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2016年、49冊目です。
言葉の誤用によるしくじりは、年長者である自分も気をつけるべきだし、
後輩への指導ができるくらい、正確な理解をしておきたいと思い読んでみました。
「流れに竿をさす」これは、ネガティブなイメージで理解し、使っているかもしれない。本来は、ポジティブに物事が加速して進む時に使われるようですが、たぶん、ほとんど誤用していると思います。
「煮詰まる」も、誤用はしばしば聞きます。ちょうど今朝も、Meetingで、入社10年目社員が、「この話し合いも煮詰まってきたので、Meetingの最初の狙いに立ち戻て、ディスカッションしたい」と話していました。議論が尽くされたという意味では使っておらず、話がデッドロックしてしまったというネガティブなイメージで使っていました。一応、Meeting終了後、本人に誤用しているよと話しておきました。
「役不足」も、若いころは、誤って理解していました。「その役職は、私には役不足です」と謙遜した誤用が多くなっているとのことです。本来は、自分の技量からすれば、この役は、低すぎるという不満を表現するものですが、とっさの時に、謙遜的に使ってしまいそうな言葉ですね。相手も正しく受け取るかどうかわからない言葉は、重要な会話の中では避けたほうがいいかもしれません。
「枯れ木も山の賑わい」という言葉も、誤用されやすい言葉ですが、普段あまり会話の中では、出てこないような気がします。それだけに、いざという時に用いると不適切な状況で使ってしまうのかもしれません。相手を高めたり、気持ちよくする意味ではなく、バカにしたり、蔑んだり、貶める意味がある言葉です。相手を「枯れ木」というのは、人格を否定しているということなのですね。
これらの昔からある言葉の理解の間違いに加え、最近の若者の使っている
言葉の意味に変化があることも、改めて確認しました。というか、なんかつまらない感じもするけど。「ヤバイ」は肯定の意味。「微妙」は、否定の意味。と受け取るのは、大人のたしなみとのこと。
言葉や会話のしくじりは、普通はそんなにないと思います。
しくじり癖のある人は、どうしても治らない?森元首相とか、、、。
年長者として、「あの人間違った使い方してるね」と笑われないような常識的な
使い方は、心得ておきたいと改めて思う次第でした。
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正直どの年齢層や職業を対象にして書かれたのかが分からなかった。
内容的にはよくあるスピーチのHOW TO本と大差ないです。
#読書 #読書記録 #読書倶楽部
#会話のしくじり
#梶原しげる
#2016年109冊目
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元ラジオ局アナウンサーの著者が語る日本語論、再び。しくじりのシーンから解説。理屈はどれも理解できるがそこまで気にするのか、と思うところも。何というか表層的な話と思ってしまうのはしくじっている証拠でしょうか。
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相手の話を畏れを持って聞く
→しくじるときはだいたい興味持ててない
敬語は具体的なスキル
何を話すかより相手への興味関心を持って、
観察&イメージし続ける
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恐らく社会人に出る前の学生向けの本だと感じました。
正直、全体的に説明が表面的であまり学びがありませんでした。評価がそこまで高くないのも妥当だと思います。