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東洋哲学は、本来伝えられないものを伝えようとしているという前提を知ることができた。いろんなことに転用できそうな概念。
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前作に続き本作の「東洋の哲人たち」もめちゃくちゃハマりました!!
難しい哲学を、こんなに分かりやすく、面白く書ける飲茶さんはスゴイです。
ぜひぜひ読んでみてください
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前作も読みましたが、東洋哲学は難解でした。
面白みをもって最後まで読めたのはこの本のおかげだと思います。
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西洋哲学は「わかること」、東洋哲学は「体験することを」を重要視していた。
仏教の成り立ちや「悟る」とは何か、お経の意味、とんちを考える理由などわかりやすく書いてありとても面白かった。
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西洋と違って東洋哲学は抽象的で難しい
理解を深めるために何度でも読みたい
難しいけどやっぱり面白かった
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西洋編に続き、東洋編も面白い。
こちらは31人もの登場人物があった西洋編とは違い、人物は少なく、西洋との違いや東洋の特徴などに詳しい説明がされていて、改めてなるほどと思わされることが多かった。
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「史上最強の哲学入門」に続き大変面白く読めた。
西洋哲学は階段、東洋哲学はピラミッド。
と大枠で違いを分かった上で、釈迦や孔子などの思想に触れることが出来た。
もっと哲学を知りたいと思えました。
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西洋に比べ体験が目的とされている分難しかったですが、噛み砕いた説明がされていて読みやすかったです。
「生まれた時から目が見えない人に空の青さを伝える時なんて言えばいいんだ?」
という文を読みまさにそれまでに本書で綴られていた東洋哲学は体験への手引きだということが腑に落ちました。
知識として青を説明することはできてもそれは体験では無いしほんとうの青は伝えられない。
その体験をする為に多くの人が時間を費やし人生をかけて挑んだことすごいことだと思いました。
「無」や「空」を知識として知った今
全て「無」だと「空」だと思い悟ることができたならどれだけ生きやすいだろう…
だけど何も感じなくなったら何の為に生きるんだろう…
知識を得たからこそ楽しかったことも苦しかったこともそう思えたその瞬間も感情も自分が体験してきたこと全て大切にしたいと気づき思いました。
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哲学は難しい。難しいことをこんなにも分かりやすく説明できるのは、単にこの人の理解がめちゃくちゃ深いのと、この人が相当頭がいいからだと思う。想像力が豊かだから、相手の分からないことを前提としてそれを埋めるために相手の言葉を使いながら説明できる。憧れる。こうやって相手の興味を刺激しながら自分の世界観を押し付けられる絶対的なエゴは強い。西洋の哲学バージョンも読みたい。
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屁理屈の大集成の西洋哲学と決して理解することも伝えることも出来ない体感の東洋哲学。もしかしたらいつか自分は、それは死というものではなく、遍在となりうるのではないかと勝手に思ったり。19歳の頃、阪急電車から見えた夕陽を浴びた瞬間、時空を超えた気がしたあの感覚を今も思い出す。関係ないかどうか知らんけど。
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近代教育を受けてきた私にとって東洋思想はなかなか理解し難いものが多かった。
言語化して、解像度を高くすることこそ大事なことだと思っていたけれど、東洋哲学は言葉でわかったなんてありえない。言葉にできない体験でこそ初めてわかったという考えであることと理解した。
ただ、この理解したも結局言葉の上でしか理解できていないので、東洋思想でいう「悟り」には程遠く、おそらく私がわかったといっても、悟りにたどり着いた人からしたら全然わかっていない分類に入れられてしまうのかもしれない。
と考える思考自体が西洋思想っぽく、なかなか無為自然という自分も他者も含め境界の全くない無為自然には程遠い思考なんだろうなぁと感じた。
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面白く読ませていただきました。東洋哲学と西洋哲学の違い、仏教の宗派の違いがよく理解できました。東洋人だけど、教育は西洋的。自分の中の東洋と西洋がせめぎ合うのが分かりました。
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シンプルにお笑い的に面白い。
ガンダムのくだりは吹き出してしまった。
東洋哲学の歴史、思想観が非常にスッキリする。
東洋哲学は生活の中でも馴染み深いものなので、普段ぼんやり疑問に思っていたことがどんどん解決され、腑に落ちる。
仏教は神を持たないのになぜ仏像などを奉るんだろう?といった疑問が解消される
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【星:5.0】
東洋哲学がこんなに面白いものだとは知らなかった・・・。私の知の扉をまた1枚開いてもらったような感じである。
本書も含めて、著者以上に分かりやすく、かつ面白く哲学についてかける人は今後も多分出てこないだろう。
読み応えも十分な素晴らしい1冊だった。
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同著者の史上最強の哲学入門を先に読み、本書を読んだ。西洋哲学とは確かに方向性が全く異なる哲学であった。西洋哲学は説明可能な論理的、科学的な面があったが、東洋哲学は自己の中のみにある体験そのものであるため、説明不可能性を持っているのだと思った。東洋哲学は環境に関係なく、悟りで自己認識的に無敵になれるので、確かに最強だなと思った。自己の認識さえも客観視してしまえば、全ては映画の中の出来事にしかすぎなくなる。仏教の苦行や念仏が方法でしかなく、あらゆる仏教の真髄が一つの哲学にあるというのは驚きだった。本書では理解不可能な東洋哲学を実に分かりやすく、読み終えた時東洋哲学を理解できたのではないかという錯覚に陥ってしまうほどよくできた著書だと思う。