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上巻に続き、曰く「読み終えた者は発狂する」、日本三大奇書の一冊(というか、これが奇書ならあとの2冊はそれほど奇書ではないと思ってしまったのですがどうでしょう)。
ちなみに角川文庫版には、もれなく米倉斉加年先生による悪徳なカバー絵がついてきます。社名をモザイク代わりにする太っ腹さに敬礼。
安野モヨ子先生のPNの元ネタ。
あとは冨樫義博の「レベルE」に、ちらほら。
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キューブリックの名作映画「2001年宇宙の旅」の、宇宙・時間・胎児の観念に、エロティシズムと精神科学を応用した、壮大なスケールの物語。
秘密が秘密を呼びすぎて、読んでいるうちに、こちらが精神病院のお世話に?
最後の最後、謎がすべて解き明かされた時、私の知的空間認識レベルは1万Pアップした。
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とても深く、意味ありげにみえつつ、実はまるで中身のない薄っぺらな本にも思える・・・。
なんとも表現しづらい不思議な本。
しかし結構面白い・・・。
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やっと読み終わった…!ってくらいに時間がかかりました。古文のところとかリアルにきつかったな…。
内容は噂に違わず謎でした。が、発狂しそうにならない私はちゃんと読み取れてないのかも知れないのかも…。
今は心理学もメジャーになったけど、当時にしてみればこれは画期的だっただろうな。
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結局全っ然わかんない(゚Д゚)
いや、途中、トリックがわかったような気がしたんだけど
やっぱりわかんなくなってしまった…
そもそもこれ、主人公は一体誰なの?!
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後半の展開は圧巻の一言。明治を生きた文人の筆力とは何たるやを知る。夥しい推敲の果てに選び抜かれたであろう一句一句に鳥肌が立ち、ページを捲る手が震えた。あんまり小説は読まない性質ではあるのだが、ちょっと、所謂”文豪”と呼ばれる作家達の小説を読みたくなってきた。
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凄すぎる。
精神病院から始まり、複雑怪奇な家系とそれに関わる二人の医師の因縁、古代中国の民話と続き、再び精神病院へと。
舞台が行きつ戻りつする間に、有名な「脳髄論」などの奇想が繰り出され、物語は二転三転していく。
読者も主人公も何が真実で何が嘘なのかわからなくなり、物語の終わりと始まりが見事に繋がって渦を巻き続ける。
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上よりもなんとなくハッキリしてきたと思いきや、最後にまた落とされた…もう分からないけど、これでよかったんだと思う…
ひとまず、私の脳みそはなんともないようだ…発狂するかと思ってたんだけどな〜
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ドグラ・マグラ
下巻に入って怒涛の展開を見せます。
悪夢にせよ、そうでないにせよ、それは夢物語を見ている気分。
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十余年の歳月を経て推敲を重ねられた本作品は、読めば一度は精神に異常をきたすという曰く付き。怪しげな本作の表紙を飾るステキ系イラストは俳優でもある米倉斉加年氏によるもの。既に他の表紙を考えられない程ですが、本編の内容とは全くリンクしてないところが、また凄い。摩訶不思議な構成の本作は、幻惑の罠を仕掛け、読者を物語の中へ閉じ込めてしまおうと企んでおります。お気をつけ下さいませ^^
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名探偵の威嚇力と共犯者の脅迫力から逃れるのは自殺と発狂。
大正13年ごろの福岡・・大学生大もて。末は博士か院長さんか・学士様なら娘をやるか
こんな研究でもしていなければ他に頭の使い道のない人間世界の低級浅薄さ
今朝から私一人で
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上巻より続き→さて私は、よほどの大河小説とかでなければ、たいてい小説というものは文庫本一冊程度(だいたい400〜600ページぐらい)におさまると思っている。それをはみ出すのは商業的理由を除けば、作家の我儘であり、書きたい、詰め込みたいという欲求に読者を付き合わせているものだと思う。
ただ作家も良心が痛むわけなので、そこをどうにかこうにか面白くしようとしたり、分かりやすくしようとしたりして読者のご機嫌をとるわけなのだけれども、この作品に関しては一切そういう気遣いがない。むしろ、とことんワケ分からなくしてやれ! という作者の狂気的な故意すら感じる。
「これを読む者は、一度は精神に異常をきたす」とのことだけど、特に何の異常もなく読破しちゃった人も、こんなワケの分からん長い小説にとことん付き合ってしまったのだから、やっぱり、ちょっとどっか変になってるんだと思う。
ところでこのイヤンな表紙を描いているのは俳優・作家でもある米倉斉加年さんです。昔教科書に載ってた「大人になれなかった弟たちへ……」と同じ人とは思えません(笑)
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好きです。途中宇宙がひろがりました。最後が悲しい。また読み返さないといけないかもしれない…そのためにはさあがっつり読むぞってならないとだめだ。
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まずレジに持っていくのが試練
キチガイという言葉がよくにあーう!
とてもとても昔の作品とは思えない。
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小学校の頃に一度読んで断念。
大人になり再挑戦、なんとか読了。
今読むと素晴らしい作品であることがわかります。
とはいえ角川文庫夏の100冊に毎年入っているのはちょっと疑問…