紙の本
興味深い
2020/01/26 10:08
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:なつめ - この投稿者のレビュー一覧を見る
SMAPという国民的な人気グループの解散を通して、芸能界のいろいろなことがわかり、興味深く楽しみながら読めました。
投稿元:
レビューを見る
SMAPの解散について、芸能界の力関係などから丹念に分析した一冊。
著者は男性アイドルは専門外としながらも、それ故に離れた立場から冷静に分析してるように見えた。
投稿元:
レビューを見る
一連の騒動についてまとまった流れとして追うことで、各メディアの違いから特性や内部事情について知見を得ることができた。
その後は各国の芸能界の違いについてあげられており、日本は去ることにリスクがあるからこそ育成するモデルが取れるという点は興味深かった。
韓国JYJ法やAmebaTV出演等でそのモデルが崩れてきているときに、今後芸能人の在り方も変わってくるのかもしれない。
投稿元:
レビューを見る
2021年12月4日読了。自分の記憶にも新しい、日本中を騒がせたSMAP解散騒動を当時のTV・スポーツ紙・週刊誌などマスコミの動きを中心に振り返る本。たしかに、当時からもTVとスポーツ紙は同じ情報をぐるぐる循環しており、ジャニーズやマスコミに批判的意見はネットの書き手から情報を得ていたような気がする…。本書の結論でもある重要なポイントは、SMAP解散に至る対立が「義理と人情の古い価値観」vs「別の義理と人情」であった、ということは重要。SMAPの面々に罪はないこと・人間であれば自分の決断をするのは当然のことなのだが、それを許さないシステムというものは、いかに栄えて利益を産み業界を潤していたとしても、やはり許されないものなのだろう…。この本が刊行された後と今も、日本の芸能界はたいして変わっていないような気もするが。