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定年後に移動図書館の運転手になったおじさんが、畑違いの仕事に戸惑いながらも、相棒の若い女性職員とともに各ステーションの利用者さんたちと触れ合っていく。移動図書館は毎回その時間に合わせて利用者が集まるから、そこに交流が生まれたり。控えめに見守る距離感からちょっとお節介まで、ほっこりヒューマンドラマ。
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連作短編5編
退職したテルさんが友人の勧めで最初は気乗りのしなかった移動図書館の運転手として働くが,だんだんその楽しさに目覚めていく.司書のウメちゃんとともにちょっとした謎を解決しながら,借り手との温かい交流が微笑ましい.でも図書館の人が個人的にここまで踏み込んでくるのは,私は少し嫌だと感じた.
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新米運転手テルさんとかわいくてがんばりやさんの司書のウメちゃんコンビが、
移動図書館で街の小さな謎を、つぎつぎ解いていくおはなしです。
全体に流れる暖かさに、小さいときに母に連れられて通っていた移動図書館を
思い出しました。そういえばわたしと図書館の出会いはあのときだったかも?
わたしのいる図書館でも毎日小さい謎がおきています。めぐりんと同じように
きっと利用者のみなさまが愛してくださっているからなのかもしれませんね。
ペンネーム:koroku
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ほのぼのしてて、でも時々ほのかな毒もあって…面白かった!移動図書館を利用したことがなかったから新鮮な気持ち。本好きだから、こういうサービスがあることにありがたいと感じる。
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本にまつわる日常系ミステリ。読んでいて楽しい。
けれど、なんというか「全員善人すぎてつらい」という気が若干ある。優しすぎる世界というか。みんな正しすぎやしないかい?と。
悪意なければ、みな許されるんだろうか。悪意がなくても傷つくことはあるだろうし、謝罪を受けても許せないことはあるよなぁと感じた次第。
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【ブクログ当選本】ちょっと時間がかかったけど、読了。大崎さんの本に関するお話は面白い!今回は移動図書館の話。新人運転手のテルさんと図書館司書のウメちゃんの凸凹コンビ、なかなかいいです。不思議な謎を突き止めていくのが楽しい!そういえば、私の市にも移動図書館があったことを思い出し、この本を読んで、移動図書館の利用も楽しそうだなと思った。
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定年後、移動図書館車の運転手をすることになった、60代のテルさん。司書の梅ちゃんと、本と利用するお客さんを巡るちょっとしたミステリー。
本に挟まれた写真、利用者の正体?!思いを寄せるほんのりとした気持ち。クレームの話はちょっと不自然さを感じましたが。本を貸し出すステーションは別なので、顔も知らない利用者同志だけど、本を通じて繋がったりもする。さいごはイベントで利用者が顔を合わせるのがいいですね。
移動図書館の世界を知ることができるのも面白いです。
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大崎梢らしい本だった。
移動図書館のめぐりん号。
私も利用してみたいな、と思った。
短い話が5つ。最後の話で登場人物たちのその後も知ることがてきる。
シリーズとしてまだ続きそうな予感。
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定年後に移動図書館の運転手になったテルさんと、若くて元気な女性図書館司書のウメちゃんのコンビが各ステーションで起こる謎を解いていく(^-^)どの話も読んだ後ほのぼのとしてしまう(*^^*)「道を照らす花」では、杏奈ちゃんの大ファンになってしまって、うるうるした(;-;)あぁやっぱり本って良いな(*´-`)♪
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定年退職した男性が、知り合いの紹介により、移動図書館の運転手となる。畑違いの仕事に最初は戸惑いを隠せなかったが、相方の女性司書とともに、移動図書館での仕事や利用者さんとの関わりや利用者さんに関わる謎を解いていく内に、思いやりある周囲の方々、司書に支えられ、仕事に誇りを持てるようになった姿が良い。定年間近に世代の違う人との関わりについて悩んだりしたが、エンジニア時代に培った対人スキルと、司書の心温まる一言、移動図書館の認知度を高めたいという思い、利用者さんとの本などの話で交流を深めるのが良い。
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推理小説とか、歴史小説とか、いろんなジャンル分けがあるってのは昔からしってました。
僕の好きなジャンルもあって、名前もついているってのはこの本をもって知りました。
へえ、そうなんだ
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移動図書館のバスの運転手の話。三千冊をのせたバスってどんな感じだろう。自分が小学生の頃は図書館はバスと電車を乗り継いで行く場所だった。本バスが来てたら絶対通ってたな。
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移動図書館といえば、すぐご近所にも来てくれる、馴染み深いもの。
確かに選書は難しいだろうなーとか、本館と違って、交流がしやすそうな空間とあらためて感じた。
ちょっとした謎解きがあるのが、大崎作品らしくて、ゆるゆると読むことができました。
2017/2/28読了
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ほのぼの。面白かった。
主人公が定年後のおじさんでしたが、優しいお話、という感じでした。
移動図書館って、こんなふうに受入れられているのでしょうか? 見てみたいです。
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今度の舞台は、移動図書館。
サラリーマンをリタイアしたテルさんと、元気溌剌な司書ウメちゃんが良いコンビです。
テルさんの奥様の聡子さんがこれまた、とってもいい味出してます。
小さな謎解きのコージーミステリーというのをはじめて知りました。
バスがめぐる町の5つのお話、どれもふんわり優しくて、本が大好き!が溢れています。
軽いタッチで短編なのであっという間に読み終わってしまいますが、あちこち深いなーと感じるとこもあって、こういう本はやっぱり好きです。