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20161009 タイトルに惹かれて買ったが一読では理解できなかった。大事な事が書かれていると思うので再読してみるつもり。
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脳を、自分自身とは別の乗り物ように考えて、日々メンテナンスせよ、と言ってる感じ。脳を使い方次第だというのが新感覚。確かに使いたいときに最大パフォーマンスだしたほうがいいので、納得できる。メンテナンス方法の具体的手法については触れられてない。
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私に足りない部分をズバズバ言ってくれて
いっそ気持ちよかった笑
やる気になった時だけ頑張るんじゃ一生使い果たしますね。
有限の時間でやるにはもっと自分を律して
意識的に時間を注がないとダメですね。
ほんとその通りですね。精進します。
怠惰や後ろ向きな気持ちに流されそうになった時に
喝を入れてくれる本です。
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作者のアーノルド・ペネットがもし現存していて、私の教師だったら、私はとても息の詰まる思いをしただろう。
それくらい自分に対して厳しい人だと思う。
ただし、訓練によって脳という機械をコントロールする術を身につければ、どれだけ生きやすくなるか、人に言うだけでなく、身をもって示しているので、非常に説得力がある。
脳は自分ではなく、自分のもの(機械)である。
感情に振り回されずに、理性を尊重し、今を生きること。
毎日30分。一つのことを集中して考えるトレーニング。
これは、なかなか大変だ。
できるようになるまでやるか、そんなの無駄だと止めるのか。
始めるかどうかも理性で考えてみようと思う。
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・自分で脳をコントロールして、脳に働かせる。
・穏やかで明るい、晴れ晴れとした心を持ち続ける。
・自分のものさしで他人を測らない
・声の調子は相手に対する心の中の態度を伝えている
・自分の力を最大に発揮するには意志の強さが必要
・人生を決めるのは情熱の持続力
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【感想】
「脳を整備し、耕すのにもっと時間をかけなさい」といったテーマの1冊。
脳を意識し、コントロールするために訓練しよう!と心掛けるのは確かにその通りなのだが、、、、
支離滅裂というか内容に蛇足が多く、読んでいて一体なにが言いたいのかよく分からなかった・・・
この手のテーマの本は沢山読んできたので、今更この本を読まなくてもイイかなーと途中から思い、サラっと読むだけに留めた。
(外国の本の訳書って、得てしてそういう本が多いと思うのは僕だけか?)
久しぶりに、読むのが苦痛と感じた本でした。
【内容まとめ】
1.「脳は自分自身ではない」
つまり、脳は持ち主である自分の意志の力で操作できる機械のようなものということ。
2.人間の向上はよい習慣から、よい習慣は毎日の行動から。
脳の「整備」にもっと時間をかけよ。
この世で充実した生活が送れるか否かは、自分自身の行動いかんで決まるのだ。
3.他人に対して思いやりを持つ、そのためにはまず他人を責めないこと。
いずれにせよ、円滑に生きる秘訣は、穏やかで明るい、晴れ晴れとした心を持ち続けることだ。
こうした心を持ち続け、常に自分の理性を充分に発揮するのだ。
本能や瞬時の衝動ではなく、理性に従って生きていくために。
4.確実なのは「収入増主義」より「支出減主義」。
肝心なのは、「収入と支出の間に余裕をもたせること」である。
収入にではなく、支出に気をつける。
【引用】
「脳は自分自身ではない」
脳こそが人間の中心であると思いがちだが、脳は「人間機会(ヒューマン・マシーン)であるという立場を取っている。
つまり、脳は持ち主である自分の意志の力で操作できる機械のようなものということ。
p34
・脳の「整備」にもっと時間をかけよ。
この世で充実した生活が送れるか否かは、自分自身の行動いかんで決まるのだ。
p50
・「30分集中思考」で脳をコントロールする。
脳にどんなことをしてでも良い習慣をつけさせなければならない!そのためには、まず脳に従順さを教え込まなければならない。
脳を、意志の力によって支配しなければならないのだ。
「ある特定の問題について、何時から何時までの30分間、じっくりと考え続ける」というトレーニングを行う。
p59
・人間の向上はよい習慣から、よい習慣は毎日の行動から。
p82
・他人に対して思いやりを持つ、そのためにはまず他人を責めないこと。
いずれにせよ、円滑に生きる秘訣は、穏やかで明るい、晴れ晴れとした心を持ち続けることだ。
こうした心を持ち続け、常に自分の理性を充分に発揮するのだ。
本能や瞬時の衝動ではなく、理性に従って生きていくために。
p86
想像力と理性を働かせて、彼ら一人ひとりを理解するように努めなければならない。
どうして彼らはそんなふうに行動するのか、どんな問題を抱えているのか、どうすれば彼らとの摩擦を避けることができるのか。
p120
・一日一生のつもりで生きる
他人に不愉快な思いをさせず、脳の力を充分に活かして1日の素材すべてをうまく活用することが脳の仕事なのである。
p139
・情熱の「持続力」次第で人生はどうにでもなる。
「繰り返し」は成長の揺るがぬ証拠!
