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さすがにみるべきところが違う。
普通介護といえばされるほうが主体となってしまうのだが、される側、する側どちらにも主体を置かずその中間点にある空気の存在を取り入れる面白い試み。
そのためVTRにすべてを記録しているようだがそれを解析するのも大変だっただろう。
この観察により新しい介護方法が生まれれば素晴らしい。
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介護は介護する側の一方的な行為と思われがちだが、実際には、介護する側とされる側の双方が、体をそれぞれのやり方で動かすことで、達成される総合行為なのである。
擬音語、擬態語の特徴:ごくん、ごっくん ぽんぽん、ぽーんぽーん、促音、撥音、長音を挟むことで動作の様子に合わせて、自在に伸び縮みさせられるし、少し弾ませられる。
「よいしょ」の謎 一人のときの「よいしょ」は人によっていろいろなパターンがあるけど、複数で何かをするときの「よいしょ」はタイミングを取る「しょ」になっている。
ずれているから、うまくいく
一ではないところからやり直す。
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・意図を超えた微調整によって様々なことが成り立っている。
・その調整はそして相互的である。
意図にだけしばられていると、その微調整や相互性を無視することにつながり。ディスコミュニケーションを生む。そこを無視してこころの問題や精神性と結び付けられると時にそれは悲劇を生むかもしれない。
ぼくら単なる物質でもあることをもっと考慮にいれたほうがよいかもしれない。
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369.1
『ぼけと利他』と同じようなテーマなのだがエピソード中心だったから読みやすかったのか、こちらがちょっと読みづらかったのは専門用語(?)が出てくるからかな
でもおもしろかった。
ジェスチャーがどう始まるかだけでなく、いつ・どう終わるか、に注目するところや、カンファレスをどこで行うか、という話。
著者は動物行動学が出身で、介護現場で観察研究をしている。
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出版社(医学書院)ページ
https://www.igaku-shoin.co.jp/book/detail/89492#tab1
序文・目次・書評紹介
「介護するからだ副読本」のページ(まえがき、文献リスト、著者紹介)
https://12kai.com/kaigo/