投稿元:
レビューを見る
お腹を空かせた高校生が甘酸っぱい匂いに誘われて暖簾をくぐったのは、屋台の料理店「ほたる食堂」。風の吹くまま気の向くまま、居場所を持たずに営業するこの店では、子供は原則無料。ただし条件がひとつ。それは誰も知らないあなたの秘密を教えること……。彼が語り始めた“秘密”とは? 真っ暗闇にあたたかな明かりをともす路地裏の食堂を舞台に、足りない何かを満たしてくれる優しい物語。
投稿元:
レビューを見る
物語りの基本は「真夜中のパン屋さん」と同じ。違うとしたら、パン屋さんが屋台になったということ、そして主人公に何も記憶がないこと。作られた食べ物に込められた思いがわかってしまうという特別能力があることですかね。
子猫が詰められた猫缶。いじめ、虐待などたくさんテーマが詰め込み過ぎたような気もしますが・・・。
続きもあるみたいなので、それで謎解きって感じですかね。最近はこういう売り方ばかりで一冊でしっかり物語を読ませてくださいと思ってしまう。
10年後、20年後、これらの本を探す読者がいるのかなと思うのは余計なお世話かもしれませんね。
投稿元:
レビューを見る
NHKでドラマ化された『真夜中のパン屋さん』でお馴染み、大沼さんの新シリーズ。
大沼さんと言えばポプラ社だったんだけど、今回は講談社のタイガっていう新レーベルから。
*
夜道にポツンと明かりを灯す屋台の「ほたる食堂」。
ここでは、子供は原則無料。
ただし、条件がひとつ。
誰も知らないあなたの秘密を教えること。
ここから始まる物語。
*
大沼さんの物語はサラサラ読めるんだけど、ほろ苦い気持ちにもさせられる…。
でも、最後は安心して読み終わる。
不思議な感覚。
*
そして、美味しそうなご飯の数々!
真夜中のパン屋さんでは、美味しそうなサンドイッチとかパンが盛り沢山で、読んでる間中パンが食べたくて仕方なくなるんだけど。
今回ほたる食堂の神さん曰く「俺が作れるものを気分次第で作る屋さん」ということで、色んな食べ物が出てくーるー。
もう、お腹空きまくりだよ‼︎
特に餃子と焼きおにぎりがヤバかった。
夜中に読んじゃダメ。絶対。
*
で、物語自体は新シリーズということで本当に始まりって感じ。
でも、1つの事件は解決するんだけどね。
また続きが出たら読みたい。
*
*
そして、この講談社タイガっていうレーベルは刊行1年記念でプレゼントキャンペーンやってて、A賞は講談社タイガの本一年分だって!
毎月最新刊が届くんだってー!
これは、当たったら嬉しいなぁ。
この本しか今のところ知らないんだけどね。
でも、毎月最新刊が届くなんて夢のようだわ。
投稿元:
レビューを見る
うーむ。なるほど、やはりシリーズものなのか…そんな気はしてたけど…
気になるから続きも買ってしまいそうだわ。
遥太と神は今後どうなっていくのかしら。
(でもほんと単発で面白い作品は売ってくれないのかしらね)
投稿元:
レビューを見る
シリーズ化するのかぁ。
基本的には「午前x時のパン屋さん」と同じパターン。
ホンワカとした感じや、笑いを誘うやり取りは、まあ健在なのですが。
しかし、全体として出来は余り良いとも思えません。
元々キャラで読ませる作家さんですが、どうもそのキャラが落ち着きませんし、無理があります。
シリーズ化の為に最後にネタを仕込んだのも如何なものかと。。。
投稿元:
レビューを見る
大沼さんと言えば猫。猫に纏わる怪事件。とても面白かった。でも物語の中に食堂って必要?と不思議に思いながら読み進めていたのが、最後にその理由が分かる。これはこれから始まる壮大なミステリのプロローグでしかなかったようだ。
あらすじ(背表紙より)
お腹を空かせた高校生が甘酸っぱい匂いに誘われて暖簾をくぐったのは、屋台の料理店「ほたる食堂」。風の吹くまま気の向くまま、居場所を持たずに営業するこの店では、子供は原則無料。ただし条件がひとつ。それは誰も知らないあなたの秘密を教えること…。彼が語り始めた“秘密”とは?真っ暗闇にあたたかな明かりをともす路地裏の食堂を舞台に、足りない何かを満たしてくれる優しい物語。
投稿元:
レビューを見る
「まよパン」が流行ったので「2匹目のドジョウ」狙いでしょうか?
