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微表情とは0.2秒程度の時間で現れる表情で、
相手の真に感じている感情である。
いくら笑顔でも実際はつらいという気持ちでいっぱいとか、
実際はそんなにうれしくはないという気持ちを見抜くと、
うつ病の未然防止や交渉時の改善につなげることが出来る。
といったことは理解できたのだが、
見抜くためには訓練するしかない。
本に書いているのは
普通のことしか書いてないのが若干残念なところ。
【勉強になったこと】
・微表情は万国共通の現象
・微表情には相手の無意識の感情が表れる。
読み取ることが出来るためには、
表情筋の動きとの関係、感情の機能を理解する
微表情を正確に読み取る
感情の機能をサポートするような会話の流れを作る
といったステップを踏んで訓練していくのがよい。
・万国共通の7つの感情
幸福、軽蔑、嫌悪、怒り、悲しみ、恐怖、驚き
・自分自身の思考や感情のうち自覚しているのはたったの5%
・愛想笑いの特徴
左右非対称
笑顔が4秒以上続くことがある
目の周りの筋肉が収縮しない
突然笑顔になり、突然笑顔が消える
口角が先に上がる
・一般的に日本人は、どうしたらいいか分からない
困惑した状況に直面したり、ネガティブな感情が
沸々と沸き上がってきたりしたとき、愛想笑いで
誤魔化す傾向がある。
・ケンカするのは良いことだが、
軽蔑や嫌悪の表情が表れたときは相手の言い分を
まずは受け入れること
・肯定、否定と言葉と表情で違う状況が生まれたとき、
信頼出来るのは表情のほう。