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とあるオンライン格ゲーで日本一の男子高校生が、オフ会で会った同じ学校のヒロインからリア充指南され、奮闘する話。ヒロインのアドバイスを元に少しずつ努力して変わっていく主人公の姿が読んでいて気持ち良かった。リア充指南という点ではオタリアと似たようなものを感じるけれど、努力の量はこちらのヒロインの方がずっと多い。話題を単語カードで暗記したり、クラスで発する台詞を練習したりと明らかに過剰なところもあるが、そんなところも努力家という姿の裏付けとなっている。
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とあるゲーム「アタファミ」で世界最強の主人公が人生という「ゲーム」に攻略するはなし。主人公がアタファミで最強になったプロセスと人生とがパラレルになっているところはなるほどうまくできていると感じました。それにしてもハーレムゲームなみに美少女キャラが出ておりますが,この混戦をどう抜け出すやら。まあ,ラスボスは表紙の方なのだろうが。。。
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人生をクソゲーから神ゲーにするため、ゲーマー主人公を徹底してリア充に“強化”していく話。最初は友崎もヒネてる割にオドオドしてるしヒロインは二面的性格だしで、若干読むの辛いかなーと思ってたけどなかなかどうして。牛歩ながらも確実に進歩していく様を見るのはまさにレベリングといった感じで面白かった。中村が最終的に嫌な奴で終わらなかったのもよかったです。なお日南さんの友崎へのアドバイスは身につまされる思いで読んでました(苦笑)
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日本一のゲーマーにして非リア充の男子高校生が、日本二位のゲーマーにしてスーパーリア充の女子高校生からリア充になるための指南を受ける話。
進研ゼミ漫画から進研ゼミを抜いたようなハードモードのストーリー展開ですね。自己啓発系ラノベとでもいうのでしょうか。
「夢をかなえるゾウ」のガネーシャが美少女になったらこんな話になるのかも。ラノベでありながら実用書のように使えなくもないです。
序盤の展開はキツいですが、主人公が女子とまともに話せるようになってくる中盤以降は面白く読めました。
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青春を舞台にしたラブコメと言うよりも、人間関係を円滑にするためにはどのようなことをすれば良いのか指南する教本のようになっているのが特徴のラノベ
主人公の友崎は絵に描いたような根暗ゲーマータイプ。そんな彼はリア充を馬鹿にしているし自分とは無関係の存在だと思っている。そんな彼が人生を楽しみリア充になる道を目指すなんて余程の事態がなければ読者はその変心を納得出来ない。
ラノベなのだから不思議生物が登場して「友崎がリア充にならないと人類全滅」みたいな無茶苦茶な展開にする道も有ったはずだが、本作ではそのような手法は取らずに日南葵という人物を登場させることで友崎の変心を違和感のないものにしている
日南葵は典型的なリア充でパーフェクトヒロインとも称される人物。交友は広いしコミュニケーション能力も高い。普通なら友崎と関係を持つなんてありえないはずなんだけど、二人が「アタファミ」というゲームの上位ランカーだったことで繋がりができる。
日南は「アタファミ」における友崎の強さの背景となる努力が理解できたからこそ、きっと「人生」においても努力しているのだろうと想像するが、実際に会ってその想いは裏切られる。そして「人生」というゲームも楽しんでいる日南からすると、「人生」に向き合おうともせず楽しいものではないと決めつける友崎の姿勢には失望してしまう。
普通ならここで二人は理解し合うことなく別れて終わりなんだろうけど、「アタファミ」を神ゲーだと信じている友崎の前で日南が「人生」は「アタファミ」と同じくらい神ゲーだと発言したことでゲーマーである友崎は心変わりする
日南の言う「人生は神ゲーだ」とする理論を友崎が受け入れるまでの過程が非常に丁寧に、そして多くのラノベ読者にとって受け入れやすい形で示されていることは驚嘆に値する描写だった。その描写によって、この後から始まるリア充指南展開も読者は違和感なく読むことが出来る
