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コトとコト、モノとモノ間の、一見遠い世界に見えて共通する何か、同じ構造の要素を見つけ出し、応用する力。
起きている事象の構造を見抜いてコントロールしたり、新しい仕組みを生み出すことをテーマとしている。
替え刃モデルのビジネスモデルや、プラットフォームビジネスなど、あらゆる業界において一定の囲い込みや制約を作るなどのルールを身につけようという話。
AIがそう遠くない未来に、人の労働力をおそらくほぼ全て代替できるだろうという兆しが見えた社会で、真似出来ない発想の飛躍が必要だと訴える。
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久しぶりに、細谷さんの本を読んだ。
以前にも読んだ内容(Why型思考)もあったが、ほとんど、実践出来ていないと、愕然とした。
読むたびに、新しい気づきと危機感を得られる。
相手の「心の声」(上位目的)を常に意識して
、行動していこうと改めて思いました。
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一つ上、外から、別の視点で物事をとらえるメタ思考。
その方法論として、Why型思考とアナロジー思考を紹介し、解説つきの演習問題と、答えが示されない応用問題で思考法をトレーニングできる。
上位目的を問うWhy(なぜ、何のために)という発想。
要するに、類似点で展開してみる発想。
シンプルだけれど、強力な方法だと感じられた。
16-123
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【上位思考】
バードビューのように上から物事を見て考えろということですが、鳥より上から見たらどうなるのでしょう。
バードビューしているものをさらに上から見れてしまいます。
地球、太陽系、銀河系とどんどん大きくなってしまいますが、現実的には地球を見ることができれば十分でしょう。
インターネットの世界ではほぼリアルタイムで世界(ネット環境があれば)の動きを見ることができます。
さらに情報を集めようとすればIoTのようなシステムが必要となります。
あらゆるものがインターネットにつながると常に監視されているようで気持ち悪いですが、上位から見られるということはそういう意味でもあります。
いま、われわれは概念的に三次元の世界にいますが、四次元、五次元などの高次元から見られたらそれも上位から見ていることになります。
現に、われわれは二次元の世界のものに比べたら圧倒的にものごとが見えています。
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ものごとを俯瞰して広い視野で眺め、Why型思考とアナロジー思考を駆使して問題解決を図るということが、謎かけなどの様々な例題を使ってわかりやすく解説されています。アナロジー思考を体得するには、日常的なトレーニングが必要だと思われますが、頭の体操にも良さそうですネ。
べそかきアルルカンの詩的日常
http://blog.goo.ne.jp/b-arlequin/
べそかきアルルカンの“銀幕の向こうがわ”
http://booklog.jp/users/besokaki-arlequin2
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▼福岡県立大学附属図書館の所蔵はこちらです
https://library.fukuoka-pu.ac.jp/opac/volume/287955
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アイデアを豊富に出すための方法として、アナロジーがある。別のビジネス・サービスを抽象化し、目に見えない類似性を当て込むやり方。他にも、使い方としては、ざっくりと理解したり、大きな方向性を考えたり、仮説を考えるのに向いている。
物事の本質を見極めるために、メタ思考は必要。上司からこれやっといてと言われて、言われるがままにやるのでは、結果が大きく異なる。せめて目的を聞かないと、本当に上司が欲しいものを提供できないし、間違たものを提供して作り直しということがざらにある。WHY思考を手に入れて、目的志向になることで、より深く相手を理解できるようになる。これは訓練。
類似性という意味で多くの話題を提供してくれているこの本。例えば、自転車を乗れるようになるには、「補助輪付きで⇒緩い下り坂で⇒平坦な道で⇒上り坂で」といったステップアップがあるがこの進め方を応用できる業界・仕事はないかを考える。
ハエトリ草のように、重要でありながら誤作動が許されなく、慎重すぎると大事な機会を逃してしまうような仕事はないか。
一見さんが多いといった、客の構成比に着目しても類似性を多くの他業界に見出すことも可能。
いやはや。世界の見方が広がるって面白いなあと感心する本だった。
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メタ思考というのを最近別の本で読んで、もう少し知りたいと思って買った一冊。
「無知の知」最強説といった感じで、特に目新しい手法ではなく、クリティカルシンキングだとかアウフヘーベンだとか「なぜなぜ思考」といった同じ手法で思考する方法は山ほどあるのだけど、そういった手法をずらっと並べた上で「メタ」に知織化していき、実践していくという内容はかなり鋭い。
こういった「メタ思考」を求められる仕事こそ「やりがいのある仕事」と自分が今まで感じていたな、と思った。
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他人への批判を自分にあてはめてみる
ビジネスモデルを思い切り具体化→抽象化してアナロジーとして利用
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最近職場で「メタる」という言葉が、やや流行っている。
この本はメタ思考を設問への回答を考えるという形で学んでいく本。
結構メタれていると思っていましたが、まだまだなんだなと思い知らされた。
アナロジーに多くのページを割いているが、
アナロジーを使うことがメタ思考であるということは、
言われれば確かに!と思いつつ、気づいていなかった点であった。
(心理学では当然でしょという感じかもしれませんが)
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上位に目をむける、概念をとらえる、構造(パターン)を読み取る、みたいな考え方に注意を向けるのに、トリガーとなることばを用意しとくとよいなとおもった。それはなぜ?、〜そのもの、ようするに、たとえると、〜と同じで。
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一読して、いやな予感がしたので読むのを辞めた。これを知ってるから良い、でも知らないあなたがたみんな悪いひと、みたいな構造に持ち込まれると著者の恨み言のように思えてもう先を読みたくなくなる。
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帯にあった「信号機」と「特急の停車駅」の共通点は?に興味をもって購入。
新入社員の人には、おすすめできないかなと思いました。ある程度、経験された方にはおすすめです。ビジネスの応用編と解釈しました。ただ、個人的に思ったのは、自分だけが考えるのではなく、わからなければ周りを巻き込んでもいいのではと思いました。
本の中には、演習問題や応用問題が記載されており、実践する能力を鍛えるのですが、ある程度の経験や洞察力を備わっていないと、効果がでないのかなと思いました。演習問題には一例として答えがあるのですが、応用問題はありません。回答の一例が一つでも挙げてほしかったです。考えることに意味がある?なのか一例として、記載してほしかったです。歯に物がはさまった気持ちで、消化不良だなと思いました。
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メタ思考とは、あるものを一つ上の視点から客観的に見てみるということ。近視眼的にならずに、気づきが生まれる。本質が何かを考えることが重要。そのためのトレーニング問題が設定されている。
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・感情にまかせて行動する人
・思い込みが激しい(ことに気づいていない)人
・常に具体的でわかりやすいものを求める人
・(根拠のない)自信満々の人
・他人の話を聞かずに一方的に話す人
・「自分(の置かれた環境)は特別だ」という意識が強い人
このような人たちは先述のメタ認知ができていない状態ということになります。ところが、 往々にしてこのタイプの人たちは行動力があり、それなりの実績を上げて地位の高い人も多く、そうなるとさらにこれらの傾向に拍車がかかってきます。その状態に入ったらもはやメタの視点で考えるのはほぼ不可能と言えます。 ー
メタ思考は大事だなぁ〜。
メタ思考が出来ていない人にいかに気付いてもらうのか、という永遠のテーマは解消されないけれど、勉強になった。