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最前線の技術をわかりやすく伝えるサイエンスライターの清水亮さんの仕事ぶりが光る本です。とりあえず第三次のブームになっている人工知能とはどのようなものかわかりやすく解説されています。原理から応用まで日本の第一人者へのインタビューを通じて知ることができます。わかっている人が聞いているのでわかりやすいのだと思います。おすすめです。
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現在日本で人工知能を産業界で大きく牽引している清水亮さんが(当時の)日本の人工知能開発の最先端を担う方々にインタビューをした「よくわかる人工知能」だ。これも2016年の出版なので、この本が出版された時点から色々と世の中は動いてしまっているのだが、依然として方向性について理解するにはとてもわかりやすいと思う。・・・というよりも、今となってはAIについての変化が早すぎるということを実感するための良書という位置付けとしてもよいかもしれない。
本書は基本的に「清水さんが話を聞く」というスタイルなので、本人がノッている場面とそうでない場面で、あからさまにテンションが違っているのが面白いところだ。言い換えれば、この本はあくまで「清水さんが見ている世界」を表現しているだけなので、考え方に対してどのようなポジションをとるかは個人の自由である。そういった意味で、興奮しつつもかなり客観的に書こうとしている前書と、こちらではかなりニュアンスが異なる。それでも、どういった方向性に進むのか・・・といったことを知るには最先端の方に話を聞くのが一番というのは、全くその通りだと思うし、その内容をこれだけわかりやすく噛み砕いてくれる本書は入門書にうってつけだと思う。
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わくわくするような本。すでに刊行から一年たってしまったので、ここで語られていることがどこまで進んでしまったかビクビクものだが、とにかく、人口知能を前向きに、ひたむきに前向きに捉えることができる書。ディープラーニング嫌いな満倉准教授をもってきたあとで、人口知能のハードウェア開発最前線の話をもってくるところがにくい。ハードウェアの演算能力が今のネックであり、そこが解決してしまうと、人口知能研究は飛躍的に進んでしまいそうだと感じた。
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今話題の 「ディープラーニング」について知りたい!
2017/02/10 予約 8/3 借りる。 8/9 読み始める。8/22 途中で返却、再度読みたい。
よくわかる人工知能 最先端の人だけが知っているディープラーニングのひみつ
内容と目次・著者は
内容 :
現在の人工知能を取り巻く状況とは? 今の人工知能に足りないこととは?
人工知能が完成したとき、どんな世界が待ち受けているのか?
研究者や人工知能をビジネス化している企業の担当者たちとの対談により解き明かす。
なぜ深層学習が革命的なのか? p14-38
松尾豊 松尾豊‖述 p42-70
4大IT企業がこぞって公開する深層学習フレームワークのねらい p79-85
岡島博司 岡島博司‖述 p86-105
深層学習戦争の鍵を握るハードウェア p105-107
村上真奈 村上真奈‖述 p110-121
劇的な進化を続ける深層学習用ハードウェアと課題 p122-124
ヒューマン・エンハンスメントとしてのAI p128-130
コンピュータ・グラフィックスとAIの相克性 p130-136
CGを生成して騙そうとするAIと、騙されないように見抜くAIの対決 p136-139
予測する人工知能 p139-141
写真を説明するAI、説明から写真を描き出すAI p141-143
アートとしてのAI p143-144
データマイニングと人工知能 p144-153
田島玲 田島玲‖述 p156-170
深層学習を応用した超人工生命LIS(Life In Silico) p176-180
意識は全て幻想である p180-183
前野隆司 前野隆司‖述 p184-211
満倉靖恵 満倉靖恵‖述 p214-239
世間話から哲学的な問いまで会話で答える人工知能 p250-253
汎用人工知能(AGI)とは? p253-254
山川宏 山川宏‖述 p256-285
一般超知能(ASI)はいかにして出現するか p285-287
齊藤元章 齊藤元章‖述 p290-322
著者 : 清水亮
株式会社UEI代表取締役社長兼CEO。株式会社ドワンゴ会長室第三課長を兼務。
著書に「教養としてのプログラミング講座」「実践としてのプログラミング講座」など。
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著者含めて最先端の人工知能関連に携わってる方々の
対話形式の内容。ちょっとついていけないぐらい最先端であり
創造の世界の話で、引き込まれる。
内容的に難しい部分もあるが、本の中で出てくる
人工知能の工学というより自然科学的というより内容に
興味を惹かれた
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この類の本全般に言えることだが、別に本を読んだからといって特別額が深まるわけではないことを最初に書いておこうと思う。そうでもしないと、勘違いする人があまりにも多そうだからである。
先述した通り、特段知識や学が深まるわけ絵はないのだが、なんといっても、様々な分野の著名人が対談をしてくれているのを紙ベースで読むのは大変面白かった。
多角的な視点から見るという点において、広義では「よくわかる」ということなのだろうな。そういう風に思いました。
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AIの発展の流れがよくわかる本だった。
ディープラーニングやニューラルネットワークなど、よく耳にするけど意味はよくわからない用語
が身近な例で例えられていて、非常にわかりやすかった。
また、脳科学者など他の分野の専門家との対談もそれぞれの見地から知らなかった話が聞けて大変面白かった。
AIの概要を掴むにはとてもいい本だと思います。