そしてリア充指南展開が進む中で提示されるのは「空気」の存在。それはリア充指南の中で出た言葉なのだから、友崎に課せられた目標は空気を読めるようになることだったはず。人の目を気にして自分を変えられなくなった泉の在り方から判るように空気を読むことがリア充の条件ともある程度読める
その「空気」が終盤で中村と友崎の熱意によってひっくり返る展開は素晴らしかった
中村もリア充カースト上位の人間で本来なら根暗ゲーマーの友崎に負けるなんて有り得ないし有ってもそれを引きずってはならない。それが「空気」。けれど、「人生」が上手く言っている筈の中村は友崎に無残に負けたことで周囲から引かれるくらい「アタファミ」に熱中し何度も再戦を申し込む
そんな中村の姿勢は「空気」からすれば攻撃対象となってしまう。そこで中村のリベンジの背景にある努力が判る友崎が吠え、少しずつ変わる友崎を見て自身も変わりつつ有った泉が助太刀する展開は本当に良かった
まだまだリア充指南は始まったばかりで第一巻における友崎の成長も微々たるもの。日南の指南を受けた友崎が本当に「人生」を楽しみ、そして彼の「自分の考えをそのまま喋る」特性がどのような結果に至るのか期待しながら今後も読んでいきたいと思えるほどの良作だった
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最も良ゲーのトッププレイヤーである主人公が二位のクラスメートを師に、人生攻略を始める青春物語。
ゲームを主軸に人生や努力を描いていますが、冒頭でゲームに負け言い訳を続けたリア充と、主人公の人生に対する感想の重ね合わせや、反復が技巧的で、すんなりと物語に入っていけました。またヒロインたちも魅力的かつそれぞれに作品としての役割があり、物語を楽しみながら好感を持ちました。
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努力の成果とはいえ、ゲームが超絶上手い時点で弱キャラじゃないんだよなあ。
自分を弱キャラと思い込んでいる強キャラ、みたいなもので…。
それを覚醒させる役を担ったのが日南さんなのでしょうね。
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「電車男」と類似コンセプト。オタクの矜持は維持しているようだが。
ポスト俺ガイルと評判の本シリーズ。初めて手に取る。
(フライの表紙は、著者もあとがきで力説している通り素晴らしい)
友崎くんがリア充に改造されていく話では、ゲーマー視点で語られたとしても、脱オタ志向で、ちと悲しすぎる。
続巻の展開はあるのだろうが。
最大の違和感は、日南のモチベーションがどこからきているかだ。
キモイと評価している男子(尊敬しているトップランキングゲーマーだとしても)を、いきなり自分の部屋に招いたり、すっぴんを見せたりしないだろうに。
ラストの友崎くんの感じた高揚感は、最も魅力を感じていた女性に一歩近づいたからだと思う。
が、そんなリア充的な衝動に友崎くんが興奮しているのは、なんか悲しく感じる。
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必要以上にお風呂とか、サービスシーンもなく(おっぱい大きなクラスメートの描写は多かったけど)人に見られることへの意識を努力で変えていくことを受け入れやすくお話にしてあって、面白かったです。魔法はないけど、高校生がゲームで日本一維持とか、多分無理だし、日南さんの存在がありえないから、その辺がラノベ設定かな?面白かったのと、小学校図書館に置ける内容なので、★一個プラス。
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人との話題の仕方一つでも人によって違うことや姿勢表現など確かに印象が変わるよなとは思い主人公が真面目の取り組むのが面白かったのと女の子が可愛いく書かれていてよかった。
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夫曰く最近流行り?のイケてない主人公が女子に垢抜けていく系のラノベ。
テンポも良く読みやすかった。
ヒロインがどの子も可愛い。絵もきれい。
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弱キャ友崎くん
著作者:屋久ユウキ
発行者:小学館
タイムライン
http://booklog.jp/timeline/users/collabo39698
陰キャ男子と完璧少女のキュンラブ。