- 現在お取り扱いが
できません - ほしい本に追加する
オープン・オーガニゼーション 情熱に火をつけて成果を上げる新たな組織経営 みんなのレビュー
- ジム・ホワイトハースト (著), 吉川 南 (訳), レッドハット (訳協力)
- 税込価格:1,980円(18pt)
- 出版社:日経BP社
- 発売日:2016/09/17
- 発送可能日:購入できません
- 予約購入について
-
- 「予約購入する」をクリックすると予約が完了します。
- ご予約いただいた商品は発売日にダウンロード可能となります。
- ご購入金額は、発売日にお客様のクレジットカードにご請求されます。
- 商品の発売日は変更となる可能性がございますので、予めご了承ください。
5 件中 1 件~ 5 件を表示 |
紙の本
環境変化対応の組織体制
2019/03/07 11:40
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:だい - この投稿者のレビュー一覧を見る
1 なぜ今オープンな組織が重要なのか
めまぐるしく変わる環境で発生する様々な課題を解決する組織を作らなければならない。
ビジネスの勝敗を分けてきた旧来のルールが通用しなくなってきた。
これまでと同じことを続けていては、どれほど必死に頑張ったとしても上手く行かないだろう。
オープン・オーガニゼーション(開かれた組織)とは・・・
組織内外で参加型コミュニティと協力関係を結ぶことができる組織。
このような組織は、より迅速に機会を捉え、組織の外部にあるリソースと能力を新しい「力の源泉」として活用できる。
組織のメンバーが日常の仕事の中で心から情熱と努力を傾け、この会社で働きたいと思える何かが必要なのである。
2 情熱に火をつける
人間は自己に内在する情熱に沿った仕事に取り組む時、一番充実し、幸福を感じるもの。
情熱こそが組織に一段上のパフォーマンスと成果を実現させる。
3 主体的な参加を実現する
社員が主体的に仕事に参加した場合、どこでどのような意思決定を下すかという点で違いが出てくる。
より良い意思決定を下す能力は、組織の競争力に大きな影響を及ぼす。
観察から行動に至るスピードが早ければ早いほど、より効果的な行動が可能になる。
(OODAループ)
人材管理者
・社員との対話は、すべて背景や知識を共有する場とする。
・成功するために、チームにスキルや知識を身につけさせる。
一般社員
・管理者が背景を説明してくれるのを待つのではなく、先回りして企業戦略を理解し、成功の為に自分ができることをする。
・同僚と積極的に交わりあい、お互いに学び合う。
4 民主主義より実力主義
実力主義とは、提案された中で最善の条件に基づいて決定がなされることを意味する。
思慮深く、知識があり、正確な現状認識に基づいた、良いアイデアを持つ個人が、その意見を聞き入れてもらえる状況のこと。
・上司の指示や、肩書に頼らない。
・チームの努力と貢献を認め、広く知らしめる。
・自分の影響力が、社内の地位なのか、尊敬によるものか考える。
(後者を目指す)
・特定のテーマに関して、積極的にフィードバックやアイデアを求める。
・本人の専門分野でなくても、興味深い課題に取り組み、優れた実績を上げたメンバーに見返りを与える。
5 議論を巻き起こす
ディベートや批判はアイデアを妨げるものではなく、むしろ刺激的となる。
人間は集団で何かを起こすとき調和を好み、対立を最小限に抑えようとするため、しばしば恐ろしい結果、更には悲劇的な結果を引き起こす。
6 意思決定に社員を巻き込む
組織で意思決定をすることは効率的であるが、正しい判断をするためには適切な情報が濾過されることなく指揮系統を上がって、適切なところにタイムリーに流れなければならない。
意思決定者は、ベストな決定を下すための背景を理解しておく必要がある。
7 触媒役として方向性を導く
リーダーは、リーダーがそこにいることで新しいコミュニティが形成され、オープンな組織を媒介する原動力となる。
従来型のリーダーは、自分の地位や肩書を利用できる。
実力主義のリーダーは、尊敬を勝ち取らなければならない。
リーダーは積極的に問題について話し合い、メンバーの助けを借りて最良の結論が得られるように素早く決断する必要がある。
人の話をよく聞いて、その意見を自分への攻撃と受け止めない能力(EQ)が重要となる。
5 件中 1 件~ 5 件を表示 |