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湊かなえさんの小説は十数冊読んでいるが、エッセイは初めて。
山登り、青年海外協力隊、トンガ、淡路島の美味しい食べ物のことなど。
淡路島また行きたいなー。
こんな人柄の人から、あのイヤミスが生まれて来るとは不思議だと思う。
『告白』は海外にも翻訳されて、海外にもファンがいる。
確かに他の作家さんでも海外翻訳されたりしているのにあまりニュースでは聞かないものだな。
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湊かなえさんも、エッセイでは小説と印象が違い、普通のいい人 という感じの文章でした。淡路島、おいしいものがたくさんあるんですね。行ってみたくなりました。
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やっぱり私は湊かなえが好きだなぁって思いました。
でも、こんなに書いちゃっていいのかなぁ?
家ばれない?
瀬戸内のみかんはおいしいですよね!
湊さん、これからもじゃんじゃん宣伝?して欲しいです
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11.8.読了湊かなえさんの初エッセイ集。
新聞などの媒体に連載されたものを集めたもの。
タイトルは湊さんが好きなものを合わせてつけられたそう。山、猫、珈琲。
最初は卒業旅行で東北に行った時の話。
湊さんの日常感じる思いなどが肩に力を入れずに書かれていて面白い。
途中で、紹介されていた霜月蒼さんのアガサクリスティー・完全攻略、斎藤隆介さんの斎藤隆介童話集、読みたいと思った。
今は無理しなくても、勉強が楽しいと感じる時期がいたらがんばればいい、とも思いません。多くのことを柔軟に吸収できる10代のうちに、知識を蓄えないのはもったいないし、社会に出る前に、嫌いなことに立ち向かう練習をしてほしい。そして今は嫌われてもいいから、数十年先に、少しばかり感謝してほしい。最後の願望にはあまり期待していませんが…。
上のように時に激しく同意できるところもあって興味深く読めた。
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図書館より。
どれも新聞記載のエッセイのせいが、短くて非常に読みやすい。読了感もさっぱりしていて、読みやすい。
さて、下巻も読みますか。
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タイトルに惹かれて手にした湊かなえさんのエッセイ。
山、猫、珈琲…。好きなものだけ単純に並べただけで、こんな味わい深い言葉が生まれるんだ~と、感心。
彼女の作品のイメージからは遠く離れた人柄に好感が持てた。
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湊かなえさんのエッセイ。
大好きな作家さんなので、
楽しみに読みました。
小説と違って、普通な感じ?
夢中に読み進む感じではなかったです。
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この本。装丁がかわいい。
著者の好きなもの、山、猫、コーヒーを
組み合わせたもの。勝手に物語と思っていたら、
エッセイ集だった。
かわいい猫のイラストも飼い猫のもの。
多分、湊さんはミステリーが多いと思うのだけど、
それならこのかわいい表紙は合わないもんね。
以前、クイズで拝見したときは、ずいぶんエキセントリックな人だな、と思った記憶があるけど、読んだ感想では好感が持てるお人柄でした。
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湊さんは、山、猫、珈琲が好きらしい。
読んで淡路島に行きたくなり、食べたいものが増えた!
山頂で板チョコやトリュフバターを挟んだフランスパンを食べてみたいし、鱧の卵とじ、淡路島牛丼、鯛そうめんも食べたい。
斉藤隆介さんの「半日村」も読んでみたい。
最後に収録されていた、同郷であるポルノグラフティーの「Aokage」のイマジナリーノベルもよかった。
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湊かなえさん、最初に「告白」を読んで、それ以来、見向きもしない作家さんでした。でも有川浩さんと仲がいいとか、猫や山が好きということで、今回、「山猫珈琲(上巻)」(2016.12)を読みました。湊かなえさん、なんと、広島県因島の生まれ、27歳で淡路島の男性と結婚してからは、淡路島に10数年なんですね。広島生まれの私、急に親近感を覚えましたw。この本はエッセイですが、一番気に入ったのは、表札に家族の名前、そして猫の肉球2匹分を続けたというところでした(^-^) 大拍手です!
