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無農薬は気にしなくてもよい。それよりもカビのほうが怖い。食品添加物も同じ。気にして栄養が偏るよりいい。コンビニのサラダも同じ。
ガンの原因は肉と塩。肉は大腸がんのもと。
焦げは1トンくらい食べないとガンにならない。マーガリンは絶対に食べない。
ニンニク、キャベツ、キノコ、コーヒー。
検診は肺、胃、大腸。エコーで肝臓、胆のう、すい臓。
女性は乳がん、子宮、卵巣などをプラス。
大腸がんはポリープにできることが多い。なので大腸ポリープは無視しないこと。
50歳過ぎたら前立腺に注意。PSAマーカー、血液検査。
自治体のがん検診をチェックする。
聖路加病院で人間ドックをうける。
余命は嘘だから信じない。短くいう傾向がある。
医者はよいしょする。
ガンは治療しなくていい、は早期がん(ステージⅡまで)は別。それ以上ならケースバイケース。
混合診療は保険適用外。他のクリニックにいく必要がある。
がん治療には何が起きるかわからないのも事実。瞑想で治った例もある。
西洋式と東洋式を取り入れる。日本は西洋式一辺倒になりやすい。
民間療法の絶対治る、は嘘なのでやめる。
セカンドオピニオン、サードオピニオンを必ず求める。
日本では外科手術になりやすい。
外科と放射線科にセカンドオピニオンを求める。
外国では、まず放射線治療。
治療法は一度決めると後戻りできない。
相性が悪いと思ったら、ナースのボスに相談する。仲を取り持ってくれる。
紹介されるときに、誰の手術を受けたいか、紹介する先生に聞く。
がんセンターは最新の設備があるとは限らない。むしろ古い場合が多い。放射線の最新機種を探す。
抗がん剤は分裂が速い細胞を殺す。毛根、口の中、食道や胃の粘膜など。その結果、毛が抜ける、口内炎になりやすい、吐き気、嘔吐などが出る。
抗がん剤はそのうちガン細胞も毒として吐き出すようになり、耐性ができる。
分子標的薬に注目。
アミノ酸サプリ(グルタミン、グルタミン酸ではない)を毎食後10g服用。保険は効かない。
抗がん剤は効くガンと効かないガンがある。
急性白血病、精巣ガン、悪性リンパ腫は効果がある。
あまり効果がないものは、食道、胃、すい臓、腎臓、
効果がないもの、甲状腺がん。
第4の治療法=免疫療法。大病院では採用していない。
ホスピスを勧められたらもう治らないということ。
ガンは熱に弱い。温熱療法というものもある。
心臓、小腸にはできない。
年齢と進行は関係ない。
PET-CT検査。受けられるところが少ない。10万くらいかかる。
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・がんの治療は医者と相談して自分で決める 。医者にまかせきりにしない。
・治療法を自分で決められるようにがんの勉強をしておく。
・がんは基本的に遺伝しない。「大腸がん 」や 「乳がん 」など特定のがんについては 、家系の影響がある ・食生活などが似てくることによって 、家族ががんになりやすくなることはある。
・たばこと食事と運動不足に気をつけて生活すればがんの 2 / 3は予防できる。
・たばこは肺がんだけでなく 、舌がん 、咽頭がん 、喉頭がん 、食道がんのリスクを上げる。
・たばこは副流煙も危険 。家の中では吸わないようにする。
・日本の目標値は世界の目標値よりだいぶ甘いということ 。それだけ島国の日本は塩分と関係の深い食生活が定着してしまっているの 。塩分を摂りすぎると 、胃がんだけじゃなく 、高血圧になって心筋梗塞や脳卒中にもなりやすいから 、気をつけたほうがいい。
・肉を食べる日を週 2 ~ 3日におさえる ・塩分の摂りすぎは 、胃がんのリスクを上げるので 、減塩をこころがけ 、野菜や果物を摂ること ・魚のこげは気にせず食べていい。
・がんの予防には 「にんにく 」と 「きのこ 」がいい。
・1日に数杯のコ ーヒ ーはがん予防になる。
・ただし食生活を偏らせないことが大切 。 「これだけを食べていればがんにならない 」ということはない。
・乳がんはエストロゲンという女性ホルモンの影響を受ける。
・食生活の欧米化 、晩婚化の影響で若い人の乳がんが増えている。
