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シリーズ最終巻かと思いきや、次巻から新展開かーい!麻衣さんをなくした喪失感と麻衣さんを救うため翔子を捨てる覚悟をした咲太は非常に良かった。ラストもぶわっときたけど、実は意味が良く分かっていない。今の状態は翔子の思春期症候群の中なんじゃないの……?
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前巻の引き、そして今回冒頭の絶望からの大逆転。読み終えてとにかくよかったとしか言葉が出ない。この物語の人物は、咲太も麻衣さんも翔子ちゃんもみんなみんな、途方もなくやさしいね。最後の奇跡へと持っていけた互いを思いやる気持ちに拍手を。ここで完結してもおかしくないと思うくらい良い読了感でした。次からは新展開らしいけどどうするのかな。
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読み終わって心の底からホッとしている。
よくぞこの結末に導いてくれたと作者に感謝したい。
ほんとうによかった。
翔子と咲太と麻衣の三者択一な苦しい苦しいお話の後編。
麻衣を失った咲太の絶望に胸が締め付けられ、麻衣を見つけた悦びに心が震えてしまった。
だから咲太が麻衣を選ぶ決断をしたこと自体は納得できる。
辛い辛い決断をそれでも咲太はちゃんとし、翔子さんにも告げた。
それはとても偉い。
けれど、そのことの代償に翔子ちゃんがいなくなることが苦しくて苦しくて。
だって翔子ちゃんはあんなにもいい子なのだ。
あんなにも頑張り屋さんなのだ。
あんなにも他人に優しい子なのだ。
その子を救えずに終わるなら、この物語は辛い記憶だけで終わってしまう。
そんなのはいやだ。
それはダメだと心が叫んだ。
だから、ラスト。
確かに、すべての人を救うには、この結末しかなかったのかもしれない。
それでも翔子を忘れ去ったままの未来もあっただろう。
でも、そうではなく、ちゃんと翔子との全てを取り戻してくれた展開に深く感謝したい。
これは僕の見たかった結末だ。
それにしても、小さな希望が見えた先で、何度どんでん返しで絶望に落とされたことか。
やっぱりこの物語は甘くない。
一筋縄ではいかないなあ。
それに今回の話を読んで、これまでのシリーズのすべてが、数々の思春期症候群の全てが、ここに繋がっていたのだと良くわかる。
これを最初から企図していたのだとしたら、もう脱帽するしかないな。
だからもうこれ以上のシリーズの大団円はないだろう。
それをわかった上で作者よ!この先を続けようというのは、すごい勇気だな。
そんじょそこらの展開ではこれまでの物語に太刀打ちできないと思うけど。
それでも咲太や麻衣やとりわけ翔子ちゃんのこの先が見れるのだとしたら、たまらなく嬉しい。
期待してるよ!
胸が震える場面がいくつもある。
咲太が生きている麻衣を見て涙を流す場面。
そんな咲太を麻衣が抱きしめる場面。
泣きながら翔子の将来スケジュール表に大きな花丸を書く場面。
そして海岸で咲太と翔子が再び出会う場面。
これからもそんな数々を、ううん、今度はもっと愉しい気持ちでいられる場面を、期待している。
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かえでの話も前回の話もキツかったけれど今回の話は輪をかけてキツイ話だった……
これまでの話はどれだけ展開が悲惨でも何かしらの救いが有った
けど、一度麻衣を失った事でその大切さを認識してしまった咲太にとって、今回の話で選べるのはどのように翔子を失うかだけ。
それを知ってからの咲太の行動は痛々しいけれど覚悟に満ちている。きぐるみを来てクリスマスイブの街を徘徊しながら自分を見つけてくれる人を探し続けるその行動はこれまで以上に肝が座っていたように思う。それでも無力だった咲太を見つけ世界との繋がりを取り戻してくれた古賀をMVPと咲太は評するけれど、全体で見れば翔子の方が血を流すような想いで頑張ったように感じる
全ての真実を知ってからこれまでの話を思い出せば、未来から来た翔子はずっと咲太の幸せのために自分の幸せを犠牲にしようとしていたわけだからなぁ
そして、最後の最後にスケジュール帳から微かな希望を咲太は見つけたけれど、それは咲太には到底不可能な都合の良い妄想のような希望だったはず。それを形にすることができたのは翔子の強さも有ったのだろうけど、そこに中学で芸能活動を中断したはずの麻衣が臓器移植に関する映画に出演したことがささやかな助けになったのだと思うと何とも印象的な展開
中学時代に多くの繋がりを失った咲太が麻衣と出会ったことで空気と戦い、思春期症候群に巻き込まれた少女たちのために奔走し、最後は麻衣と翔子のために運命と戦っていくことになる流れはとても美しい
その結果、小さな幸せを手にしたことも。
で、これで終わりだと思いながら読んでいたわけだけどまだ続くのかな?ラストが完全に最終回後のエピローグの空気感だったけれど、まだ続くとしてどのような問題が発生するというのだろう?
