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気になったところをページを折ってたら、えらいことになってしまった。座談なので、そこもっと聞きたいなぁ、というところがさらっと流されて残念なところもあるんだけど、お二人が長い知り合いのように話が噛み合って、ドライブする感じもまた良し。
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「あいだに」のコーナーで、岸政彦さんは「あの雨宮さんに褒められてる!」と編集さんに報告を受けた時のこと、そのあと対談のため待ち合わせに現れた雨宮さんが「東京そのもの」だったことを、楽しそうに書いている。
これが初対面とは思えないほど、おふたりの対談は面白く(それでも、もっとも無難な部分だとか)これからどこまで深く潜って、お互いの心の底に触れるような会話になっていくのかと思っていたのに。今日の雨宮まみさんが亡くなった、との報道には本当に驚いた。(11/15逝去)「本物の社会学には力があるし、意味があるし、人を救う。その感覚を味わってもらいたい」と書いた雨宮さん…。どうぞ安らかに。
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自分と、他者と向き合うってどういうことなのか、日常をこんなに上手に切り取って真摯に話せてこれが雑談だっていうんだから凄い。
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ミシマ社というところが出しているコーヒーと一冊というシリーズ。1時間ほどで読めた。なんてことない対談なんだけど、読み終わるが惜しい本。時間がない人にもオススメ。
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なんかの特集で見て読もうと思い図書館で予約したんだけど、予約の都合で図らずも岸さんの著作と雨宮さんの著作を読んだ直後に読めたのは、タイミングばっちりだったなぁと思う。面白かった。
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とりとめのない雑談。ゴールが見えないので、読みながら少し戸惑うかも。お二人のテンポ良い会話が頭に浮かぶようで、確かにコーヒーを飲みながら読むに合う気がする(わたしはビール片手に読んだけど…)
雨宮さんの、希望を持たない方が楽、でも美しくないというくだりが好きです。欲望とか赤裸々に語るんだけど、美しさとは何か、考える軸があるから言葉が下品でなく響くのかしら。とかとか。
ブクログのランキングで知った本。サクッと読めました。
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お二人に興味を持った。雨宮さんは亡くなってしまったが。岸さんは芥川賞にノミネートされている。真摯な対談だ
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「断片的なものの社会学」が面白かった岸政彦さんとなくなってしまった雨宮さんの対談。本のコンセプトがそういうことなだろうなぁと思いつつ、深くなりそうで、その手前で終わる感じが少し残念でした。
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本のあとがきで雨宮さんが書いた「話すだけで、世界は豊かになる。自分の世界も、他人の世界も。」という言葉をしっかり握りしめていきたい。
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差別のあり方が昔と今では逆転した、というエピソードが今の時代を象徴していると感じた。
確かに、Twitterのようなコミュニティでは自分より優れているもの、持っているものに対してバッシングを浴びせ炎上することが多いなと。
違う考えの部分もきちんと議論していて、面白かった。今後二度とお二人の対談は実現しないのが、残念。
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女子こじらせエッセイストと社会学者の対談。飾らない言葉が面白い、のだけど、、、、この薄さと、この内容で1000円取るとは、なかなか大胆。図書館から借りるなら、よいのだけど。
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100ページに満たない本。さーっと流して読めば1時間くらいで読み終わってしまう。でも、冒頭から色々考えさせられる対談。ゆっくり咀嚼すれば、自分の中で言語化できていない何かを紐解いてくれそう。そして、雨宮さんのおっしゃってることはわかることが多くて、苦しい。
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女性性とうまく向き合えない自身を描いた『女子をこじらせて』で、世の女性の心を鷲掴みにしたライター・雨宮まみさん。
日常に転がる「分析できないもの」を集めた『断片的なものの社会学』で、社会学の新たな扉を開いた岸政彦さん。
活躍する分野も性格もまったく違うお二人による「雑談」、もう、止まりません!
私たちはときには譲り合うことなく対立しながらも(例・浮気の是非)、他者を信頼したい、他者とともに在りたいという思いについては、共有していたと思う。――「あとがき」より
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何のテーマも決めずに始めた対談だということである。そして100ページにも満たない薄い本である。にもかかわらず、なにかとても深くて大切なことを聞いた心持ちにさせられる。既成概念の不確かさ、他人と自分の尺度の違い、言葉のもつ威力、などなど、目から鱗が落ちる気分にも時々させられる。雨宮まみさんがどんな風に歳を重ねられるのかを見守れないことが切なくもなる一冊である。
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お昼休みにさっくり読んだ。
生きづらさ、は誰しも抱えているものだと思うけれど、それを「語れる」人は少ない。
ツイッターみたく直情的に愚痴として吐き捨てるのではなく、「語り直す」人が必要だと、思う。この二人はそれをしてくれているような気がした。
あと、この本、形が好き。
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読了。奥さんに薦められた。気持ちを、ちゃんと伝えるとあった。考えさせられた。やっぱり伝わってなかったんだなと反省する。