・お酒を飲みすぎないようにして大豆などに含まれるイソフラボンを摂るようにする。
・遺伝子検査は 、まだ精度が高くない。
・ 1年に 1回 、胃がんと大腸がんの内視鏡の検査 、肺の C T検査を受ける ・乳がん検査はマンモグラフィーだけでなく 、エコ ーの検査を組み合わせること。
・がんかどうかは 、患部を切除し 、病理医が顕微鏡で見て初めて診断できる ・がんは誤診もあるので、初期のがんであれば別の病理医にも診てもらう
・余命はほとんど嘘だから信じないほうがいい。余命なんていうものは 、医者が経験をもとになんとなく決めているだけのもの 。がんや患者さんの状態 、どんな治療法を選ぶかによっても大きく変わる 。それに 、医者は余命を短く言う傾向がある 。もし余命より早く死んでしまったらクレ ームになる。
・受けなくていいショックを受けないために余命は聞かないようにする
・余命は医者が短く言っている可能性があるので信じないこと
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がんは遺伝しない(p35)
大腸がん
乳がん
卵巣がん
前立せんがん
皮膚がんが遺伝しやすい
カビを口にするのは危険なため
農薬を気にせず野菜や果物を食べていい
食品添加物は
厳しい規制の下に使われているので
特に気にしなくていい(p46)
がんの原因になるのは肉と塩(p52)
日本人の塩の目標値
男8グラム 女7グラム
WHOの基準値5グラム以下
日本人は肉を消化しずらい
田ゲルト大腸がんになる
週に2-3日
一週間にに500グラム以内
がん予防に一日ひとかけらのニンニクとキノコ(p68)
アメリカの国立がん研究所が
国家予算をかけて調査
ファイトケミカルの量が多い食品が
ニンニクとキノコ
一日に数杯のコーヒーはがん予防になる
自治体のHPで
無料検診をやっていないかチェック(p129)
症状があるとき
医者に相談すれば保険がきくので
検査が受けられることがある
これだけ検査すればOK
肺のCT 1-15000円
胃の内視鏡 15000-3万
大腸の内視鏡 15000-25000円
肝臓胆のう膵臓腎臓
3-5000円
ピロリ菌 3-5000円
肺炎ウィルス 3000円
子宮頸がん 5000円
子宮がん細胞診 3-6000円
乳がん超音波 3-5000円
前立腺PSA検査 2-4000円
計62000~103000円
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治療方法の説明や、患者としてあるべき(患者にとって有益な)態度や医師のあるべき姿が簡潔かつ明確に書かれている。著者の主張がはっきりしていて、熱い想いを感じた。
内容も納得感のあるもの。大事なのは自分で調べることというのはその通りではあるが、有益な情報がたくさん載っている。
検診の有効無効、生活習慣や食べ物の話もなるほどなあと思いながら読んだ。
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がんとは何か、治療法のいろいろなど、基礎知識をわかりやすく解説。
会話形式で読みやすく、絵や図解、たとえもシンプルで工夫されている。
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「がん」に関する医者のぶっちゃけ。でもわりとまともな内容。要は、まずは知識を身につける、医者も人間だという前提で付き合う、最後まで前向きに、ということ。
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がん検診を受けたことがない人、身内にガンにかかったことがない人など、はじめての人が読むには入門書として、分かりやすいと思う。
もうある程度知っている、がんにかんして治療を身近で見ていた人にとっては、知っていることもあるが、考え方や再認識をするためにも良いと思う。
とにかくまず予防。
・たばこ、副流煙、食事、運動不足。
・塩分を控える。女性は1日7g。
・肉を食べるのは週に2~3日。
・デザイナーズフーズピラミッド:
