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グーグル(現Alphabet社)やモルガン・スタンレー等にて、長年、人材開発やリーダーシップに携わってきた著者が、グローバル化の進む日本のビジネスパーソンに向けて語る「新しい働き方」とは? 行動力、発想力、学習力、集中力、問題解決力等、未来に向けてもっとアクティブにイノベーティブに働くためのヒントがぎっしり詰まった1冊。
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ここまでリーダーシップについて総体的に書かれた本には初めて出会いました。
日々意識に取り入れたい。
個人的にいつもあとがきを読むのが好きですが、本当に最後のあとがきまで、というよりあとがきで一番やはりPiotrさんの凄さを感じざるを得なかった。ありがたいことに何度かお会いしたことがありましたが、改めて感銘を受けました。
リーダーシップの3つの基本
①親切さ
②厳しさ
③遊び心、茶目っ気
どれかひとつに偏るのではなく、3つをケースバイケースで使い分ける
「こうしたほうがいいんじゃない?」の提案の積み重ね。
★アイデア出し
①一見関係ない3つの繋がりを考える
例:コーヒー、スマホ、ミルク
②別世界からアイデアを持ってくる
例:ベンチマークを探す。コーヒーの場合はワインの例を参考にし、コーヒーを考える際に何を検討できるか考える
例:すでに解決済みの事例を探す。競泳水着をどの動物よりも早く泳げるサメから参考を得る。
③ルールを破る。
例:あえて水でコーヒーを入れる
④違う人の視点で問題を見る
例:ユーザーの立場なら、スティーブジョブズの立場なら…
★一週間で結論を出す
★「こうゆう理由でこうなるはず。だからこうゆう手を打ちましょう」と自分の仮説結論を出す
★don't bring me problems, bring me solutions.
ソリューションのない提案は提案と言えない。
★どうしてそこに顧客がいると思ったか?なぜそのサービスが受け入れられるのか?どうしてライバルの参入までに時間を稼げるのか?問いをなん度も繰り返すことで実行プランに落とし込む。
答えられるか?
周囲の軋轢やリスクを取ってもできるか?
★早い段階プロトタイプ作り反応を見る
★仮説(出来るだけ短く)→試作→チェック→方向転換
★「商品を売る」から抜け出す
→音楽も書籍もアプリも買えるiPhone 対 バイオもウォークマンも商品としてあったソニー。プラットフォームを運営し全体としてお金が回る仕組みを作れるか
★試作に時間かけない。本を書くなら目次を書き出してみる
★5、10年でなりたい自分はどんな人か書き、何を今するか
★振り返る。どのような雰囲気のミーティングにしたいか?ミーティング最中はどうゆう流れか、終わってからどうか
◾︎仕事の成果は感情で決まる
・自分の感情に気づく
・相手の感情に気づく
・グループの感情に気づく
"Lose the battle to win the war"
逆境は長期的なスパンで考える
(死ぬときに思い出すか?)
★本当に伝えたいメッセージは1つか2つ
人を魅了するストーリーテリングとは
話の序盤は聞き手の興味関心に引き寄せて相手の気持ちを鷲掴みにし大事なポイントにさしかかったら自分の実体験を交えて話を盛り上げる。
そうして一番伝えたいメッセージを相手に刻み込む。
★最後にモノを言うのはその人の価値観や信念。
自分の存在意義をかけて発せられた言葉は力強い。「今期の売上目標は◯◯億円です」と言われても相手��動かない。
どうしても数字目標を達成したいときは、ひとりひとりが何をどうすればその目標を達成できるのか具体的な行動レベルまで落とし込んでストーリーを組み立てれば相手も納得しやすい。
★リーダーがどんなストーリーを描くかで結果は大きく変わってきます。
★なぜ、このサービスを作り上げたのか
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現在の世界的なメガトレンドやグーグルなどでの経験も踏まえた著者のリーダーシップ論。
どのような立場であっても、場に貢献し、よりよくしようとするマインドセットこそがリーダーシップであり、そうした想いを行動につなげることでスキルは身につけることができ磨かれるものだと理解できる。
具体的なノウハウではないが、どのような分野でどのようなアプローチが必要なのかが広く紹介されている。
16-225
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あらゆるシチュエーションでの日本人特有の考え方の枠も超えた観点でのリーダーシップが述べられており、勉強になる。基本的には積極的かつ対外的にも行動してみることを促している。日頃のルーティン業務をわざと壊して反応していくことの例は取り入れてみたいと思った。ただ、グーグルでの話ばかりであるところが、信ぴょう性や現実味を表現しているとは思うが、少しグーグルばかりでくどい気もした。
