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原因と結果の法則というタイトルだけど、核となるのは「自分を作るのは自分自身」であるというシンプルな考え方。外因的な要因ですら、それは自身の内因から生じたもので、自身がよい人生を、よい生活を営もうと努めれば、自然とその環境を得ることができる。というもの。
思えば自分の今までの人生も、可もなく不可もなくといってところだけど、ある意味自分が思っていた通りの人生を歩んでいる気はする。そこまで悲観も楽観もしていないけど、それ相応の…という人生を自分で歩んでいるなと。
大事なことはこれを読んで自分の内因を変えるということ。それに年齢とかは関係なく、自分に他人に言い訳をしないということ。遅いということはないということ。
啓発本はあまりのめりこみたくないので、評価は中立な立場で3.でも、あらゆる啓発の基礎だと思う。
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(個人の感想です)
デール・カーネギーの「人を動かす」は大好きだ。それらの著名な本の源流となっていると言われるこの本、凄い期待してページを開いた。
日本語で書かれている。理解できない単語はない。けれど1段落読んでも何を言いたいのか理解できない。いや、私がそれを理解したくないのか?
私が読む段階ではないだけなのかもしれないのだけれど、ポエム文章としか読めなかった。目を通したはずなのだが、最後まで読んでも、意味が心に落ちなかった。
新訳ということなので、いつか旧訳を読んで、それで考えよう。
(追記)
この本を読み終えた後に別な本を読んで気づいたこと。
おそらくこの本はすべてのことの源流となる本質を書いているのだろうと思う。
たとえば「1日1善」とか「情けは人のためならず」とか、そういうことを。けれども元々の前提となる教養が無い私にとっては、それだけを聞いてもすぐに意味はわからないし、分かったとしてもどう実践するかというと難しい。だからこそ、これを源流として本を書いた人々は本質に物語をつけて説明し、理解しやすくしたのではなかろうか。
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自己啓発書の原典という位置付けや、書かれた時代とかを勘案した上で読むのは大切そう。個人的には社会福祉の価値との齟齬をうまく折り合うのが難しい。
ただ最後の、「心の平和という貴重な人格を身に付けることは究極の目標・価値」というくだりは素直にいいなと思った。同様に6章の、「夢想家は救世主」というのもわかるなあと。
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あらゆる自己啓発の原点?に近い存在の本著。確かに、いろいろ自己啓発の本を読んで感じたことは、結局書いてあることはそこまで変わらない。違いがあるとすれば伝え方であって、その詳細な例とかその辺の違いかな~と思う。そういった意味でいえば、1902年に出たこの本著はまさしく原点と言えるものだろうし(ほかに古いのなければだけど)、ここに書いてあることも、まさに後発できた自己啓発本と、おおまかな内容は同じだと思う。
ただ、どうしても受け入れられないのが、自分の中の考え方が周りの環境等を引き寄せている。自分で起こしている結果で、悲しい結末を迎えてしまったのは、自身の内面の施行が原因としているが、それは腑に落ちなくて。
じゃあ、生後間もなく生まれて亡くなった子供は、そういう考えのもと生まれたの?とか、障害等を負って生まれた人や病気等についても自己思考の賜物というのは納得できない。
まぁ同意できる部分もある。自分の考え方で世界はどうにでも捉えることができるというのは賛同できる。だから、自己の思考が大切なのはわかる。でも全てではないと言いたい。
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あなたの人生を作っているのはあなた自身である
良い思考は良い果実を結び、悪い思考は悪い果実を結ぶ
原因を外部環境に求めるのではなく、自分自身の中にあると考える。環境はその人自身が作り出しているものである
思いは習慣や生き方になり、習慣や生き方が環境に現れてくる
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すべての自分に起こる結果は自分自身が招いたものである。自分の現状を環境や出自のせいにして生きるのは楽である。自分と向き合って生きる道は厳しいが楽しく成長できる。
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まさに真理だが、具体例がないので自分で現実と照らし合わせながら理解していくしかない。
じっくりと何回でも繰り返し読むことで理解が深まりそう。
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自己啓発系での名著となると、ほぼ必ず上がっているので手に取った。サクッと読了出来る。
内容は非常にシンプル。自分の人生初自分で変えられるといった悟りの書。
宇宙は完璧に出来ているという。良い思考をする人には良い人生が。悪い思考には悪い人生がやってくるという。
自分には今ひとつ響かなかったな。ただ、真理はずっと昔から変わらないものだというのは納得。
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人が成功するための思考の持ち方が書かれた本。良い考えのもと、良い行いをすれば、良い結果が得られるというシンプルな教えが書かれていた。ここに書かれているような事は他の本で何度も見たことがあるが、たぶんみんなこの本を読んだのだと思う。
「自分の人生は自分次第であり、人生は自分の責任である」
人や環境のせいにする暇があるなら、自分で何がダメなのか考えてどんどん行動していきたい。
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1章と2章だけでも良いかも
人は自分の思考の主人であり、人生の条件、環境、運命の創造主でもある。
思考が行動の芽を出させ、行動が環境をつくる。
自分の考えている事は秘密にできない。思いはすぐに習慣や生き方となって具現化し、環境となって現れる。(仮に、今自分が望む環境にいないと感じる時には、2フェーズ以上前の自分の思考を注意深く観察すべき。)
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思いが今の自分を作り出している。とてもシンプルなビジネス書、というよりもはや哲学書。結局つきつめるとこうだよねというころ。
