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もう少し経済学的な話が出るのかと思っていたけど、ナッシュ均衡とかゲーム理論とか、普通のミステリでもありそうな話。
何か謎解きにキレがない。
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前巻で一緒に捜査をしていた人とコンビを組んで、というわけではなくて、毎回相方さんが変わるみたいですね。毎回変わるのは常に新鮮でいいのですが、個人的にはずっと同じ人と一緒に捜査をしていった方が好きです。
文章が読みやすく、すぐに世界に入り込めて一気読みしてしまいました。言いづらいことを淡々と言う主人公は読んでいて気持ちがいいものです。
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間違えて2巻から読んでしまった。もうちょっとわかりやすいタイトルを希望。
犯人は主人公と同様に「誰が犯人だったら読者は一番意外性を感じるか」と考えれば簡単。もっとも解決編まで読者に情報は与えられておらず、いわゆる探偵小説ではない。
ナッシュ均衡もこじつけとしか感じられなかった。
まぁ、1巻、読むけど。
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シリーズ第二弾。
女性捜査官とのコンビで続くかと思いきや、今度の同行する相手役は事件のあった会社の職員に変わっています。
あくまで主人公の伏見にフォーカスを当てて、相方を変えていくスタイルでしょうか。
アナフィラキシーと無痛症の話。
驚く結末ではなかったが、キャラが面白い。
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大手製薬会社の食堂で、自社の人体実験を告発する文書が見つかった。慌てるコンプライアンス課をよそに、研究員が自宅で怪死。事件性が疑われるも、研究員はアレルギー発作によるショック死と断定される。
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面白かったんだけども、最後の動機が肩透かし感。うーん。
主人公の秘書も言う事予想できてしまったからか、面白さが尻すぼみしてしまったなあ。途中までは面白かったんだけど、真実が暴かれていくところに盛り上がりが無かった。ビシッとした纏まりがない。
エピローグの主人公の心境もなんか浅くて、子供みたいな男だなあと感じてイマイチ良い話にも感じなかった〜。
私的にはフワっとした動機と真実で、意外性もかんじれなかった。伏見のミステリアスなキャラクター性と経済学で犯罪を解決するというアイディアはとても面白いと思ったし、もっと面白くなりそうだとも思った。