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時代設定はウルトラマンが去りウルトラセブンが来る前。ウルトラマンがいなくなった後でも怪獣は出現しており、早田隊員は精密検査を受けさせられウルトラマンの痕跡を見つけようとしていた。また怪獣などの細胞を培養し兵器としての活用も進んでいた。
思ったよりも面白かった。もっと荒唐無稽な話かと思ったら真面目なSFでストーリーもきちんとしていて読んでて楽しかった。
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ウルトラマン商店街のある祖師ヶ谷大蔵の図書館で借りる。ウルトラマン最終回後の話だが名平成怪獣、敵役がわんさか出てくる。フェチズムとウルトラ作品への愛に溢れたお話し。私は好き。
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・ウルトラマン去りし後。
・初代ウルトラマンがゼットンに破れ地球から姿を消した後も襲いくる怪獣や敵性異星人と人類(主に科特隊)の闘いは続いていた。
・少年時代リアルタイムに「ウルトラQ」や「ウルトラマン」「ウルトラセブン」を観ていた世代だが当時の雑誌記事(たぶん漫画誌)にウルトラマンは頭脳労働者(研究者)で、セブンは一人の警官だったという説が載っていた記憶がある。セブンはまだ本来の役目に近かったがどちらも近接戦闘のプロというわけではなくしかもある意味雑兵に過ぎないと。で、M78星雲とやらには強い連中がまだまだなんぼでもいると。
・せやからアニメのウルトラマン(ジョーニアス)でM78星雲とは違ったと思うけど、そんな連中ばかりいるとこを襲う連中って凄いとは思った。
・M78星雲人って星雲をあげて宇宙中の平和を守ろうとしてるボランティア団体というか多国籍軍というかそんなんやろか?この本にはその答え?も。
・ウルトラマンやセブンは裸で戦っていたのか、それともあれは一種の戦闘服だったのか、当時から疑問に思っていたが、攻撃兵器も備わってるみたいやからやっぱり裸はないやろなあとは思った。なら、中身はどんなんやろうとか。
・もうちょっと科学にくわしくなってからはなんで怪獣やウルトラマンは巨大になっても自重で壊れないんやろかとか、この状態で倒れてもつぶれもしないんはなんでやろかとか、そもそもどういう原理で巨大化したり小さくなったりできるんやろう、宇宙の法則に反してるかとか。
・てなことをみんないろいろ考えてたわけやけど、今回の本もそんなひとつかもね。なんかうまいこと理屈をつけてみようと。なんでスペシウム光線を多用せずプロレスごっこしてたのかとか、アラシとフルハシ、フジ隊員と江戸川由利子がそっくり!なことの理由まで書かれている。
・エヴァっぽいのも出て暴走したり。キューティーハニーも入ってるかな。サービスいっぱい。
・あ、科特隊の面々がウルトラ警備隊(地球防衛軍)におれへんかった理由は書かれてへんな。いてる方が普通やと思うんやけど。もしかしたらどっかで全滅してもうたか?
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SF小説のおすすめ作品、というリストから手に取りましたが、イマイチ楽しむことができずに読了してしまいました。
おそらく、SFが好きな方や「ウルトラマン」の世界観(やストーリー)をしっかりと把握している方であればもっと楽しむことができたのでしょうが、そのどちらでもなかったので……
異星人からの技術力を転用する人類の科学倫理についての否定的な視点や、「なんのために人類は生きるのか」というような命題について考えさせる登場人物の立ち居振る舞いなど、いわゆる「SFらしさ」を感じさせる、いわば定番の要素を含んだ作品であるように思います。
以前しちょうした、アニメ映画版ゴジラ(怪獣惑星など)の雰囲気に近い印象も受けました(…SFをしっかり読んだ経験があまりないので、勘違いかもしれませんが)。