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砂楼の花嫁シリーズ3冊目。
続編を心待ちにしていたんですが…
今回は、欧州の公務で秋成がとある公国の王子に一目惚れされてしまうという話で、そちらは秋成の人柄がよく出ていて続編というにはちょっと蛇足的な感じもありながら面白かったんです。
でも、ハミードサイドの話がちょっと期待してたのと違っていて。
まだ、ハミードは秋成のこと好きだと思うんですよね。側にいるからなおさら諦められない存在になっているはず。
だとしたら、サニヤがかわいそうな立場です…ハミードが秋成を忘れるため、虚しさを埋めるために利用してしまったとしか思えない成り行き。
とは言え、ハミードは態度はアレですが、ほんとは優しくてけじめもつける男気がある人格だと思うので、きっとサニヤを幸せにするんでしょうね…
それでいいんだけど…いいんですよ?でも、それって全然BLじゃないし。
最初はてっきりサニヤも秋成みたいなキャラかと思ってたけど、できちゃったなら違いますね~
情熱シリーズみたいに全員♂×♂cpっていうのもツッコみたくなりますが、ふつうにアラブものTLを次回も延々と描かれても困ってしまうんで…
困惑している最中です。おまけのペーパー程度の内容ですませてほしかった…
それでなくても、秋成も女度上がっていてTLぽくなってるのに。
どうなっていくんでしょう…
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大好きなシリーズの続編、一気読みでした。アマゾンで注文し昼過ぎに届いて、数時間で読了。
とても面白かったです。
両性具有であるという事実を伏せて砂漠の第1王子と正式に結婚した秋成。秋成を正妻にするために、皇太子の座を棄てたイズディハール。そして、イズディハールの双子の弟であり、兄に代わって今は皇太子の重責を担うハミードは立場上、義姉である秋成に横恋慕しており、いまだに報われぬ想いに身を焦がしています。
シリーズ第3巻となるこの物語りでは、秋成を巡っての三人の微妙な関係が少しずつ変わり始めます。新たにハミード付秘書官となったサニヤがハミードの子を妊娠。そのことによって、事態は大きく動きだそうとしているのではないでしょうか。
「あとがき」で作者さんが男でもあり女でもある秋成の行く末をきちんと見届けたいというようなことを書かれていましたが、作品を長く書き続けていると恐らく、作者自身も思いもしなかった展開・結末に辿りつくことがあります。
そういうサプライズも含めて、私も秋成や彼(彼女)を取り巻く人々のこれからの物語りに期待しています。
あと、これ蛇足的な感想ですが、、、
ハミードもめでたくゴールインできそうな予感で、これはこれで良かったかなと思うけど、私的には、彼にはずっと秋成ひと筋でいて欲しかったかな―笑
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第三弾。今回はとても軽快で面白かったです。心が落ち着いている後日談というのはいいですね!しかし短編!!!続きを是非!是非!!!!読みたいものです!!!!
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3作目。
異国で仮装をしていた秋成と出会った男性は、公国のVIPとして訪れて来た皇太子で、仮装していた秋成を探している、、という。本当のことを話せない状態で秋成は…。
男装する機会が減っている受けなので、今回の話は面白かったかな。ただ、どうしても両性具有であるのと、妃として扱われているせいか、女性女性しているのがBLっぽくない感じがしてモニョる。
しかも、ハミードが秘書と一夜を共にして子供ができるという衝撃の結末、、、。
一国の皇太子ともあろうものが、避妊もせずに女性を抱くとか、ちょっとあまりにも良い加減な話作りにドン引き。