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え、まさかこれシリーズなの?
続くの?というラスト。
杏の謎が解けないし零のこともわからないし。
でもとりあえずお腹がすいたわ。柊一のコロッケ食べたいよう。
あと、天下の角川さんも誤字とかあるんだなぁと。
74頁の後ろから3行目に誤字がありました。
悠司は次男でなく三男です。
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東京下町三ノ輪にある食堂に呼び戻された柊一。年老いた祖母、足の不自由な父、行方不明な長男、残されたその娘と問題だらけ。有名店をクビになった柊一は家を守れるのか。美味しいだけでは駄目な老舗の食堂が生き残るには。
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下町和菓子 栗丸堂のシリーズの作者でもある似鳥航一さんの本です。
母親に愛情を沢山受けて育った5人兄弟(男ばかり)が成長して、実家の食堂のピンチに力を合わせて立ち向かう。ざっくりしたあらすじはそんな感じですが、5人兄弟が成長の過程でそれぞれどんなふうに家族を見ていたのか、思いあっていたのかをそれぞれの視点からも描いている。
長男の「隠し子」として登場する6歳の少女が家族の緩衝剤の役割を果たし、家族の再生、それぞれの再生に一役買っている感じです。
読後感も爽快だけど、伏線もまだ回収され切ってない部分もあるので続くのかな。。。と期待しています
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栗丸堂が出てきたり、探偵役の幼馴染がいたりと似鳥ワールド満喫です。私は好きなタイプです。続編も読みたい。
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突然現れた隠し子?を残して長男が失踪し、弟たちが家業の食堂を切り盛りする。ライバル店とのトラブルも家族の助けで乗り越える、とはありがちな展開だけど、6歳の杏ちゃんの言動がかわいいので好印象。
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【収録作品】十五年前/ころもさくさくコロッケ/香りとコクが深いカレー/新しい和風スイーツ/ジューシーからあげ/たからもの
ミステリ風家族+料理小説。栗丸堂の名前がちょこっと出てくるのが楽しい。
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2歳の子を持つ私からしたら、2歳児を赤ちゃんということに違和感が半端なかった(笑)
作者の方は子供と接することがないのかな?
話の内容はうーん…
懐かしい食堂っていう感じはしなかったかなぁ。
とりあえず続編があるようなので読んでみようかな。
2017.10.3 読了
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分かりやすく軽いストーリー運びで、読んでいて元気が出る本でした。重い内容の本を読みたくない時にいいです。コロッケが作りたくなるなぁ。
読んでいて漠然と「映像化しやすそうな文章だなぁ」と感じました。二時間ドラマなどに丁度いいかも。
ただ、皆さんもお書きになっていますが…恐らく作者の方は小さい子供と接する機会があまりない方なのかもしれませんね。
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初めて読む作家さん。
こちらも様子見だが、シリーズ一作目なら、きっと書き手もそうに違いない。
冒頭の「十五年前」という章が、いきなり衝撃的。
母の愛に溢れた、母のモノローグ…なのだが、これが読んでいて居心地悪い。
息子たちが自分の命、というお母さん。
この後ほどなく死んでしまうことを知れば、やむ無しなのかとも思うけれど、このお母さんがリアルにいたら、怖い。
大人になり、巣立っていく息子たちとの関係を堪えられるのか、まったく他人事ながら心配になってしまう。
家族が宝という割に、夫や姑のことは全く触れていないのも不自然だし。
純粋培養された母性愛が薄気味悪い。
もっと気色悪いのが、唯一の悪役、神崎の造形。
実直な兄が社会のひずみの中で心が壊されたことで、歪んでしまったという事情が語られるものの、なぜそこまで主人公たちの三毛猫食堂を攻撃するか、理解に苦しむ。
ゆがんだ人物にしても、チェーン店の店長が地元の食堂をそこまで潰そうとするだろうか?
そんな暇あったら、もっと売り上げを上げる方法を見つけなよ、という感じ。
こんなアホな社会人、いるんだろうか?
