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世界・・・日本以外の国の埋葬とお墓に重点を置いた紀行。
美しい写真が死の持つイメージ・・・怖さや暗さを払拭した、
神々しい、清々しい風景を表現している。
人間であることゆえの行いが、埋葬。
死を悼み、故人を想い、足跡を残す。
或いは来世への旅立ちとしての自然に還す儀式もある。
宗教、風土、人種は違っても、人間は埋葬を行うのは同じ。
でも、様々な埋葬とお墓を見ると、その土地の個性が垣間見える。
しかし、墓地の土地問題は日本同様、
大変な国が多いのだなぁと、しみじみ思いました。
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サン・ピエトロ大聖堂やっぱ凄いな~~
個人的にはルーマニアのマラムレシュ地方とかブルターニュ地方みたいにお花がいっぱいあるお墓に入りたいし、大事な人は葬りたい
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写真が美しい。お墓なのに。
古い写真もある。有名な場所も。
日本はない。日本で特殊なのって沖縄の亀甲墓くらい?関係ないけど卒塔婆見たことない気がする。
棺に入れて土葬して何年かしたら入れ替えってのに驚いた。墓石を棄てる必要ないからエコ?
開けたときどうなってるんだろう?土を被せたら臭わないのかな?
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墓、というとおどろおどろしかったり、幽霊が出る、とか、ゾンビが登場するとか、とにかく怖いイメージがつきものだ。
しかし、昔何かで読み聞きしたのは、ある僧侶の話:「お墓に眠る方々は供養されているので化けて出ることはありません」
私はいわゆる霊感が全くない(あるかないかは別として)ので、墓を怖いと思ったことはない。
祖父や叔父にそっと心で語りかけ、備えた食べ物を持って帰って美味しく食べる(カラスが散らかすので持って帰らないといけないのだ)。
本書の写真を見てみると、今は亡き人に語りかけ、偲び、生者と死者の心が交わる場所は、美しいと思った。
文化が違うので、中にはギョッとするものもある。
カタコンベや死者の生前の姿を模した人形が見つめてきたり、鳥についばまれたり、墓は3年ほどで改葬されてしまったり。
日本の文化の中で暮らしている私には驚くものもある。
しかし、日本国内でも、骨壷を墓に収めるところもあれば、骨を同じ墓にみんな一緒くたにしてしまうところもあり、「文化」なのだなあと実感する。
私は親が亡くなったら、手元供養にしたいのだけれど、それも、他の国から見たら
「遺体とくらしている」
くらいの衝撃かもしれない!
多文化、共生社会、なんていうけれど、私たちは上っ面しか見ていないことがほとんど。
決めつけず、受け入れ、知ること。
難しいことかもしれないが、まずは、小さな一歩から。