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リーダーシップとは、自らリスクを取って何か新しいことを始めること、人を動かしわチームを動かし、成果をあげる。
そのために必要な要素が述べられている。プロトタイプシンキング、ラーニングアジリティ、コミュニティリーダーシップ。
組織の外でのコミュニティへ出て、リーダーシップを発揮することで、繋がりが生まれ、仕事へ繋がる
マインドフルリーダーシップ。
ふとした時の瞑想によって、大きな視点、過去の経験からのアイディア、から解決への筋道を得ることができる
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シリコンバレーのスタートアップと一緒に仕事をする度に彼らの圧倒的スピードを痛感させられる。各自が自らの役割を理解し主体性を発揮し一気に仕上げる。そうした彼らの「プロトタイプ」の質は非常に高い。正確に言うと我々が算定する必要期間を遥かに凌駕してプロトタイプが仕上がり、完成イメージが緩い状態でアウトプットを見せつけられるので、スピードが質の高さに脳内変換されるのである。そうした働き方をリードしているのがグーグルやフェイスブックだ。本書はグーグルで人材開発を担当したピュートル氏の著書。内容自体に目新しいことが書かれているわけではなく、目から鱗なテクニックが書かれているわけでもない。重要なことは本書に書かれていることを実行できるか、そして毎回、である。それができないと世界のトレンドから乗り遅れることになるであろう。
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ピョートルさんの別の本を読んだことがあるのでこちらを読んでみましたが、前半は概念的なことが多い気がした。
後半はマインドフルネスなど、日常のビジネスにも参考になりそうな考え方がいくつかあった。
Googleマインドを感じたい方にはもうひとつの本の方がオススメ。
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人財に関して共感できる部分も多く、学ぶ部分も多かった一冊。ピョートルさんの講演もまた聞いてみたいなー。
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自分の軸を意識する。ストレスに対して深呼吸してなぜストレスを感じているのか考えることで、気持ちを落ち着かせる。
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0秒とは、リーダシップを心に持ち、常に実践していくっていう意味で使っていると思った。リーダシップはぜんぜん発揮しなくていい、っていう意味だと思ってこの本買ってた。
忙しいと疎かになる、体調管理や感情を整えることも0秒リーダシップには必須。リーダに限らないけど、ブレまくった仕事はしたくないし、しても信用無くす。すぐに実践できることとしては瞑想なんだけど、「そんなことしてる暇があったら・・」って未だに考えてしまう。効果が明らかに実感できれば良いのだが。
同著者の本では、自分にとって一番身近な内容で、心に残るものが多かった。
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リーダーシップは決して上のひとだけに求められるものではなく、社員全員に必要な能力であることを再認識しました。人とは違うことをいったり、ストレスに対するレジリエンスを鍛えて自分もリーダーシップを発揮していきたいと感じた。
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積読してた本を片っ端から読もうシリーズ8冊目。
ピョートルさんの本を読むのは3冊目かな?
順番前後して本書が初の著書らしい。
Googleの働き方や考え方がちょくちょく登場するので
興味深いし刺激になった。
リーダーシップという言葉から想像するよりも
広い概念について書かれている。
本書では、リーダーシップとは
肩書きではなく成果を目指して率先して動く姿勢だと定義している。
「姿勢」なら誰にでもすぐに意識して取り入れることが出来るということ。
「ラーニングアジリティ」という章では、
前田さんの「メモの魔力」で語られていた
「ファクト→抽象化→転用」というフレームワークと
共通する考え方が書かれていた。
ビジネス書を一気に数冊読むと、
こういう共通事項が見つかるのが面白い。
テーマや切り口は違えど、同じ考え方にたどり着く。
これぞ抽象化ではないか!…と、前田さんの本の内容が改めて腑に落ちた。
抽象化されたことって、
つまり普遍的、本質的ってことなんだろうな。
(もはや本書の感想からは逸れている)
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『0秒リーダーシップ』という題目だが、総括するとビジネスパーソンとして成長する為のノウハウ本と言った印象。
