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日本人選手の「自分たちは弱い」という思い込みは非常に強かった
いま本当に伝えたいことを一つに絞る。それも冗長でなく、出来る限りシンプルにする
課題を一つひとつ明確にする
リサーチの結果 3つのキーワード
信頼、忠誠心、努力
潜在意識に働きかける
侍eyes、忍者body、道japan way
信頼は行動と行いによって築かれる
向上心のない努力は無駄
トレーニングは、時間を区切る
私はどんな事も、成功は、準備がすべてだと思います
明確なビジョンを持つ
プレッシャーがなければ弱くなる
戦いに興奮は要らない
冷静かつ知的な闘志が必要
ミスをしないことは決して重要ではない
勇気とは慣れた自分を捨てること
何事も、本番で大きな力を発揮しようと思えば、普段から自分を追い込む訓練をすることが必要
言い訳が成功を阻む
決断するから進歩が生まれる
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エディーさんの主張には、至極納得。グサッとくるけど正論なのでしょうがない。簡単だけど論理的ですぐ頭に入ってくる内容。非常に頭の良い人じゃなければこの本は書けない。
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図書館からこの本が回ってくるより、Number誌の「スポーツ嫌われる勇気」が先になっちゃったけど「課題の分離」というアドラーの理論の優れた実践例が2015年のワールドカップだったんだな、と納得しました。改めてエディ・ジョーンズというリーダーを持ち得たことは日本のスポーツ界、いやそれにとどまらず、ビジネス界、教育界にとって資産になる出来事だったのだと思います。すごいシンプルですが、どんどん自分の今、直面していることに援用したくなる言葉が溢れていました。どんなビジネス書もだいたい書いていることは同じだけど、言い方を学ぶために読み続ける、という彼の生活習慣も沁みます。なにより、本書の特別なところは、その素直さ。協会へも五郎丸へもジョゼフHCへも、そして本田圭祐へもものすごい素直さで問題点を指摘しています。その素直さで、あとがきの「本当の成功は、部下がリーダーを超えた時に起こります。」と南アフリカ戦での選手が指示を聞かなかったことも褒め称えます。素直さは、強さ、と感動しました。
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書いてあることは普通のリーダーの仕事の表面的なこと。ただし、書いていない部分にものすごい準備と努力が必要なんだよと。
具体的には書かないけれど、それが大事なんだと。
あと、日本人の特徴を伸ばし、悪い部分は変えていく。制御不能な部分は考えない。
日本ラグビー協会は変わらないので、諦めたとも。(だから協会がお願いしたコーチ延長もしてもらえない)
ジャパンウェイ。大事なキーワードです。
この本で気づかされた大事な事です。
他の人の本より易しく入門には良い本です。
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目標を持つこと、また、それに対して備えをすること。日本人の良さを活かすこと。これらを意識していきたい。
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書いてあることは本質的には巷でよく言われていることなんだけど、エディさん流に言葉を選びながら入って来やすい言葉で語られている。何度か読み返すべき本。
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あまりこの手の本は読まないのだが、リーダーとして成功したエディさんの言葉はさすがに説得力がありますね。現在の日本代表ヘッドコーチであるジェイミー・ジョセフさんに対してはやや厳しい評価。なんかあったんですかね?
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エディーは、コーチのプロである事が分かる本です。
まず、よく観察して長所短所を見極める。具体的で適切な目標をたてる。立てた目標を共有する。
目標を達成するためにチームのルールを明確にする。Having a goの精神で失敗を恐れないでリスクをとる。成功するには、準備と努力が必要、高いレベルに達するには居心地が悪い事を心地くならないといけない。奢る状態になると、努力しなくなるとも言われています。高いレベルに導く理念を感じました。
スポーツの話とビジネスの話は共通点が多く、スポーツの話とビジネスの話を行き来して表現されているのも理解しやすい理由です。
本当の成功は部下が指導者を超える時があるそうです。日本でのヘッドコーチでの経験でその瞬間があったそうです。それが、the upsetです。
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言わずもがなだが、いわゆる名将ってやつだなと。
論理的で人心掌握がうまく、文化をリスペクトし、高い目標を掲げ、俯瞰的で批判的、何ものからも学ぶ姿勢。
岡田監督の本にかかれてたことと同じようなことがたくさんあった。
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再読。
