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エシカルと聞くとちょっと身構えてしまうところがあったけれどもおかげさま、お互いさまの気持ちで無理のない範囲で気持ちのいい消費のことをエシカルと呼んでいるのが身近で良かった。
自分に出来る範囲でエシカルな消費を続けたいと思います。
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帯文:”「私にいい」が「世界にいい」とつながる。これがエシカル。” ”チョコレート、コーヒー、Tシャツ、そしてスマホ……カートの中身はどこからきたの?”
目次:1 知ることが未来を変えるパワーになります、2 地球と動物のためにできること、3 世界を見て出会った、新しい未来の変え方、4 「一羽の蝶」の暮らしが、世界を変える、5 100人の一歩
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「人、自然、未来にやさしい暮らし方」というサブタイトル、そしてまえがきにある「この本は、地球も、海の向こう側にいる人たちも傷つけず、もちろん、私たちも笑顔でいられる日々をつづけるための、新しい暮らし方の本です」という一文にワクワク。なぜなら、わたしは今まで漠然と「心と体と地球にやさしい生活がしたいなぁ」と思っていたから。
でも、そのために具体的にどうしたらいいのかよく分からず、「地球にやさしい生活ってのを一般市民のわたしがコツコツやったところで、大して貢献出来ないのでは?」と思ってしまう気持ちも正直あり、また、変に完璧主義なわたしは「やるからには完璧なエシカル生活にしたい!」と意気込んでしまい、でもその反面「完璧なエシカル生活にするとお金がキツいし、家の近所にはナチュラルハウス(スーパー)とかないから普段の買い物をエシカルにするのは厳しいな…」なんて思ったりもしていました。
でも、それらの思いをこの本が全て解決してくれました。
わたしのようなエシカル初心者にも「やってみよう!」と思わせてくれるような具体例がいくつも紹介されています。
また、個人がコツコツと活動することにも意味があること、オーガニック系スーパーじゃなくてもエシカルな商品が買えることもわかりました。
そして、完璧なエシカル生活が出来ないとしても「エシカルな暮らしの魅力は『身近なところ』から『できること』を『楽しく』始められる」「自分に無理のない範囲で、等身大のエシカルライフを続ければいい」「エシカルは始めることと続けることが大切」という文章に背中を押されて「とにかく今の自分に出来ることから始めよう。そして続けていこう」という気持ちになりました。
それから、先程も書いたように今までわたしは「心と体と地球にやさしい生活がしたい」と思っていたのですが、それが少し変わり「心と体(自分)と地球と作り手にやさしい暮らしがしたい」になりました。そう思うようになったのも、この本を読んで作り手の方達の辛い現実を知ったからこそ、です。
「はじめてのエシカル」というタイトル通り、エシカル初心者さんにおすすめです。フェアトレードやオーガニックに興味がある方、「地球のために何か出来ることはないかな?」と思っている方、でも何から始めれば良いのかわからないし、そもそも知識もあまりない、という方は、この本を読んでみると色々なことがすんなりと頭に入って来ると思います。
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エシカルってなんぞや、という
肝心のところが
ぼんやりして感じるのはなぜ
単に定義を語って解説してほしいわけではないのだけど。
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エシカルとは:
「倫理的な」「道徳的な」
エシカル消費:
動物実験、自然破壊、長時間労働などによらないものを消費すること。
労働問題
ファストファッションの多くは中国、東南アジアでつくられている
・インドの綿花畑での子供たちの労働、枯葉剤使用
・バングラデシュの裁縫工場崩壊事故 倒壊の危険性のある建物で女性が長時間労働していた実態が明らかに
→ファッション業界のあり方が見直されるように
映画「ザ・トゥルーコスト」の製作
その他、
チョコレート(子供の労働)、スマホに使う鉱物(紛争地域での武器売買)、ジュエリー(鉱山での強制労働、水銀による健康被害)など
温暖化問題
工業化による二酸化炭素
乱獲、森林伐採
絶滅危惧種
→持続可能なパーム油
アメリカでは、
持続可能な漁業で採られた魚、放し飼いで育てられた鶏肉や卵が見分けられる
フェアトレード
ストーリーのある昇進の魅力
バイコット
ファッション業界の主役は、デザイナーから消費者へ
流行を追う「トレンド」から、自分に似合う「スタイル」へ
エシカルは、一過性のトレンドではなくライフスタイル
できることから始めよう
・有機栽培の野菜を買う
・肉を食べる日を減らす(飼料を育てるのに大量の水が必要)
・食べ残しゼロ
認証マーク
・有機JASマーク など
サルベージパーティ
余った食材を持ち寄る
日本人の紙の消費量は、世界平均の4倍
ティッシュ、紙パック、新聞紙、書籍、包装紙
→SFC認証マーク 木材の伐採管理が環境や地域社会に配慮されているか 王子グループネピアなど
SNSなどを通して、エシカル商品へのポジティブな声を上げていこう
エシカルな企業
パタゴニア 仕様コットンは100%オーガニック。
自治体
フェアトレードタウン(熊本、名古屋、伊豆)
認証ラベルの付いたフェアトレード商品を積極的に購入しサポーした地域 ロンドン、リオなど
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エシカル消費:カートの中にある商品はどこからきたのか?何から?どうやって?作られたのか?目の前にある商品成果物だけに関心をよせるのではなく、プロセスに関心を寄せ、応援できる商品なのかしること。
もしその商品が学校にいかずに子供が作っているのだとしたら、その企業では適正なお金が労働者に支払われていないとしたら?
