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超楽しみにしてたヘルハイ2巻!待ってました!!
小山田先生の表紙が、トムの横顔プロフェットの眼差しがやばい。
キャラ紹介も挿絵も今回も作品と同調しててテンションMAXです。
前回「幽霊狩り」では、EE社でバディを組む事になった
元シールズで元CIAのプロフェット(31)と、元FBIのトム(36)。
拒絶しながらも見え隠れする互いの過去に興味津々で惹かれあい、
心を開く代わりに身体だけ幾度となく繋げるまでに至った訳だけど、
それぞれに問題を抱えていて互いを想うがゆえに
トムは別のパートーナーを選び、
プロフェットはEE社を去り姿を消したところで終わっていましたが。
プロフェットがEE社を去り空白の4ヶ月。
別のパートーナーを選びながら、その間も絶え間なくプロフェットにメールを送り続けるトム。片やプロフェットはスーダンの地、単独で人質保護をしながらそのまま地の果てに消えようとしていた。しかし、祖母の居るルイジアナ州ニューオリンズにハリケーンが迫りつつある中、エリトリアの任務中でフィルに帰る許可が貰えないとぼやくトムのメールがプロフェットを動かす。
ニューオリンズで運命の再会を果たすふたり。
空白を埋めるかのように、どうしようもなく互いを求め合う。
ハリケーンの最中、嵐のように熱く熱く昂ぶるふたり。
今作は、ちゃんと向き合いだしているからでしょう
前作以上に終始さかるふたりがエロくて濃厚。エロでこんなに萌たの久しぶり!
しかし、しばらく寄りつきもしなかった故郷ニューオリンズには
トムの凶運の元凶がある。懐かしいバイユーの地は
否応なく忌々しい悲しく辛いトムの過去を晒していく。
プロフェットの目の前に。
湿地帯といえばワニ!トムの特技が功を奏した?お色気ごっこも楽しくw
暴かれる過程に起きる殺人事件、時の経過で見えて来る切ない真実
謎解きも巧みで面白くて読む手が止められなかったです。
こうしてみてみると、トムは生真面目で頑固で一途ですね。
プロフェットの破天荒ブリも表向きで
今回、見せた底根にある優しさ・良心にきゅんとしました。
プロフのトムへの想いも明確です。トム愛されてます。
まだ、すべてを許したわけではないけれど。
リバですが、互いを求める衝動としてとても自然な成り行きで書かれている。
設定や性格を聞くだけだと厳つい2人ですが、
その本質にある人間的な部分、弱さだとか脆さなどが
浮き彫りとなって欲望に素直なふたりがとてつもなく可愛いのです。
萌を随所で感じつつ、最後の方にある占いのくだりは
トドメを刺されたように萌死にました。
そうか、トムはこれを信じ確認したくもいたのか。こんな36歳ワンコずるいよ。
プロフェットもなんやかんやさ…なんなのキミらかわいすぎる!
それにつきる今作でした。すごく面白かった!
トムの「幽霊狩り」は決着を見せ、ふたりの距離はぐぐっと近づきましたね。
この先は、プロフェット編になっていくんだろう。
「��うお前を離さない」という恐い物ナシになった
トムの頼もしい言葉に期待が高まります。
例のビデオをトムに送りつけてきたのは誰なのか?
ジョンは果たして生きているのか?
サディークたちとの決着は?
そしてプロフェットの目の病は…
まだまだお楽しみが多すぎてヘルハイ熱止まりません。
次巻のふたりに早く会いたい!