そういう意味で、リアリティを感じられない。
社会に対する洞察が薄い気がする。
彼はこの巻だけで使い捨てられる悪役なのかもしれないが、悪役に魅力がないのはつまらない。
キャラクター小説って、こういうものなのかなあ。
確かに主人公柊一や、謎の少女、杏は魅力的だったけれど。
それから、食べ物の描写はおいしそうだった。
空腹を感じなくなって一か月経った私にも、おいしそうと思わせるほどに。
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人情味に溢れていて、懐が深い。栗丸堂もそうだったけど、熱くて大好きです。されたことに報復するんじゃなくて正義で立ち向かうのがとてもいい。綺麗事かもしれないし、現実は甘くないと思うけど、こういう世の中を信じたくなる。
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「十五年前」
大切なものはなんですか。
きっと子を持つ大半の人間は彼女と同じ答えをするだろうし、何よりも優先順位の高いものになるのだろうな。
「ころもさくさくコロッケ」
いくら完璧な料理を作れど。
ここまで出来るのは下町の常連さんが一番のお店だったからでもあるかもしれないが、店主がお客さんをよく見て満足して欲しいと思って料理していたからもあるのだろうな。
「香りとコクが深いカレー」
聞こえた名から思いついたのは。
ここまで人間として根が腐っている人は中々居ないだろうし、居たとしたら彼の様に表裏をしっかり使い分けている人の心が分からない人間なのだろうな。
「新しい和風スイーツ」
素直じゃない弟からの後押し。
損な性格をしている様な気もするがこれだけ彼の事を理解してくれる家族がいるのであり、毒を吐いているように見えて人一倍思いやる心があるのであれば十分なのかもしれないな。
「ジューシーからあげ」
SNSが全てでないと伝えたい。
自分は何も出来ないと落ち込んで兄弟と比べ卑下していた彼とは思えない程の大活躍で、誰にも言わずこっそりとやり始めた所も彼らしくて本当に素直でいい子なんだろうな。
「たからもの」
彼の好きな言葉は。
彼女は彼が居なくなり家族が何かしらの危機に陥ることまでも想定していたのだろうかと思うぐらい、今この家族に必要な言葉だけを綴ってある大切な手紙だったな。
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お兄さんの事も、杏ちゃんの事も何も解決してないので何とも言いずらい。。。
零さんに何があったのかは凄く気になるところだが。。。
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食堂を継いでいた五人兄弟の長男が突然現れた隠し子を残して失踪。有名シェフとなっていた次男がピンチヒッターとして食堂を切り盛りしようとするお話。下町の個人経営だからこそ持っている良さや辛さなどとても興味深く読むことができました。ぎくしゃくしていた家族が少しずつ絆を取り戻していくのはとても良かったです。近所のチェーン店の店長がとても悲しい。彼がそうなった理由も。また隠し子杏は頭が回りすぎ、気が回りすぎで、6歳という設定が不思議で仕方ありません。色々な謎を残しているので続きを楽しみに待ちます。
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経営の傾いた食堂を建て直す「お仕事小説」ではあるが、
家族経営の奮闘の中で「家族の絆」を再確認する、
というのがメインテーマのようなのでこの分類に(^ ^
この作者らしい、直球ど真ん中の「勧善懲悪」
「正義は勝つ」的な王道のお話(^ ^;
分かりやすい悪役にもきちんとストーリーがある。
が、あまりにストレート過ぎる気もする(^ ^;
善人がみな善人過ぎて、まぶしい(^ ^;
昭和の少年マンガのような素直さなので、
ヒネくれたおっさんには少し物足りない(^ ^;
ので、☆一つ減(^ ^;
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主人公に対して登場人物達があまりにもひどいので気分が悪くて読みたくなくなる。店の常連てネットで悪評があっても、自分がおいしいと感じてればくるもんじゃないの?父親と三男の最初の頃の態度もどうかと思うし、ライバル店のオーナーに至ってはわけわからん理由での嫌がらせ。なんでここまで心根が腐った人間になれるのか。続きがあるみたいですが、読む気になれない。