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ほぼ初めて手にするエッセイ本。
読み始めてみると一気に作者が身近に思えるし、
今まで読んできた作品達の話題がでてくると、こうやって生まれたのねと親しみが湧いてくる。
また改めて読書をして自分の世界を広げたいと思いました。
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『田舎の長男の嫁です』、もちろん、田舎の長男の嫁でもいいんですけど、その前にあなたは超売れっ子作家さんなんだから、その紹介はなんだか変でしょう?とツッコミを入れたくなるこの作品。これは湊かなえさんのエッセイです。エッセイは好きじゃないという人も多いと思います。実際、ブクログ の湊さんの 各作品の感想の数は三桁、四桁が当たり前なのにこの作品はまさかの二桁。皆さん、慎重にエッセイを避けていらっしゃるんだなあと変なところで感心してしまいました。そんな私が今回この作品を読むことにしたのは直前に読んだ「絶唱」に深く感動してしまったこと、そして、その作品制作の背景のヒントがこの作品にあるからでした。
『これらのおかげで怒涛の日々を乗り越えることができたと言っても過言ではない好きなものを三つ並べてみた』というのがこの書名を付けた理由だそうです。趣味は登山で、猫好き、コーヒー好き、これを繋げた書名。その作品は、いきなり核心から始まります。神戸新聞の随想で『阪神淡路大震災が起きたとき、私は大学4年生で、甲子園球場近くの学生アパートに住んでいました』と書き出す湊さん。さらに、『震災の日は確か、卒業論文の提出日で、徹夜で論文を仕上げたあと』と続けます。やはり、「絶唱」の第4章はこの経験を元に書かれたんだと確認ができてなんだか感激です。また、湊さんの震災への思いはこんなところにも。『被災地で無傷で助かったというのに、何の役にも立てない。自分の無力を感じた』という湊さんでしたが、『16年後、東日本大震災が起こりました。義捐金を送ることはできても、作家として何の復興の役にも立てないことに再び自分の無力さを感じましたが、ここで立ち止ってはいけないのだと思い直し、サイン会を決行し、募金箱を置かせてもらい、原稿を書き続けました』と綴ります。『どんな時でも、自分のなすべき仕事を続けてくれる人がいる』、「絶唱」にも書かれていた考え方ですが、湊さんは小説を書き続けることをもって社会の中でのご自身の役割を果たそうと考えられました。現在のコロナ禍でもそうですが、一人一人が自分の役割をきちんと果たしていくこと、社会を回していくためには、それが何より大切だという視点、これは全く同意見です。
一般的に、エッセイでは自著の裏話が登場することが多いものですが、湊さんは「望郷」の表紙について書かれています。ブルー基調のとても美しいこの作品の表紙、『よく合成画像と間違えられるのですが、その際、鬼の首をとったかのように、これは写真です、と答えます』、なんと『夜の海に輝く海ホタルを撮影したもの』なんだそうです。そうなんだ、と思わず表紙を見返してしまいました。
また、『入試の問題として短編集が取り上げられた』ことに関して、『小説を書く際、自分が書けない、読めない漢字はなるべく使わないように心がけている』と小説執筆の裏側を明かしてくださいます。具体的には、『「驚いた」よりも「驚愕した」の方が字づらとしては賢そうに見えるけど、日常生活で「驚愕した」と言ったことなどないので、小説でも「驚いた」と書きます』なるほど。こういった細かい部分までこだわって作品は生まれているんだ、と湊さんの作��制作の一端を垣間見ることもできました。
他にも『約18年前、青年海外協力隊として、南太平洋にあるトンガ王国に赴任し、中高一貫の女子校で家庭科の教師をしていました』と、これも「絶唱」に繋がる記述や、『旦那さんとまったく趣味が合いません』とか、『結婚記念日を覚えていない』といった夫婦のお話、そして『紙が怖いのです』『霊感がまったくありません』などなど唐突に書き始められる割には、とても納得感のあるエッセイが次々と展開されます。
ということで、湊さんの初エッセイを読ませていただきましたが、正直なところ、今まで抱いていた湊さんのイメージがゴロッと変わりました。正確には、直前に読んだ「絶唱」の影響が大きいのですが、他の作品を読んできた印象からは、もっと過激でかっ飛んだ方?というイメージを持っていました。でも、この作品から見えたのは、『田舎の長男の嫁です』という言葉から思い描くそのまま。普通のどこにでもいそうな主婦の一人、そういったイメージでした。ただ、その中に、「絶唱」もそうですが、青年海外協力隊のことが繰り返し書かれていたのは強く印象に残りました。それを湊さんは『近年は応募者が減少している』という現状を書かれた上で、『応募してください。とお勧めしているのではありません』『こういう選択肢もあることを知ってほしい』『貴重な経験を、私は青年海外協力隊で得ることができたので』とまとめられています。
全体として終始落ち着いた文章でまとめられているこの作品。笑いが止まらないとか、かっ飛んでいるとかそういったことはまったくなく、湊さんの色んな考え方に淡々と触れることができる、そんな姿勢が一貫していました。とても真摯に物事を捉えられる方、そういう印象を受けるとともに「絶唱」という作品に込められた湊さんの強い思いに改めて感じ入りました。「絶唱」「山猫珈琲」この二冊を読む以前と以後で私の湊さんに対するイメージが全く別物になった、私にとってそんな一つの分岐点となった作品でした。
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実は初読み、湊かなえさん。
少~しずつ、時間をかけて読みました。
癖のない素朴なエッセイは好感度高し。
山・猫・珈琲という嗜好も共感度強し。
小説のほうは、紹介を読むほどに苦手な怖さというか狂気みたいなのを感じてしまいためらい続けているのですが、このエッセイは隙間時間のお伴に仲間入りです。
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一つ一つが短く読み易いエッセイ集でした。
淡路島の食に関するエッセイは、食べたくなってしまっていつか行きたいと思います。
鯛そうめん、食べたい!
城崎限定のオリジナル小説もせっかくだから読んでみたいです。
湊さんと生活背景は違うからこそ、ママさん付き合いの話や旦那さんやご家族のお話も面白く読めました。
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大学で被服を学びアパレルメーカーに勤めていたとは知らなかった。あと青年海外協力隊や趣味の話など、アクティブな方なんだな。
淡路島にとても行ってみたくなったし、三浦綾子さんやアガサクリスティーを読んでみようと思った。
「告白」はめちゃくちゃ面白かったけど、アメリカのウォールストリートジャーナルで2014ミステリーベスト10に外国作品で唯一選ばれたのは本当にすごいことだな。