キャラ設定とストーリーに無理がありすぎで現実感なさすぎ。
ほたる食堂の店主も見かけと性格にギャップありすぎだし!
大沼さんって、美形が好きなのね・・・。
とかコキおろしつつ、次もまた読むんでしょうけどw
投稿元:
レビューを見る
幼馴染みの2人の教育実習生が町で起きている猫缶事件の謎を解く。風変わりな屋台が出てくるけどタイトルになるほど絡んでこないと思ってたら、事件解決後に店主の謎が明かされる。シリーズ化されるだろうから続きが楽しみ。
投稿元:
レビューを見る
【あらすじ】
「あんたの秘密。聞かせてくれたら、金はいらない」お腹を空かせた高校生が甘辛い匂いに誘われて暖簾をくぐったのは、屋台の料理店「ほたる食堂」。風の吹くまま気の向くまま、居場所を持たずに営業するこの店では、子供は原則無料。ただし条件がひとつ。それは誰も知らないあなたの秘密を教えること。彼が語り始めた秘密とは? 闇夜にまぎれるように佇む路地裏の食堂を舞台に、足りない何かを満たしてくれる優しい物語。
【感想】
投稿元:
レビューを見る
記憶の中にドロリと固まる過去。それに立ち向かう結衣と逃げる亘。過去を持たない男と過去を覗ける男が絡まりながら過去を昇華している。続編有りそうだな。
投稿元:
レビューを見る
謎の店主と美少年と教育実習生たちがドタバタと問題を解決するのですが・・・。今後、謎の店主を中心とした連続作品になるような終わり方でした。なんとなく、設定が前作と類似しているような気がしますので、ちょっとそこが残念でした。
投稿元:
レビューを見る
『真夜中のパン屋さん』シリーズを愛読してたので新シリーズもわくわく読みました。引き続き山中ヒコさんが表紙担当なのも大変うれしい!
結衣がなかなかエキセントリックで漫画チックなキャラクターなのだけど、炊飯器王子こと鈴井遥太はそれ以上。が、そこは私も女なので、主人公・亘の言葉を借りるとトンチキもミステリーに感じてしまい「好き♡♡♡」という好印象に…。女なので仕方ない…。
屋台のご飯が適度な描写でどれも美味しそうで、食べたくなる…というより料理したくなる!ありがたい!
パンドラの箱の、最後に残るのは希望だということを提示してくれる一冊。素直によかったよかったと安堵と共に読了することができて満足。
「誰かの幸せな記憶の中にいられるって、多分けっこう幸せなことなんだぜ?」という神の台詞が印象深い。
投稿元:
レビューを見る
まよパンの二番煎じか?
なんでしょねー、これは出版社の企画がよくないのかなーという印象。入ってたチラシを見る限り、この文庫のほかのタイトルも著者のヒット作の二番煎じみたいなものが多い。「ほら、まよパンみたいに食べもの屋が舞台で、ちょっとミステリーっぽくして、イケメン出して、シリーズ化してよ」みたいなオファーだったのかしらん?
とはいえ、読んでみたらそこまで二番煎じという感じでもなく、ホッ。
ただ、文章がまどろっこしくて読みにくい。
登場人物の行動や推理に話が進む前から「そんなにうまくいくわけはなかった」的にいちいち注釈が入るので「どうなるの?そうなの?」というワクワク感がない。
真実が明らかになっていくところは面白かったけど、登場人物の誰にも感情移入できないまま読み進めたし、心に残る真相というわけではなかった。なんだかんだ言って明らかにならない部分が多かった。残念。
シリーズ主人公はあっちの二人なのかな?
続きを読むかはハーフハーフかなー。
投稿元:
レビューを見る
子供は原則無料。条件は誰も知らない秘密を教える事。これが、ほたる食堂の決まり。本のタイトルから、この食堂が中心の物語かと言うと、違う。
東京の大学生が、教育実習のため田舎に帰って来て、ややこしい同級生と再会。猫が缶に詰められて捨てられる事件に遭遇。その事件を解決して行く物語。
食堂はいいタイミングで出てくる。
しみじみとしていて面白い。
投稿元:
レビューを見る
大沼さん、食堂とくれば、よくある癒し系駆け込み寺的な食堂の物語だと思いきや、結構人の悪意や偏見が登場するヘビーな内容でした。
それでも徐々に温かさが増していき、予想以上に清々しい結末に辿り着いたので良かったです。
この作品に屋台という小道具が必要だったのかは些か疑問ですが。