リーダーが目標を語る時、何度も何度も繰り返し語らなければならない。それも同じ言い方ではなく、同じ食材にあるときは醤油をかけ、あるときはマスタードをつけるよう、手を替え品を替え話さなければならない。チャーチルも言っているが、リーダーは言葉に、レトリックに強くこだわりをもたなければならない。今回は、そういう思いも強くしました。
(2017/06/20)
前回W杯で、日本代表を躍進させたヘッドコーチ、エディさんによる、育成論、リーダシップ論。
目標設定の重要さ、日頃からの準備の大切さ、信賞必罰(公平な評価)など、その哲学は、ビジネスや普段の生活にも非常に参考になります。
この本の前に、「カルロスゴーンの経営論」を読んだのですが、どちらにも共通するのは、日本人は日本人の良さを活かす必要があるということと、コミットメント(目標設定&ハードワーク)の重要さの指摘です。一流のマネージャーからみた日本人の活かし方という切り口で、興味深いと思いました。
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平易な文章で、シンプルにハードワークの心得を説く良書。
年齢の高い層に熱意を持たせる事が大事と気付かされた。
ロッカールームで興奮して泣くのはやめよう。
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ハードワークとは、100%努力を傾ける事+今よりもよくなろうと言う意識が必要。いくら頑張っても結果が出来ない人は間違えなく「今よりもよくなろう」と言う意識が欠けている。と言う指摘は、2015年の楽日―ワールドカップで下馬評を覆し日本が3勝すると言う快挙を起こした著者なので説得力がある。
海外から見た日本人全体の素晴らしい所と、欠点、改善する余地があることろなどが指摘されている。そして指摘された点は、我々日本人視点からでも、理不尽に思うところではあった。「義を見てせざるは勇無きなり」を思う受け止める必要がある。
気に入った言葉
・どんな人の中にも力は眠っている。その力は放っておくとそれきりです。
・目標を自分専用のメモなどに書きとめ、繰り返し読むことはとても大事。
・短所があってもあきらめてはいけません。違う角度から見れば短所は長所にもなる事が多い
・トレーニングは時間を区切る事が大事。
・弱いマインドセットを変えるためには選手や部下をほめる事が一番です。
・欠点は誰にでもあります。しかしそれをネガティブにとらえると、そこで負けは確定してしまいます。要は欠点とは1つの状況に過ぎないと言う事です。欠点を欠点ととらえるか、ただの条件と考えるかが勝利や成功への大きな分かれ目となるのです。
・ミスは祖霊jタイ決して重要ではなりません。ミスの後どのような行動をとるか、あるいはそこから何を学ぶかが重要なのです。
・準備をしない人は怠慢だからです。あるいは自分に対して妙な過信があるのも知れません。
・言い訳が成功を阻んでいる
・心配ほど無意味なものはありません。心配がないんかを変える事はないからです。
・成功すれば嬉しいのはだけも同じです。しかしその嬉しさはすぐに捨てなければなりません。
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元ラグビー日本代表監督のエディー氏の本。例の快挙後に複数出版されてるみたい。私は初体験。
感想。
グッと来る。実績を上げた人、成果を出し続けてる人の話は、先入観もあってか、頷くばかり。
備忘録。
・大きな傾向を望むなら、明確な目標を設定しろ。漠然としたものや抽象的な目標ではダメ。数字で具体的に表現できるものであれ。
・目標は大きすぎるくらいであれ。手の届く目標であると、すでにある自分の力からの延長止まり。眠った力を呼び覚ませない。
・日本人は若手に厳しく指導するが、ベテランには緩い。ベテランが規律を守らなかったり、気の緩みがあっても放っておく。これは良くない。部下は公平に扱うべき。
・リーダーとしての(ボスとしてのこと)コミュニケーションは、そこに溶け込むことではなく、よくよく観察することが重要。出来ることできないことを見極める。
出来る。
・発するメッセージが本当かどうかではない。繰り返し発し続けることで、人はそれに即した行動をとるようになり、言葉が現実になる。
・成功は準備が全て。勝つためには準備をしなければならない。正しい想定と十分な準備ができていればクリアできない状況はない。
・リーダーが熱意を見せなければ、部下はこれからやるべきことが行う価値のあることがどうか判断がつかない。
・他人の欠点がみえ、それを直してやりたい時、人はどうしても高みから指摘してしまう。それでは効果はあまりない。自分で気付かせるのが良い。
・コントロールできることだけを考える。コントロール出来ないことは放っておく。
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(手を替え品を替えて同じことを話さなければならない、と言う著者にすれば当然の帰結だが)いくつかは既読の書籍と重複があり、期待ほど揺さぶられなかった。
しかし、書いていることは説得力があるし、これからも大切にしていきたい。
忘れた頃に読めば、また違った気付きがあるかもしれない。
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ひたすらに共感した。繰り返し読みたい書籍である。
あの興奮が蘇り、結果の必然性を感じずにはいられない。後書きを読んで、あつい思いがこみ上げた。素晴らしいコーチの存在無くして、あの成績はあり得なかった。