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まさか、メディアミックスしてるとは、予想外だった。
ハリー・ポッターシリーズ待望の最新巻。
「死の秘宝」のラストシーン、ヴォルデモートとの戦いの19年後に、ハリーポッターの息子アルバスがホグワーツに入学するところから本編が始まる。
父親を知らずに育ったハリーは、アルバス(これがまたデキが悪い)うまく関係を築くことができない。
ヴォルデモートよりも恐ろしい「親子の危機」をハリーは乗り切ることができるか。
正直、途中までしか読まずにこの感想文を書いていますが、アルバスがあっさりスリザリンに入るとか、マルフォイの子どもが出てくるとか、ヴォルデモートの息子がいる?とか、そういうことをすっ飛ばして、この本自体が演劇の脚本だということに一番驚き。
調べてみると、舞台劇として7月にロンドンで上演されており、本作はその脚本に基づいているのだとか。
脚本だから、ストーリーはト書きだし、せりふの前には人物名が入るし(情報番組「王様のブランチ」で「誰がしゃべってるかわかりやすい」と超好意的に紹介された)、そしてなにより、演出は皆無。
情緒的な表現とか、場面を盛り上げるユーモアとかは「それは演出家さんが考えることでしょ」と言わんばかりに、この本の中身には淡々とシンプルな出来事ばかりが書いてある。
つまり、この本の内容はオフィシャルな「あらすじ」というわけだ。
この本の読者は、ハリーポッターの新しい物語を、なによりも早く「ネタバレ」されることになる。
「ハリーの子どもがどうなったか知りたい!(ハートマーク)」な(ミーハーな)ファンにとっては最適なストーリーだろう。
もっとも、これまでに小説(か映画)を愛読していて、ファンタジー小説の枠を越えたユーモアあふれる独特の世界観が大好きな読者さんたちは、立ち読み程度にとどめておくのも一つの手かも知れない。
そのうち、文才のあるファンが二次創作で小説にしてくれるだろうから、コミケをまつのもいいだろう。
(僕はそのつもりで、途中で読むのをやめた)
それに、まさかそんな、商売上手なことがあるわけはないと思うけど、筆者のJKローリング自身が自ら加筆して「愛蔵版」を出版してくれるかもしれないし。
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8番目のストーリー。19年後の魔法界。
あー、面白かった。
大人たちがとても苦悩しながらも
潔く大人であることが素晴らしく、
ハリー達もまた、
そういう大人に近づいている感じがした。
アルバスやスコーピウスが
友達の子どものように思えて、
小さい頃が知ってる子どもみたいで
ドキドキ、ハラハラした。
楽しかった。
脚本を読むのは初めてだったけれど
割とすんなり入り込めた。
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一気に読みました^ ^ ポッタリアンとして予想以上に上手い仕上げに感服です!アルバス、スコーピオン、ドラコ、好きになりますね〜(^ ^)
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育児の合間に2日で読了(子ども達と遊ぶ時間を削ってしまった)。舞台の脚本なので、分厚くてもボリュームは少なく、展開も比較的わかりやすく、これまでの作品の凝り方と比べるととてもシンプル。それでも、ハリーやロン、ハーマイオニーのその後の様子が知れて、もう会えないと思っていた友人に再び会えたような気持ちになれました。とてもうれしいです。
作品としては星4つ、再会のうれしさで1つ加点して星5つ。
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19年後の話。劇があり脚本が出たというのは前に何かで読んだが、翻訳はまだなのかと思っていた。
そして忘れた頃に翻訳が出て、やっぱり翻訳出したんだなぁと。
最初は小説で出してくれればよかったのになーと思っていた。
でも、セリフで構成されているけど、場面はこれまでの小説や映画で補完されて違和感なく読める。
読み終われば、ほっとする内容だった。前作までの二人のわだかまりをなくしたような。
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なんだかんだでハリポタが好きなんだなぁと。ハリーが良き父親になれないとこでちょっと泣いたんだよ。愛されていたけど愛された実体験がないってこういうことなんだなぁ。
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8番目の物語。19年後。父親になったハリーが2人目のこどもアルバスをホグワーツ魔法学校へと送り出したその後の物語。愛を与えられて育っていないハリーの父親としての不器用さ。アルバスの望んでもいないポッターの子という重圧。組分けは?友人のスコーピウスとタイムタナーを使った冒険では、あの分岐点で違った展開になったらこうなっていたかもしれない物語が展開され、懐かしいとドキドキの気持ちを両方楽しめた。戯曲は読みづらいと思っていたのだがどんどん惹きこまれていった。映画化になってほしい。小説としても読みたい。
