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絆創膏を貼ったりして体の傷の手当をするように、傷ついた心にも手当てが必要で、その症状別手当てがわかりやすく説明された書です。自分でできる手当てと、プロのカウンセラーに頼る基準もあります。
私は読んだとき、幸いにして特に傷ついてない状況で、あまり身につまされて読んだないのですが、時として傷つくときように、ひざを打った処方をメモしておこうと思う。
喪失とトラウマ
・傷ついた経験は語らない方が良いこともある。書き出さないことを選んだ人の方がPTSDの症状が少ない
・悲しみから意味をつかみ取る。「どのように」でなく「なぜ」を考える。「もしこうだったら」を考えるとき「悪い結果を考える」(あそこに行ったから事故にあった→あそこに行かなかったらもっとひどい事故にあっていた)
・ネガティブなことほど、反芻する。→自分視点でなく、他社視点で考える。起こったことを誰か他人の目で見て客観的に観察する
・考えていはいけないと思うと考えてしまうから、別のことを考える
・怒りを無害化する 1.悪気はなかったと考える 2.ピンチをチャンスと考える 3. 何が学べるかと考える 4.相手は弱い人間かもしれない、と思う
・自分が嫌いになったら→ 自分の良いところを書き出してみる ポジティブな評価を受け入れる
意思力を鍛えるエクササイズ→日中なるべく利き手でない方の手で生活してみる(例 歯磨き、ブラッシング、マウス操作等々)意思をもって行うから
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[図書館]
読了:2018/12/16
体のケガなら救急箱を持ってきて応急手当をする、同じように心にダメージを受けたとき、それ以上傷が広がらないように手当する方法を知っておいた方が良い、というこの本のコンセプトにはすごく共感できるのだが、いかんせん個々の方法が薄いというか、それができたら苦労しねえよというか、それをやってもなお囚われてしまうほどの恨みだからつらいんだ(そういう場合は病院へ行けとちゃんと書いてありますね、はい)とか、いまいち自分の状況にフィットしなかった。
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16.12.12 スーパープレゼンテーション
ガイ・ウィンチ
心理学者
心理学者。1991年、ニューヨーク大学で臨床心理学の博士号を取得。1992年にマンハッタンで開業、以後セラピストとして心の治療を行っている。著書にEmotional First Aid(邦題「NYの人気セラピストが教える 自分で心を手当てする方法」)などがある。
【吹き替え】永井誠
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MITの学生たちの心のケア
Sputniko!: プレゼンテーションを見ていて、「心の傷は見えないけれど、切り傷にばんそうこうを貼るように、すぐに手当てすることが大事」という話にハッとさせられました。ところで、JoiさんはMITで学生たちに心のケアをしていますよね?
Joi: クリスマスから年末年始にかけては、さびしそうな学生も増えてきますから、行くところのない学生たちを全員集めて、ぼくの自宅でパーティーをします。テークアウトの料理とかでね。MITには世界中から「今まで1番だった学生たち」が集まってきます。すると、自分が必ずしも1番ではなくなってしまうので、落ち込んでしまう学生が結構多いですね。
Sputniko!: わたしも学生の指導をしていると、作品に対する指導より、メンタル面の指導が多くなることがあります。本当に優秀で、能力も高いのに、批判に弱いというか……新しいものをつくったり、新しい考え方を提示するときには、批判を受けるのは当然です。でもそれが怖くて発表できないという学生がとても多いので、「ちゃんと心を強く持つんだよ」と伝えます。そういう指導が、学生指導の7割くらいを占めますね。
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この本が本棚にあったのを忘れていました。
とっても心が傷ついた時に手に取って読んで癒されたんだと思います。
今は読む気がないのは自分が回復したということなんでしょう。
ありがとうございました。
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☆信州大学医学部図書館の所蔵はこちらです☆
http://www-lib.shinshu-u.ac.jp/opc/recordID/catalog.bib/BB22461482
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文章が多くて、本当に手当が必要な時には ちょっと読みにくいかな。
文字が多い本は 心が健康な時に読むべきだわ。
内容は優しくてよかったです
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心の傷の救急箱がコンセプトの本。
孤独、自己肯定感の低下、失敗などさまざまな心の傷への対処法が書かれています。
個人的には、計画上手になるエクソサイズが参考になりました。
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本の中で、一番自分に響いた箇所を紹介します。
―意志力は生まれつきの資質のように言われることも多いのですが、そんなことはありません。体の筋肉と同じように、日々の使い方によって強くも弱くもなります。―意志力を最大限に活用するためには、意志力を少しずつ鍛えるのと同時に、よけいな誘惑や判断で意志力を無駄遣いしないように注意することが大切です。―
意志力を筋肉に例える、この発想は自分にとって目から鱗でした。
そして、意志力はトレーニングを続けることで鍛えられるものだと断言しているところから(…もしかして、いつも挫折してばかりの自分にもワンチャンスあるんじゃない!?)と勇気をもらい、とにかく簡単な事から始めてみようと思えるようになりました。
その他、拒絶や喪失、自己肯定感の低下、挫折、抑うつ、罪悪感、孤独など、様々な負の感情体験への対処と克服方法について詳しく紹介されておりますので、興味がある方は読んでみて下さい!
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もうすでに病んでしまっているから、すごい効果はないんだろうけど、自己否定を言い負かすこと、視点を変えること、自分にやさしい言葉をかけることは少しずつ取り組んでいきたい。
一読だけでは本当の効果はわからない。少しずつできる範囲でやってみたいと思う。
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心の痛みは見えないので、気がつくことも理解される事も難しいのは確かです。
そんなとき、我慢するのではなくて自分なりの心の救急箱を持って強く生きられるといいなと思いました。