にんにく、きのこを積極的に摂取して。
・歩行マラはそれと同等以上の身体活動を毎日60分、
息が弾み汗をかく程度の運動を毎週60分
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[墨田区図書館]
「難しいことはわかりませんが〜」シリーズの一冊。恐らく同シリーズの「お金の増やし方」が何かで検索ヒットして、こちらも見つけた記憶が。どちらも予約していたらやっとこちらの本が手元に来たので一読。
ものすごく目新しいことが書いてあるわけではないけれども、「がん」というものに対する"残り方"の話(P17、ちょうど学研の科学クエストで人体免疫システムを読んだ後だったこともあり、やっとすんなりとイメージできた感が。)、改めてがんの種類(日本人がなりやすい種類とか、家系の影響が大きいがんとか)や、「免疫治療」などに関してぼんやりと知っていたことをまとめて整理出来た感じで好感は持てた。
■家系の影響が比較的大きいがん
大腸がん、乳がん、卵巣がん、前立腺がん、ひふがん
■がんの予防
禁煙、栄養バランス、良睡眠、などは基本中の基本で、効果のある食材は「にんにく」と「きのこ」、一日数杯のコーヒーなど
■がん部位別死亡数(2014年度)
・男性:肺がん、胃がん、大腸がん、肝臓がん、すい臓がん
・女性:大腸がん、肺がん、胃がん、すい臓がん、乳がん
■推奨検査
・三大がん(肺、胃、大腸、死亡4-5割を占める)の検査は行った方がいい。胃と大腸は内視鏡、肺はCT検査(何ミリ単位かも確認して1cm未満のものを、MRIなら3ステラあればいい)がいい。乳がんはマンモグラフィーだけでなく、エコーも組み合わせて。
・エコーで甲状腺、肝臓、胆のう、腎臓、膵臓、膀胱、前立腺なども検査化膿。50歳以上は前立腺がんのPSA検査(その他の腫瘍マーカーは検診には不向き)を受けたほうがいい。
・ピロリ菌は胃がん、肝炎ウィルスは肝臓がん、ヒトパピローマウィルス(HPV)は子宮頸がんのリスクを高めるので検査して除菌など治療する。
■診療について
・保険診療と自費診療を同時に受けられない。
・クリニック(ベッドが19床以下)は健康保険の範囲外の診療がやりやすく、大病院がやらない先端治療が受けられることもある。
■がんの三大治療
・手術:日本の初期治療の大半
・放射線治療:欧米の初期治療の6-7割を占める。日本では2-3割のみ。
・抗がん剤:分裂するスピードが速い細胞を殺す毒物的な薬。正常な細胞でも分裂の早い、毛根、粘膜(口中、食道、胃腸)、骨髄などもやられやすい。
・外科に勧められたら放射線医に、その逆なら外科医にセカンドオピニオンをもらうと良い。
■抗がん剤について
・抗がん剤には「薬剤耐性」がきくと、がん細胞が抗がん剤を毒として吐き出すようになってしまうから、ある程度の期間が過ぎると効かなくなってしまう。また、抗がん剤自体の効き目が効きやすいがんと効きにくいがんがある。
・完治が期待できるがん:急性白血病、ホジキンリンパ腫、精巣がんなど(ただしこれらはがん全体の10%ぐらい)
・延命が見込めるがん:乳がん、卵巣がん、大腸がん、一部の肺がんなど
・延命があまり見込めないがん:食道がん、胃がん、すい臓がん、腎臓がんなど
・効果が期待できないがん:甲状腺がん
・「分子標的薬」であればがん細胞のみを攻撃するので副作用が少ない。
・副作用を和らげるにはサプリメントがいい。グルタミン(酸ではない)というアミノ酸を毎食後10g服用するなど。
・抗がん剤の評価には「奏効率(がんが半分の大きさになる率)」を用いるが、患者が欲しているのは「生存率」
■免疫療法(がんに対する免疫を強化する治療法)
・リンパ球療法(細胞免疫療法)
・樹状細胞ワクチン療法は、樹状細胞(がん細胞を攻撃するリンパ球に対して指示を与える)を患者の体内から一旦取り出し、培養&がん細胞の情報を持たせたうえで体内に戻す方法。とても効くがまだ臨床試験をパスしていないので保険が適用されず、1サイクル5回くらいで200万くらいする。また、あまり効果のない樹状細胞ワクチンが多いので、事前に生存曲線を見せてもらって判断すること。
■その他
・心臓にはあまりがんはできない。殆ど筋肉&常に拍動していて熱を持っているから?