リーダーやマネジメントの立場では無い人でも、仕事や人との関わり方に迷いがあるタイミングで読むと刺さるポイントがあると思う。
私は今、サブリーダー的ポジションで働いているが、そんな私に刺さったポイントは”マインドフルネス瞑想”についてだった。
マインドフルネス瞑想を行う意義はいくつかあったが、下記3ポイントが印象的。
・周りに流されない
・自分と向き合う為に立ち止まる
・忙しい時ほど振り返る時間が必要
本書の中で「人はなぜ悩むのか?」にも言及しており、今の自分には解決できない問題だから。というポイントも記憶に残っている。
つまり、悩んでるタイミングは最大の成長タイミング(チャンス)であるということ。
当たり前のことかもしれないけど、パツってる時ほど意識すべきことだと改めて感じた。
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・だれでもリスクを取る
・Google+でコミュニティづくり、社内でコラボ
・オンラインでチャット、話すにはハングアウト
・2分野で詳しくなる
・大事なメッセージは1つだけ
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キーフレーズ
・誰かのために、何かのために、今すぐ手を挙げてワクワク動き出せる人が本当のリーダーシップ。
・鬱病は、新たな人生を歩み始めるために必要なステップ
本書は2016年発行だが、2020年のいま読んでも、これからの世の中の変化に必要な考え方がわかる本。
激動の中を生きてきた著者だからかもしれないが、この本を読んでいると、世の中がめまぐるしく変わっていくから自分も柔軟に変わっていかなければならないと、少し焦りを感じさせる本の印象。ずっと社会に適応しようと居続けると疲れてしまうかもしれない。
ビジネスから一歩離れてみると、この世の中でも変わっていないライフスタイルもある。そんなことを思いながら、のめり込みすぎずに読むといいかもしれない。
営業の仕事、流通の仕事、専門職。自分の仕事が自動化されたらどうすればいいかを考えておかねばならない。
デジタル化、破壊的イノベーション、ベンチャーブーム、グローバル化、都市化の5つのメガトレンドが進行中。
日本の生活水準はすでに先進国よりもタイやインドネシアに近いといわれている。
全員がリーダーシップを発揮する組織、誰でもリーダーシップがとれる環境が変化の激しい時代に求められる組織のあり方。
リーダーシップとは
・新しいプロジェクトを始めること。
・新しいチームをつくること。
・知らない人に声をかけること。
・隣の部署がなにをしているか聞いてみること。
・未知のジャンルに取り組むこと。
・新しい仕事のやり方を提案すること。
・わたしがやりますと手を挙げること。
・みんなとは違う意見を口にすること。
・あえて空気を壊す発言をすること。
・新規事業を立ち上げること。
・イノベーションを起こして世の中をかえること。
リーダーシップ3つの基本
優しさ、厳しさ、茶目っ気
3つの基本をケースに応じて使い分ける。
空気を読んで空気を壊す
締切のプレッシャーが底力を引き出す
歯止めがないと気が済むまで延々と調べ続けてしまう。
周囲の反対や軋轢、失敗のリスク、それらもすべて引き受けてチャレンジを始める。これこそ、これからの世界で求められる働き方。
ただ聞くよりも、いくつか選択肢を用意して聞いたほうが具体的な指示がもらえる。
毎日テクノロジーの情報を浴び続ける。
オフィスで新しいテクノロジーを導入するときは、一番出来の悪い人が基準になってしまう。
どんどん学ぶ姿勢を身につける3つのポイント
・他人から学ぶ
・経験から学ぶ
・振り返りから学ぶ
意識を集中させるべき3つの瞬間
・相手に反応する瞬間
・自分から働きかける瞬間
・上に引き上げる瞬間
組織やチームの中で、自らの学びを活かすポイント
存在感、共感、先読み、確信、勇気、当事者意識、直感、独自性、好奇心、枠組み
グーグルの人事部の役割は研修プログラムを用意するよりも、社内の人同士が教えあえるプラットフォームをつくること。
ある目的のために人を集めて新しいムーブメントをつくることは、リーダーシップのあり方のひとつ。
心理的安全性が生産性の鍵
Π型社員のニーズが高まっている。幅広い知識とふたつの深い知識
リーダーシップに欠かせない3つのポイント
・自分の感情にきづく。
・相手の感情にきづく。
・グループの感情にきづく。
失敗したときこそ、新たな旅立ちのチャンスと思えば、ピンチをチャンスに変えることができる。
鬱病は新しい人生を生き直すために必要なプロセス(カールユングの言葉)
シンプルな暮らしが幸せに生きるコツ
大事なのは柔軟性。いまこの瞬間に注目して、その時点のベストを探る。
最後にモノをいうのはその人の価値観や信念。
learn, relearn, unlearn
リーダーシップとは、従来の自分の枠を超えて、新たな一歩を踏み出す勇気
誰かのために、何かのために、いますぐ手を上げてワクワク動き出せる人が本当のリーダーシップ。