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メンタルコーチとなんでも屋さんを組み合わせたような会社ヒーローズ(株)。無茶な設定に心の中でツッコミながらも楽しく読めた。価値観を見失いがちな現代には必要な仕事かもね。
誰もが悪にもなりうるしヒーローにもなることができる。幸せとは身近にあるものだ。おじいさんの笑顔がステキ。頭に映像を見たかのように思い浮かぶ。
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お仕事小説で検索していたら出て来た1冊。
「ヒーローを作る会社」…なんとも?と思いながら読み始めたけれどこれがハマった!
各々が抱えた人生も各々が発する言葉もなんだか心の何処かに引っかかるものだらけ。
道野辺さん、ミヤビ、多咲真生、じいちゃんや販売所のおばちゃんまで…皆がポソっと心に響くワンフレーズを残してくれる。
楽しみながら読んでいたのにふと考えさせられたり笑っていたのにホロっと涙したり、なんとも感情が揺さぶられる。
特にじいちゃんとのやり取りはじ〜んとします。
遠くからそーっと自分の事を想ってくれている人、応援してくれている人…そんな存在があるからなんだか生きる勇気や気力が湧いてくる!
ふとした事で救われたりするんですよね!
カッコよく輝いてるだけがヒーローじゃない!
日常のありふれた光景の中にヒーローっているんじゃないかな。
ホントのヒーローは強くて優しくて温かい…そんな気がする。
単純に続きが読みたい!
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ポップで楽しそうな話が読みたくて表紙で選んだ。
あるトラウマを抱えた元金融系男子が、ひょんなことからヒーローを製作する会社に転職することになる。
人によってそれぞれ違うヒーローがいるのだろうけど、自分も誰かにとってのヒーローであれたら良いなあと思った。
人間は考えることを放棄した瞬間、人間ではなくなる。
多数派に流されることなく、自分の意思で出した答えを大切にしたい。
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おじいちゃんとのエピソードが秀逸。
愛に溢れてる。
ヒーロー製作会社についてはなんか半端というかよくわかんないけど。
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感想
じいちゃんの面白みのない人生発言は自分にも刺さった。自分が常に気にしていることだからだ。
仕事の内容はなんか電通みたいなこと?楽しそうだし、そんな会社があると良さそう。
あらすじ
痴漢の冤罪で仕事を追われた田中修司はコンビニでバイトをしていた。そんな修司はある日、入院中のじいちゃんの「なーんも面白みのない人生やった」という言葉がやけに胸に刺さる。
バイトの同僚の拓に誘われて、ヒーロー株式会社で働くことになった。その会社は、ヒーローになりそうな人を応援する会社だった。漫画家、俳優などのやりたいことに付き合ったり、ストレスを発散させたりする。修司は、過去の痛みを乗り越えて、ヒーローを手助け出来るのか。