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★2016年度学生選書ツアー選書図書★
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http://sistlb.sist.ac.jp/mylimedio/search/search.do?target=local&mode=comp&materialid=11600865
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大河ドラマにあわせて、「井伊直虎」という人物を学びたくて読んだ。著書は小和田哲男静岡大学名誉教授。今回の大河ドラマの時代考証担当でもある。
今川や徳川という大国の狭間で生き延びた「井伊氏」、そして女城主「直虎」について、限りある史料から分析している。でもやっぱり「直虎」については、未解明な部分が多いんだなという印象。それが歴史のロマンだったりもする。
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大河「おんな城主直虎」が始まったが、そういえば井伊直虎のことをちゃんと勉強したことは(大抵の人はないと思うが)なかったなと思い、戦国史ならやはりこの人ということで読んでみた。もともと事績よりも謎のほうが多い人なので、書くのも大変だったと思うがそこは手慣れたものでよくまとまっていると思う。
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大河ドラマのモデルについて知りたいと思い読み始めましたが、直虎についてと言うよりサブタイトルにある「戦国井伊一族と東国動乱史」のほうがメインタイトルに相応しい内容で、正直期待した内容ではありませんでした。
直虎についての資料は実は少ないそうなので、フィクションで無い限りふくらますのは難しいのかも。
歴史そのものに興味がある人には、読み応えがあるのかもしれません。
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昨年の大河ドラマになった井伊直虎を含む井伊氏の歴史について歴史学者が書いた一冊。
戦国時代以前の井伊氏は中々馴染みがないので難しい箇所もあったが、勉強になった。
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井伊家の藤原北家または継体天皇の末裔というところから、今川家に振り回される井伊家の歴史の井伊直政の死までを資料に基づいて解説。当時の武将の発給文書・蜂前神社や寺に残った文書を元に、『寛政重修諸家譜』や『井伊家伝記』など江戸時代の文献のいい加減な記述を正しながら、井伊直宗の死の記述の間違い、井伊直虎に関しては本当に文書が少ない事、井伊家を襲った悲劇はだいたい小野和泉守・但馬守親子のせいといったことが分かった。また、築山殿と井伊家の関係や、井伊家が「方広寺」という寺を建立していたことなどが興味深い。