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202X建築テクノロジー(日経アーキテクチュア)
■木造技術
・木造は技術的に一段落し、数年すれば木造ビルができる。
・なぜ木造で作るのか、木造らしさとはどうあるべきか
■理由:①木造空間の魅力と②森林資源の有効活用と言われている
①木造空間の魅力
→実は木造の必要はない。RC造に木造を貼ってもよい。
→構造体まで木造で作る意味は?混構造や上層階のみ木造が理想
②森林資源の有効活用
→実際は山のためになっていない。
・太さが4寸角の柱など、住宅用製材として使える木材を取るために木を伐採。
・太い木は売れない。
・経済性・効率を求めすぎ、部材寸法の規格化が進み、使える部材が限定されている。
・山に生えている太い木・曲がった木など、自然素材をそのまま生かしているとは言えない。
■どう活かすか
・曲がった材を3Dスキャナーで材の形状などをデータ化、BIMに入力し、継ぎ手や仕口をロボットが加工できる。
・新しい技術を使って、山のために気を使えるようにする。
・現在は山はきちんと在庫管理されていない。
・将来は、山全体を3Dスキャナーで読み込み、山に生える気のデータベースができるかもしれない。
■温暖化対策の木材活用
・二酸化炭素の吸収が早い若い木を常に一定確保。
・そのためには一定の人工林が伐採・利用が必要。
・適切な施策の元で木材を積極的に活用していったとしても、安定供給が出来る齢級後世になるにはあと100年はかかる。