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未来を変える「外見戦略」
2018/5/25 著:川園 樹
外見を変えたことで、外見から発信される「情報」が変わり、それによって周囲のひとたちからの判断や推測が変わり、そして評価や感情が変わり、それが劇的な成果に繋がる。なぜならば、私たちの未来は、「周囲からどのように考えられ、どのように感じられるのか」によって決まる部分が多い。
望む成果や未来を手に入れるためには、周囲の方々からそれを実現できるような評価や感情を得る必要があり、それらを外見から発信される「情報」により伝えていけばいい。
本書の構成は以下の3章から成る。
①外見戦略とは何か
②なぜ外見戦略が大切なのか
③外見戦略のやり方
本書の中でも紹介されている、メラビアンの法則。視覚情報(見た目・しぐさ・表情・視線)が聞き手が話して判断する際には視覚情報が多くを担っている。
初対面がすべてではないものの、多くのビジネスマンは初対面が成否を決めたり、成功までの時間を考慮した際に大切であることは明確である。それは対顧客だけではなく、上司や仲間・後輩等にも及ぶのかもしれない。
どれだけ能力が高い人であっても本書で取り上げられている外見戦略を用いるかどうかによって将来は大きく変わる。
自分のやり方やその人の良さを活かし、かつ相手を思う外見戦略は誰しもを幸せにする戦略であるともいえる。
盲点とならず、頭の片隅にしっかり入れて取り入れていきたい。
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タイトルどおり、人は外見によって意外と判断されているという本。
書いてある内容はスタンダード。
余計なノイズをなくすこと、相手に引っかかりを作るような要素をなくして、すっきりさせる。
スーツやシャツの選び方は、同じような本と同じ内容。
やはりビジネスルール上の鉄板は揺らがないんですね。
以下が印象に残りました。
・自分がどうなりたいか、3年後を見越して外見を考える。
・髪型は一筆書きでかけるシルエットがノイズにならない。
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スーツの選び方。また、服を買いに行くときは、ヘアスタイルを整えてから行きましょう的な。髪型、眼鏡、スーツを変えれば、内面も引っ張られてポジティブになれる的な。
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「外見を変えることで、未来が変わる」
外見を変えたことで
外見から発信される「情報」が変わり、
それによって周囲の人たちからの判断や推測が変わり、
そして評価や感情が変わり、
それが劇的な成果に繋がった。
どこまで信じるかというところですが僕自身みなりがきっちりする事で内面が変わることは実感としてあります。
いつもスーツを着るようにしてますが暑くてもネクタイを締めると「さあやるで」って気になります。
「外見は他者に影響を与えるだけでなく、
自分自身にも影響を与えている」
「自分は何ができるのか」「どのような人なのか」「何を目指しているのか」ということが相手に伝わることで「信頼」「安心」「親近感」を相手に感じてもらうことができます。
「初頭効果」
人は最初に与えられた情報で相手の印象を決めてしまいます。
その後に入ってくる情報は印象に適合するように解釈されて組み込まれていくことはよく感じることです。
夢を叶えるためには
「どのような人間にならないといけないのか」
「どのような力をつけないといけないのか」
を考えて埋めていくしかないと書かれています。
「自分とはこういう人間だ」という強い思いによって意思決定の質が上がり、行動の質が上がり、人生や仕事の成果が上がります。
「人は制服通りの人間になる」(ナポレオン1世)
外見を変えるときに重要なのは、「外見を内面にマッチさせること」
外見だけ変えるのではなりたい自分にはなれないということです。
内面に合わせるように外見を変えることで自他共に認めるなりたい自分になれるということです。
「外見が変わったことによって、より上を目指したいと内面まで変わったように思う」
ハロー効果とはある対象を評価するときに目立ちやすい特徴に引きずられて、他の特徴についての評価が歪められる現象をいいます。
ピグマリオン効果とは人は期待された通りの実力を発揮する傾向があるという主張
外見を整えるとハロー効果で第一印象が良くなり
良くなった評価に応えようとピグマリオン効果で相乗効果になることをいいます。
ハロー効果とピグマリオン効果の相乗効果でより良い自分になれます。
自分としては若い頃は仕事ができたらええんやって思ってましたが自分が我が社の窓口になるんやと思うようになった頃から外見に気を使うようになりました。
それは仕事にも活きてきてるように思います。