・スキルス性の胃がんとは、通常内部に大きくなるのに胃壁の外、腹膜に広がってしまうもの。胃の外なので発見が遅くなり死亡率が高い。バリウムの方が見つけやすい。
・白血病は血液のがんで多くは遺伝子変異による、偶発的な発生で稀ながん。
・日本人(黄色人種)は皮膚がんにはなりづらい。
・PET-CTは特別な薬でがん細胞に目印を付けてからCT検査で確認する方法。痛みもなく短い時間で全身を調べられるが、10万くらいかかってしまう。
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基礎知識、予防、検診、告知、治療選択、治療、
わかりやすく纏められている。
知っていることの大切さを感じます。
医療はどんどん進んでいるのでした。
がん予防のために、元気でいると思っている子どもたちに送る。予防知識は必要です。
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がんについて学ぶことはやはり怖いもので、読み終えるまで何度かお腹が痛くなりました。
しかし、予防やがんとの戦い方、最後には上手な付き合い方を学ぶためにも読んでおいて良かったと思います。
爆笑問題の太田さんが病気になって治療を諦めている後輩に「探せば助かる道はある。病気ではなくバカで死ぬな」と言われた話を思い出しました。
どんな偉い人でもお金持ちでも人は等しく死ぬものです。
がんを必要以上に怖がって目をそらすのではなく、大切な人と1日でも長く過ごすためにこの本はとても有用だと思いました。
また、医療技術が発達した時のために5年ごとくらいに新作を出してもらいたいです。
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母がガンになった時、
妹たちが看護師だからと何も勉強しないまま
看取ってしまったけど、
やっぱりいろんな情報を知っとけば良かったな。
ただがんペプチドワクチンがすごく効いたのは
事実で、本当に医学の進歩は凄い。
この本自体は母の没後に出てるけど
すごくわかりやすかったし
先生の態度がとても好感持てたから
今後のことを考えて
また読み返したい。
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病気になったとき決して医者任せにはせず、自身で勉強して自身の意思で治療法を決定することが大事であるということが分かった。そして食事や運動等予防できることはしよう。そうでなければ悔いが残る。どの分野においても受身はいけない。
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自分が癌にならない方法
・がんは末期になるまで痛くないことを知ること
・減塩すること。
→塩分は胃がんを増やす。更に高血圧になる心筋梗塞、脳卒中を増やす
・
ピロリ菌検査をし、いる場合は除去すること。胃がんのリスクを減らす
・肉を食べる日を週2,3回に抑えること。大腸がんのリスクを減らす。タンパク質は代わりに魚で取り、EPA, DHAでがんを抑えられる。
・にんにく、きのこ、コーヒーを摂取すること。野菜・果物を意識して摂取すること
・歩行またはそれと同等以上の身体活動を毎日60分行うこと。息が弾み汗をかく程度の運動を毎週60分行うこと。
・がん検診は50歳までは2年に一回、それ以降は毎年受けること。肺、胃、大腸を検査すれば死因の約4から5割を検査可能。プラス肝臓、胆嚢、膵臓あたりを負担のないエコーで検査すれば大体カバーできる。
肺はレントゲンよりCT、胃はバリウムより内視鏡、腸は血便検査より内視鏡が正確。高いしあまり備えているところが少ないがPETCTは内視鏡いらずで負担が少ない。
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難しいことをシリーズの第2弾。
内容は、ガンにならない方法だけでなく、いざガンになったらどうすれば良いかも書いてあり、とても勉強になった。
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要点がまとまっていて、とても分かりやすく読みやすい。「がん」の事は気になっていても、自分だけは大丈夫と思いがち。がん保険に入ったから、がんが治るわけではない。知識をしっかり身につけて、自分の命と健康に向き合わなければならないと改めて感じさせられた。