手元において読み直したくなる本
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サクッと読める本です。
起こった出来事は全て自分の考え、行動の結果であり、環境のせいではないという事を強くメッセージされています。
今の状態に満足せず、明確な目標、大事にしている考え方、欲望に溺れないよう心がけます。
以下のフレーズが印象的でした。
・人は自分が欲しいものを引き寄せるのではまりません。自分の心の状態にふさわしいものを引き寄せるのです。
・あなたを取り巻く世界はあなた自身の心を映す万華鏡です。
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思ったことしか結果にならない
欲望をコントロールできなければ未来は開かれない
→簡単な例で言えば節制など
思い続けるとそれにあった舞台が用意される
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「原因と結果の法則」は坂本貢一氏が翻訳した、緑色の本がベストセラーになっており、有名である。本書は文庫本で新訳ということなので、時代に合わせてわかりやすく訳されているかと期待して手に取ってみたが、相変わらずわかりづらく、あいまいな表現も多かった。
主旨としては、言っていることはわかるのだが、ストレートに伝わってこない。自己啓発書の古典だが、自己啓発はその後に良い本がたくさん出ているため、10代、20代の人に最初の数冊としてはお勧めできない。ナポレオン・ヒルの「思考は現実化する」などの方がわかりやすくお勧めである。
内容は「人は自分が思っているとおりのものになる」という一文に集約されるが、「思っていることが実現する」わけではない。誤読しないように注意が重要だ。本書の34~35ページにも書いてあるが、下記の文を見過ごしてはいけない。
”人は自分が欲しいものを引き寄せるのではありません。自分の心の状態にふさわしいものを引き寄せるのです”
”人は自分がこうであれと思うものを得るわけではありません。私たちは自分が努力して勝ち取るものを得るのです”
紙の質について。価格は安いが、それに比例して紙の質は良くない。洋書のペーパーバックよく使われるような紙である。わら半紙のようにざらざらとして質の良いものではない。
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・聖書の次に読まれている世界的ベストセラー
・「人は自分が思っているとおりのものになる。これは人間そのものの在り方だけでなく、人生の全ての条件や環境でさえも自分が作っている。」
・「人は自分が思考するものになる。」
・行動は思考の花。喜びや苦しみはその果実。
・私たちの人生はある法則に従っている。それが「原因と結果の法則」。これは絶対的なもので揺るぎがない。
・「人は自分の思考の主人であり、自分の性格の形成者である。また、人生の条件、環境、運命の創造主でもある」
・自分のエネルギーを良い方向に転換し、自分の思考を有益なことに向ければ良い。
・自分自身の意識的なマスターになるためには、自分自身の内側をよく見て「思考の法則」を発見することが唯一の方法。
・思考の法則の発見とは、この法則の使い方を学ぶこと、自分を見つめて自己分析すること、そしてそれを経験すること。
・自分自身の存在の真理とは、自分自身が自分の性格の創造主である、自分の人生は自分自身で想像している、自分の運命は自分自身で作っている。
・私たち人間は自分のマインドから、誤った考え、役立たない考え、不純な考えを全て取り除く必要がある。
・このようなことを追求していくうちに、私たちは遅かれ早かれ、自分が自分の人生に全責任を負っている監督であることを発見する。
・人生には偶然と言う要素は一切ない。
・環境は思考の持ち方によって変わる。
・人は自分が欲しいものを引き寄せるのではなく、自分の心の状態にふさわしいものを引き寄せる。
・私たちは外側の環境をなんとか改善しようと必死だが、自分自身を変えようとはしない。外側に起こっている「結果」に対して常に反抗する一方、自分の心のなかに日々「原因」を養い育てている。
・自分のマインドと人生に起こる原因と結果の法則の働きをよく観察し、外に起こることが原因ではなく、自分の中に原因があるとわかればフラストレーションは起こらない。
・良い思考から悪い結果が生まれる事はない。悪い思考や悪い行動が良い結果をもたらすこともない。 とうもろこしからはとうもろこししかできない。この法則が自然界の中で機能している事は誰もが知っているが、それが私たちの人生の精神的、道徳的世界においても全く同じように機能しているという事実を認識している人は多くない。
・苦しみは常に何らかの誤った思考の結果。苦しみはその人が自分自身との調和、そして自分の存在の法則との調和に失敗していることの明確な印である。
・完全に浄化され純粋になった人は、苦しみから抜け出すことができる。
・私たちは、自分の環境を直接的に選択することはできないが、自分の思考は選択できる。
・人間は心にしっかりとした目標を持ち、その目標の達成を目指さなければならない。そして自分の目標を常に思いの中心に据えなければならない。
・私たちはこの目標を自分の第一の義務であると心得、自分の設定した目標の達成に全力を注ぐべき。
・たとえ、その目標の達成に繰り返し失敗したとしても、(弱さを克服するまでは失敗は必要)それを通して��に付けた心の強さ、性格的な強靭さこそが、真の成功のバロメーター。
・大きな目標がまだ見つかっていない人は、いかに小さくてつまらないものに見えても、今目の前にある自分の仕事に思考を集中する。目の前にある今やるべきことを完璧にやり遂げるように努力することによってのみ、思考が1カ所に集中して磨かれ、決断力とエネルギーが開発される。
・私たちは目標を決めたなら、そこに至るまっすぐな道を心に描かなくてはならない。疑いや恐れは厳しく排除しなければならない。疑いや恐れの思いがあっては、何事も達成できない。
・自分の状況を変えることができるのは、自分だけ。
・私たちの成功は、自己コントロールなくしてはありえない。自分の混乱した動物的な欲望を抑制し、自分の計画の進展に心を注ぎ、自分に自信を持ち、自分の決意をいかに強く保てるかにかかっている。
・「あなたのビジョンを大切にする。気高い夢を持ちなさい。あなたは、あなたが夢見た人間になります。」
・自分が思考によって作られた存在であることを理解すればするほど、人の心は平和になる。なぜならば、このことを知るためには、自分以外の人たちもそれぞれの思考によって作られた存在だと言う理解が必要だから。