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なんとなく、小説は敬遠していました。面白そうだけど、後味が悪そうで、ゾッとしそうで・・・。
そこでエッセイから読んでみたのですが、これがなんとも面白い。几帳面でシャイな一面が文面に表れていて、とても好ましいエッセイでした。
因島のミカン農家に育ち、大学時代はサイクリングで(友達が事情でリタイアしたため)ひとりで北海道を2週間かけて回られたとか。社会人になると、まとまった休みは取りにくいので、週末だけできる山登りに代えたとか。青年海外協力隊でトンガに行かれたり、予想作品のイメージからは想像していなかった、ガチ体育会系のかたでした。
今は結婚して淡路島にお住まい。淡路島の美味しいものがたくさん出てきて、思わずヨダレが・・・。
下巻には何が書かれているやら。楽しみです。小説は、「山女日記」から、読んでみましょうか。
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湊さんのエッセイ。真面目な文章でエッセイが苦手と仰っており、そんな感じが伝わりましたが、地元の事や食べ物の事になると一気に熱量がグンッと上がり、なかなか面白かったです。保険証の事をチラリと書かれていたのですが、作家の方はペンネームと本名の両方が記載されている、って事を初めて知りました。なかなかレアな話題もあったので下巻も楽しみです。
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著者の初エッセイ集。地方新聞等に掲載されたもので、著者の知られざる過去や、本屋大賞受賞した『告白』のエピソード、翻訳され、海外の方にも読まれており、外国人も衝撃と面白さに感銘していて、嬉しく思うことは人気度の高さとともに、スポーツなどと違い、地味なものであるが、本は世界共通のコミュニケーションツールだなと感じる。作家になる前の著者の様子、小説のために登山の旅などで感じたことは面白く読めてしまった。鯛そうめんは美味しそうだなと思う。いちじくも気になる。巻末の小説が良かった。下巻も楽しみ。
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るるぶを流し読みしてる感じに近い。湊かなえ作品の着想とか世界観とか、そういった要素はあんまりない。旅に行きたくなる、外に出かけたくなるような、そんな本。
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装丁がかわいくて買おうか迷い、とりあえず資料室で借りてみる。
湊さんの小説は苦手だけど、エッセイは割りと良い。
終始敬語。
淡路島に行きたくなる。
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「告白」での衝撃デビュー以来、もうかなりのキャリアとなる
湊かなえ。驚いたことにこの作品が初のエッセイ集であり、上下巻
が殆どスパンを置かずに発売された。こちらの上巻は新聞連載をま
とめたもの。さすがにビッグネーム、掲載紙は朝日新聞・神戸新聞
・日経新聞と超メジャー系ばかり。さてさて・・・。
最近はソレばかりの作家では無いが、やっぱり湊かなえと言えば
“元祖イヤミス”。女史にはやっぱりソレ系の文章を期待してしま
うが故に、どうしてもその色が出し辛いエッセイはちょっと敬遠し
てしまっていた。通常の湊かなえ小説なら、ハードカバーがリリー
スされた瞬間に購入していたのに(^^;)。
そんな予想は半分ハズレ、そして半分は当たり。
まずは、いわゆる「普通の文章」を書かせても、しっかり読ませて
くれる作家であることに改めて驚く。特に神戸新聞に連載されてい
た女史の現在の居住地、淡路島に関する記述はどれもコレも魅力的
で、明日にでも出掛けて行きたくなるくらい。訳あって僕はソーメ
ンという食べ物を憎んでいる(^^;)のだが、ここに書いてある鯛そう
めんだけは食べてみたい、とか思っちゃうから不思議(^^;)。
かなえ先生、食レポの才能は凄いと思いますよ、実際。
しかし、しっかり読めてもやっぱり彼女の「普通の文章」は正直ち
ょっと食い足りない気がするのも事実。一応下巻も買ってあるのだ
が、そちらは新聞よりも規制が少ないと思われる雑誌系。しかも、
上巻では1本しか掲載されていなかった特別収録が全体の1/3を占め
ている。そっちに期待しといた方が良いかもしれないな、うん。
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同じ因島出身ということで著者がポルノグラフティに寄せた短編がよかった~。
つきあいはじめて間もない高校生カップルが自転車で走り抜ける青影トンネル。
季節は絶対、初夏だな。
青影トンネルが高校時代の通学路、トンネルを抜けると海が見えるってなんてすばらしいんだろう。
通学時間が自転車で距離がだいぶあったらしいけど、こんないいロケーションが待っていたなら通える。
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以前、テレビでお話されているのがとても面白かったのですが、こちらのエッセイは日常を淡々と綴ったものという感じでした。
もう少し飛び抜けた内容を想像していたのでちょっと意外。
作品や執筆に関する部分は面白く読めたので、小説の新作を楽しみに待ちたいと思います。
わたしにはこの方の文章はエッセイより小説の方が合っているみたい。
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書き下ろしではないので、重複した内容が多い。
小説から受ける印象とは違う作者の一面が読み取れて、それなりに面白く読めた。
小説ではできる限り自分が普段使う言葉で書いているとのことで好感が持てるが、本書で「無言実行」という四字熟語が出てくる。この熟語ってあるのかな? 別の章では「不言実行」と書いているので意識して書かれているとは思うのだが。
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湊かなえさんって意外や意外、アクティブなかたなんだ!とびっくり。
なんか、家に閉じこもって暗~いことばっか考えてるネガ主婦って勝手に思ってた。
ごめんなさい。
それと言うのも私が湊作品のファンだから、とお許しいただきたいのね。
で。
そんな訳でやっぱりエッセイよか小説読みたいな。
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好きな作家はと聞かれたらすぐ浮かぶのは「湊かなえ」さん。
TVで拝見する元気いっぱいで、言葉もポンポン出てくる姿を想像しながら読みました。
なんかホッとする。やっぱり湊さんも同じような主婦なんだな~って思えて。
サイン会行きたいな~
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下巻の後に読んだが
読み慣れたせいかこちらの方が面白く感じた。
【図書館・初読・7月21日読了】
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大好きな湊かなえさんの初エッセイ本。
湊さんの作品のヒントや元ネタなどがちらほら見えて、
作品を再読したくなる。
淡路島や瀬戸内海の島国に行きたくなりました。
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独特な世界観の小説を書かれる湊かなえさん。
その人の書くエッセイは、日常は、どういうものか気になり手に取りました。
全然怖くなかった。好感がもてるお人柄を感じました。
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あのおどろおどろしい物語を紡ぐ人とは思えないほど
ご本人さんはほんわかした人だと
テレビで拝見していたので
エッセイを読んでもそれほどギャップを感じなかったのかも。
故郷に対する思い入れや趣味を大切になさっている等身大の湊さんが
随所に感じられて
普通の人っぽさがでていたのが魅力だったのだろうか。
上巻でおなかいっぱい感があるので
下巻で飽きがこないか少しばかり心配。