を必死に考えればよいか、どこに宝が埋まってい
るかについて手がかり(必要条件)を推理して導き
出す。
宝探しに使うフレームワークは以下の通り。
ア)戦略的フレームワーク
目的→戦略→戦術の順番で考えるアプローチ
イ)数学的フレームワーク
数学的な思考を使ってビジネスの因果関係を論理的
に分析し、現象の奥底にある問題の本質(宝)や
可能性に辿りつくアプローチ
ウ)マーケティング・フレームワーク
②リアプライ
世界のどこかに、過去から現在に至るどこかに、似た
ような問題に直面した人がいるのではないか?を
疑ってかかり利用すること。
※パテントされているアイディアは除く
③ストック
蓄積された豊かな情報のこと。
著者の森岡氏は経験上、圧倒的にエンターテイン
メントのストックが強いとのこと。
④コミットメント
どれだか必死に考え続けられるか。良いアイディア
を絶対に思いつくぞ!という気力、考え続けること
を最後まであきらめないこと。これができると
アイディアの神様が微笑んでくれることがある。
また、アイディアを成功させるためのポイントとして、
エクセキューションの重要性を述べられていました。
実行段階の細かな修正を粘り強く繰り返すことが
できないと、良いアイディアだけでは成功しないと
いうことでした。
本書で最も印象に残ったことは、有能なマーケッター
の資質としてロジックとパッションの双方が求められ
るが、森岡氏はパッションの強さが並々ならぬ点で
あった。
エンターテインメントによって、消費者の笑顔が見た
い、ストレスを解消をしてほしい、更には日本の景気
回復の下支えをしたいという強い思いがなければあら
ゆる施策の成功にはつながらなかった思う。
つまり、マーケッターは高い人間性が求められるという
ことを改めて理解させられる一冊でした。