すべては知ることから始まる。
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ちょっとまって。今の世の中で、今の生活で本当にいいの?一人一人が一刻も早く変わらないといけないんじゃないの?
と心から考えさせられる本。
知ってたけどあまりにも重い現実が次から次へと突きつけられて、果てしなくて泣きたい気分になる。自分が変わったところで世界は変わらないんじゃないかって。
でもこの方の本を多くの人が手に取っているように、世の中は変わり始めてる。一つ一つの自分のアクションが世界の裏側に繋がっていると信じて、泣きたいのは我慢して取り組んでいきたい。
「うしろめたさの人類学」を思い出した。
より多くの人がこの本を読んでくれますように。
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今見を向けるべきことの要点がわかりやすくまとめられているのでまずは読んでみてほしい本です。
何でも手に入る時代だからこそ、教育を受けられるものの、”その後の義務”が確かにある、とハッとさせられます。
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エシカルとは何かについて本を通して学ぶことができた。その中でも、私たちの知らない(見えない)ところで起きている出来事が赤裸々に書かれていた。中には衝撃的なことも書かれていたが、これは私たちにとっても知っておかなければならないことだと感じた。
また、エシカルの具体的な行動についてもアドバイスがあり、すぐに行動に移すことができるようになっていた。
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エシカルという言葉自体知らなかった自分だが、少し意識を変えていきたいと考えた。
途上国における労働の問題は考えていて辛いが、
エシカルな製品を買うことは、途上国の闇を消していくというよりは、光の部分を応援して大きくする事なのかなと考えた。
ポジティブな気持ちで、誰かへのプレゼントにフェアトレードの製品をあげたり、自分に出来ることをしたいと思った。巻末にエシカルなブランドがたくさん紹介されていたので是非参考にしたい。
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エシカルについて知ってはいたが、今まではどこか他人事のように感じてしまっていた。
本書を読み、作者の感じたことを追体験することで、ストーリーに共感することができ、自分の行動を変えてみようとポジティブに思うようになれた。
三方よし(売り手よし、買い手よし、世間よし)から五方よしへ(+作り手よし、未来よし)というフレーズが心に残った。
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著者の写真と略歴を見て、オシャレでキレイでお金持ちの人の本か、と思ったけど、中身は真面目で、熱くて、丁寧で、良い本でした。
たくさんのエシカルなブランドが紹介されてるのも良くて、本当にタイトル通りの本だと思います。
私も、まずは持ってるものを大切に長く使う、買うときはよく考えてエシカルで長く愛せるものを買う、できるだけ自分で作ったり身近なところから手に入れるようにする、を心がけたいと思います。
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物欲もそれほどない私なので、1つ1つの物を買う時の意識をちょっと変えてみようと思った。
次買うものは、世界にとって良いものから選んでみよう。
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SDGsが話題になっており、自分に何ができるだろう?そもそもできることはあるのだろうか?と疑問を持ち、取っ掛かりとして最初に読みました。
どういった取組みがあるか、どういった製品を選べばいいか、とても分かりやすく書いてありました。
これを読んで意識が変わったと思います。皆が意識を持ち、できることを当たり前にできるようになるといいですね。とても良かったです。
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エシカルへの第一歩はまず知ること、そして自分に何ができるかを考えること。
無理に全てを取り入れようとしなくていい。
「倫理的であるとは、与えられた条件の中で可能な行為の中から最善のものを選択すること」
自分は何から始めようか、
いろいろと思いを巡らすきっかけになりました!