人生を決めるのは「情熱の持続力」である!
人はとかく、それ以上努力しないで済むための口実を作ろうとして、これまでの努力は何の成果ももたらさなかったと自分に思い込ませがち。
p170
・常日頃から「ゆとり」を積み立てる習慣をつけておく。
お金の問題は軽視できない問題である。
お金それ自体が幸福をもたらすわけではないが、お金がないと効率よく生きることは2倍に難しくなることも事実である。
が、立派に自己実現し、満足して品位を保ちながら暮らしていくうちには、普通の収入があれば十分である。
その収入の範囲を超えるような生活をしないように管理しておけばいい。
p173
・確実なのは「収入増主義」より「支出減主義」。
肝心なのは、「収入と支出の間に余裕をもたせること」である。
収入にではなく、支出に気をつける。
大抵の場合、支出をそのままにして収入だけを増やそうとするよりも支出を見直すほうが遥かに簡単である。
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ベネットという高名な作家が脳の扱い方について記した本。学者や専門家の論文ではないので終始筆者の実践論ではあるが、学べることは多い。前半部分の「脳も身体の器官の一つであり、私たちは脳の奴隷ではない」「脳を鍛えることで自分の意志力を伸ばすことができる」という部分は自分の見方を変える文章だった。
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著者による生き方を啓蒙する内容。主題は理性的な判断をする、そのために日々訓練が必要でその訓練とは規則正しくその思考に集中することだという。
ふと立ち止まるのでなく、毎日意識すること。すぐには改善されないが着実に効果が出るという。
確かに重要なことは無駄なインプットや無意味なアウトプットでなく、自分に必要な事。それを見極めていく生き方が書かれている。
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本書では、頭を鍛える習慣を学べます。本書に書いてある内容を実行すれば、明日からでも変われるかもしれません。
毎日を快適に生きるための術、集中力を高める工夫、意志力の高め方などの知恵が多く書かれています。あなた自身の脳を鍛え、自分自身を磨けば人生がより輝く1冊です。
脳力を高めたい方、脳に良い習慣を身につけたい方、人生をよりよくしたい人におすすめです。
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言っていることはある程度理解できるけれど、深い納得感が得られなかった。単純に私が好きな文章と種類が異なっているため頭に入らなかった可能性あり。
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説得力に欠ける。
成長するには、まず気づくこと、続いてそれを継続して実践する必要がある。
一つ目の、気づき、という点でもあまり大きなものは無い。本質的なことは一見当たり前に見える、という類のことではあるかもしれないが、生き方の達人と言われるほど鋭く深い洞察力は感じられない。
二つ目の継続実践ということに関しても、藁人形論法というか、自分の説を堂々と述べていく自信に欠けるから、自分に都合のいいような読者の想定反論を捏造し反駁しているかのように見せている節が感じられる。
『嫌われる勇気』を深める参考になるかと思ったが、本書はあまり役に立たなかった。
私なりに要約すれば、
脳は自分自身でなく、あくまで操作できる機械であると述べ、本当の自分とは意志である。
意志により、脳を手懐け、よい習慣を形成すれば充実した人生が送れる。
といった感じになるだろうか。
しかし、これでは、言葉のすり替えを行っているに過ぎないように感じられる。
では、その意志の強弱如何により反復をしてよい習慣を形成できるか否かが決まり、それは結局現状と変わりなく何も言っていないのと同じことではないのか?
継続させるように意志を持っていく方法をこそもっと述べるべきであると感じる。
邦訳タイトルも、なんで「脳の鍛え方」ではなく「頭の鍛え方」なのか。
ミスタイトルなのか、あえての選択なのか。
仮に人口に膾炙した表現を選んだという理由なら、そこで大衆に阿るくらいの内容だったということになるのだろう。