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ご都合主義も良いところなのかもしれないけれども、読み終えたときに「よかった」以上の感想が出てこなかった。
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鴨志田一先生の「青春ブタ野郎シリーズ」の第7巻です。2018年10月~12月にTVアニメが放送。青春ブタ野郎こと梓川咲太と思春期症候群を発症したヒロインの関係を描いた青春SF作品です。本巻は2019年公開の劇場版に相当し、ヒロインは麻衣さんと翔子さんです。前巻の衝撃的なラストからどうなってしまうのか重い気持ちのまま読み進めると、まだまだ底は深く、これ読み進めない方が良いのかなと思いましたが、今までの思春期症候群が全てここへの伏線だったことを知り驚きました。本当に素晴らしい第1部でした。早く劇場版が観たい。
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劇用版原作の後編。というか青ブタ一期シリーズのラストとも言える作品。
映画で見てたんでストーリーは分かっていたんだけど思わず涙する名場面が続出。いささかご都合主義なところは否めないがラノベらしい終わり方ではないかと。
次巻から新シリーズということでこれも楽しみ。
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前巻からこの間の前半まで悩みに悩んだ主人公咲太が、自分を含む全ての人を救うために走り回り、時を超える。この巻で終わりにしてもいいくらいきれいなラストシーンのためなら、多少のご都合主義はぜんぜん許せる。
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ただただ綺麗な話。
誰も悪い人はいないんだ。優しい人しかいない。
ありふれた日常の幸せをどうしようもなく実感して、その上で生き方って変えられないんでしょうね。
その上での咲太の「これまでを無かったことにしても気づかなかったふりはできない」っていうのが沁みる。
最後まで覚悟して読んでいました
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やさしさといのちの尊さと
これまで咲太が向き合ってきた"思春期症候群"のすべてがこの第7巻に繋がっていて咲太を助けてくれたんだと思いました。
前巻読み終わって不安が募るばかりですぐ読み始めた今回、読んでいきながらやっぱりみんな笑顔で終われないんじゃないかって思う度に涙が止まらなくなって途中読むことすら出来なくなって何度か止まってしまいました。
それでも何とか終盤まで読み進めていき、衝撃のラストでした。
ほんとにありがとうございましたの気持ちでいっぱいになりました。
今までこんなに涙したラノベ作品はありません。
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青ブタシリーズ第7弾!
今巻のヒロインは前回に引き続き牧之原翔子ちゃん!
これは感動回とかしか言いようがない
前巻の続き、麻衣先輩事故
そして死
その死はとてもとても、咲太くんを追い詰める
追い詰めて追い詰められて、未来を、そして過去を改変する
でも、翔子さんとの2人の未来もとても素晴らしいものだとも思ってしまう
でもやはり今は麻衣先輩の方が私も応援したい
咲太くんから提示された未来を受け入れ、今を必死に生きてる翔子ちゃん
彼女のことを思うと悲しく愛おしい
咲太くんへの想いは凄く本物で1つの愛だから
彼女の言葉は力強くて勇気を貰える
だから、彼女が未来を歩んでいる姿は凄く嬉しかった
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とりたててライトノベルファンというわけでもないので知らなかった作品。今更読んだ。
1巻から一気に7巻まで読んで来て、7巻の終わりで完全に打ちのめされた(良い意味で)。
凄い。凄くいい。
タイムトラベルものの矛盾を上手に回避する設定。
君の名は にも似ている。
物語は全く似ていないけれど、中核が似ている気がした。
複雑なのに難しくない。
こんな物語を作れるって凄い。
冗長なモノローグは音楽を聴くように読むのが吉。
イラストが酷いのは無視。
アニメになってるみたいだけど、観ようか迷う。
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【いつか、優しい人になる為に、大好きを大切にして生きてく】
大切な麻衣と翔子の想いを背負って、今と過去を行き来して、咲太がある決断をする物語。
子供の頃、将来なりたい物を発表する時、沢山の夢があった。
それは無限の可能性。
運命じみた事故に巻きこまれ、咲太の窮地の淵を救った麻衣は亡くなってしまう。
衝撃の事実に打ちのめされる咲太。
どちらかを選べば不幸な道を辿る中、咲太は貰った命の使い道を必死に考える。
大好きな人には幸せになって欲しい翔子の想いを汲み取る。
麻衣との道を選択して、夢を叶えていく事が翔子の弔いになる筈だ。
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※1~7巻の話をしてます。
第一部完なのかな。
ここまでの巻、全部非常に心がぶっささる話しばかりで一気に読んじゃった。
とにかく『梓川咲太』が格好いい。
ここまで各ヒロインを颯爽(ではないか)に、でも悩みながら救っている姿は、本当に美しい。
こりゃ国民的女優(桜島麻衣)も惚れるわ
前の巻から本当に心臓止まりそうになり、この巻の冒頭もあまりの切なさにぐ。。ぐぅ。。と
でも最後の最後まで咲太頑張ったよ。
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せっかく過去に戻れても、朋絵がいなかったら詰んでたな。最後は翔子も助かってよかった。翔子が未来に希望を持つことで結果的にハッピーエンドになれたのかな。
双葉も普段は毒舌なことが多いけど、ちゃんと咲太のことを心配してくれていたのは驚き。