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AI対名人。将棋をとうしての2人の天才のストーリー。最後が気になる。
201.1.8
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久々に先が楽しみで一気に読みきった小説。電王戦を題材に、対局する名人(取海)と将棋ソフト開発者の大学教授(相場)の人生を追っていく。名人と将棋ソフト(ブレイン)との対局のシーンから始まり、現代の相場と取海、過去のトシちゃん(相場)とソウちゃん(取海)の人生が入り組ながら物語が進行する。推理小説とは違いトリックなどの複雑さがなく、過去と現在を行き来する進行なのですんなりと物語に没頭できる。大学と東洋エレクトリック、将棋連盟、将棋クラブに学習塾、シグマトロンなど絡み合う要素をうまく終息させた内容は読みごたえがある。ラストもありきたりではあるが一番よいラストだったのでは?オススメの一冊。
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おもしろかった。
しかし、電王といえば真っ先に頭に浮かぶのは仮面ライダーである。あれはほんっと傑作だわあ。
こちらは将棋のおはなし。
子どものころの話と現代との話が代わる代わる語られるので
飽きがこず最後まで一気によめる。
どちらかというと過去話の方がおもしろいか。
とはいうものの、どちらもあってひとつの作品、という感じもある。
ラストはあれ、結局自分で指してるのか??
にしても将棋とか碁とか、
なーんかみえてる世界が違うひとたちのようで
非常に興味深い。
多分本人たちは必死なんでしょうが、
こっちからみると憧れる感じはある。
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最後はやっぱりそうだよね、な終わり方。
天才ぶりがすごいけど、淡々と描かれていて、
でも実際の天才やその周辺もいちいち反応もせずに
当事者には普通のことなのかもと思った。
災害/人災パニックものばかり読んでいた作者だったので、
こういう作品も書くんだなぁ、と新鮮ではあった。
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面白かったです。一気に読みました。3つの物語が時間を超えて同時に進み、最後にふたりの天才が再会し、その絆に胸が熱くなりました。わくわくする小説が大好きです。
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小学校で出会った相場と取海。天才少年と呼ばれた2人はプロ棋士を目指す。そして、プロ棋士をかけた最終戦で2人は対局。勝負に負けた相場は、将棋から離れ数学にのめりこむ。20年後、将棋ソフトの開発者とプロ棋士として、対局することに。
2人の天才児が成長していく様は面白かった。最後はやっぱりそうなるか、という終わり方が少し残念。実家の企業の話はそこまで必要なかった気が。
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二人の神童が成長していく様子がおもしろかった。現在と回想の入れ替わるスパンが短いので切り替えがたいへん。回想のほうがおもしろかった。現代の相場が将棋のことを思い出すのがつらそうだったのは、明確にわざと負けたからかな?と思わせられたけど、はっきりそうでもないみたい。ラストもよかった。ドラマ化希望。
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大学教授の相場俊之は,子供の頃,現在の名人である鳥海創と一緒に将棋をして,プロ目前まで行きながら,家が裕福であったがゆえに進学し,そこで数学にはまり,さらに今では人工知能の第一人者になっている。あるとき研究室の学生が将棋ソフトの開発を研究テーマにしたいという。
将棋も人工知能も数学も,もともと難しすぎて小説の題材としては描きづらいとは思うのでしょうがないけれど,最後のアレはダメなんじゃないか……?
いや,むしろ逆にこれでいいのか?
もやもやする。
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かつて神童と呼ばれた二人。一人は将棋界にもう一人は数学から情報工学の世界に進む。20年後、彼らの人生は、名人と将棋ソフトを作った世界的AI研究者として久しぶりに交差し対決することになる…。AIと棋界トップの対決がメインかと思いきや、周辺ストーリーがちりばめられ彩りを添えながらの友情ストーリーが素晴らしい。
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小学校の友人であった天才棋士と天才技術者の話。現在と回想が交互に現れて語られる。面白く読んだが、結局勝敗はご想像にお任せしますなんですね。
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将棋を通しての二人の生き様。
ドラマですね。
将棋する人はみんな坂田三吉みたい。
その方が面白いという事かな。
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この後、本物の若き天才名人、藤井聡太が現れる。そして、将棋ではコンピュータが人間を超え、車が自動運転の時代にはいった。