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ハリーポッターシリーズ8作目。ハリーの19年後で2人目の子供がメイン。舞台で行ったものを小説化したもので、全編会話によってのみ話がすすんでいく。おもしろいとは思ったが、セドリックを救うためという行動の動機がやや理解できず、あくまでも番外編というところか
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大好きなハリーポッターシリーズ。
久しぶりにハリーたちに会えただけで胸が熱くなる。
舞台観たかったな。
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ハリー達に再会したような気分で嬉しかった。
何よりドラコが1人の父親として悩み、愛し、想いをハリーに打ち明け、1番愛すべきキャラクターになっていた。
ファンタジーSF、素晴らしい作品。
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ハリーポッターと呪いの子は舞台の脚本であり、その事を意識して読まないとこの本の真価は捉えられないかもしれない。
そもそもがこの分量の本の芝居ってどれくらいの長さだよとツッコミを入れたくなるような代物。
当然ト書きとセリフだけで構成されているため、400ページ超の本作が小説となると三冊分くらいに膨れ上がるのではないかと。
内容は親と子。その愛というハリーポッターを貫くテーマを本作も踏襲している。
それは、人として生まれたのならば避け得ぬテーマであり、ハリーとその子供のアルバスだけでなく、ドラコ マルフォイとその息子であるスコーピウス親子の対比を以て語られる。
その重厚なテーマとロンやスコーピウスのようなキャラクターの軽妙さとのコントラスト、ハリーの苦悩とIFの世界、アルバスとスコーピウスの冒険が多重の層となって物語を構成している。
非常に優良なエンターテインメント作品だと思う。
惜しむらくは脚本という形であるため、どうしても描写が軽くなりがちで、イマジネーションに疲れてしまうと、うっかり読み流してしまいそうになってしまうこと。くらいか。
そういう意味で、★4つかなと。
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一度読んでるのですんなり読めたけど、初めて読む人は目まぐるしいストーリー展開に着いて行くのが大変だろう。
アルバスとスコーピウスの友情、ハリーとアルバスのちょっとした確執、ヴォルデモードの私生児の謎、セドリックをはじめ多くの人々の命を犠牲にしてしまったハリーの葛藤。様々なドラマがあって、やっぱり面白い!
ただ、あくまでもスピンオフであって、本編7話があってこそだと思う。表紙も今回はほぼ原書と同じ、ダンさんのイラストを期待していただけに残念。
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久しぶりのハリー・ポッター!今年は映画もあるし、またブームがきそうな感じ。
脚本ということで、読みづらいかな、と思いつつ、スネイプ先生が登場すると聞いて購入。最初は慣れなかったけれど、慣れてくると割とテンポよく読めた。原作の重厚な雰囲気は感じられないが、軽妙なやり取りはこちらのほうが楽しめるかも。
アルバスの悪いループにハマっていく感じはハリーにそっくり!にしてもドラコの息子がいい子過ぎる!
スネイプ先生の登場シーンは短かった。もう少し引っ張って欲しかった…。でも最期のセリフが泣かせますね。
舞台、日本でもやってくれないかなぁ。でも下手に日本人キャストにするのはやめてほしいので、せめて映像を流してくれないかな。もちろん字幕付きで!
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ハリーの子供達が主役という事で気になっていたので、舞台本だが読んでみた。
設定は面白いし、映画を思い出しながら読めて楽しく、涙ぐみシーンもある。
子供達のみならず出てくる友情もとても良かった。
それだけに、舞台本ではなく小説として読みたかったなぁと残念。
もしくは、きちんと美術道具がセットされた舞台上で、俳優の方々が演じる芝居として見たかった。
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舞台用脚本という形なので、読みにくいという点はどうしようもないと思う。
話自体は、首を傾げるところもあったけれど、おもしろく読めたかな。
欲を言えば一年ずつ、しっかりと彼らの学園生活を読んでみたい・・・。