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東京から小さな町の中学校に転向してきた榊原恒一。
その3年3組は過去から曰く付きのクラス。
彼には見えるミサキメイは他のクラスメイトには見えない・・・。
やがて一人また一人とこのクラスに関わる人間が死んでいく。
色々なトリックの破片を未落としてなかったか?
この結末は何処に向かうんだろう?
などなど考えたりしながら読み進めていくとあっという間に上巻は終わってしまった。
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2011/11/25 Amazonより届く。
2020/1/28〜1/30
8年ものの積ん読本にして、2年ぶりの綾辻作品。
父子家庭である榊原恒一は、父親の海外赴任に伴い若くして死別した母親の実家のある夜見山市の中学に転校する。転入した3年3組は何か異様な雰囲気に包まれていた。次々と起こる不審死。いったい何が起こっているのか。
綾辻さんらしいホラー。下巻へ。
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ハードカバーが出た当時から表紙に惹かれてて、ついに文庫化されました!
恩田陸さんの「六番目の小夜子」に似た世界観で、謎めいた展開がずっと続きます。
「フリークス」ほどグロくもなく、誰でも読める学園ホラーといった内容です。
上巻の終わりの方で最後のオチを予想してしまいましたが、
見事に裏切ってくれれば下巻も☆×5です。
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<あらすじ>
父は海外を放浪中、母は出産時に死去、そんな主人公・榊原恒ー(15歳)は
肺気胸の治療のため都心を離れ、母の故郷・夜見山市の病院に入院し
そこでミサキメイという眼帯少女に出会い一目惚れする。
その後無事退院し、療養を兼ねて夜見山市の祖父母宅で生活することになった恒一。
母や叔母の怜子(母の妹)が通っていた中学校に通学することになり
そして案内された3年3組の教室で、ミサキメイ(見崎鳴)と再会する。
鳴との再開で有頂天な恒一は、話しかけて親睦を深めようとするが
何故かクラスメイトはそれを引き止めようとする。
むしろ担任含めクラス全体が鳴自体存在してない振舞いで・・・
恒一は疑問を感じクラスメイトに鳴のことを聞くが、みんな言葉を濁す。
そんな中・・・
クラス委員長・桜木の母が病死し、本人も階段で転んで傘が喉に刺さり死亡する。
更に翌月、クラスメイト・水野の姉で恒一が入院中世話になった看護士が
搭乗中のエレベーターが落下して死亡する。
5月6月と、2ケ月連続で起きた死亡事故
それは26年前から続く『3年3組の呪い』だという
そして恒一はクラス全員から鳴と同様に存在を消されてしまう・・・
3年3組の呪い、そして恒一と鳴に対する存在否定の真意とは?
<下巻へつづく>
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転校した先の中学で、何かに怯えたような雰囲気のクラスと謎めいた美少女、そして死の連鎖の謎に挑む本格ホラー。
語りが少年の一人称であるためか、今まで読んだ綾辻さんの作品の中でも格段に読みやすいです。
ホラーとしての雰囲気はもちろんのこと、人形館のシーンや見崎鳴との出会いのシーンはそれ以上にどこかしら幻想的で印象的。主人公の語り口や鳴のキャラも魅力的です。
上巻はなかなかやきもちさせる展開。クラスに秘密があることは明らかなのになかなかそれが明らかにされず、いい加減話してくれよ、などと思いつつどんどん読んで行きました(笑)
上巻のラストでクラスメイトの不審な言動の謎が明らかにされるあたりは、ミステリーらしい徐々に話がつながっていく快感がありますが、そこからさらに謎は膨れるばかり。下巻ではこれを超える快感があるのかどうか楽しみです。
2010年版このミステリーがすごい!3位
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先入観無くぼーっと読んでいたのでしっかりびっくりできました。綾辻行人らしいといえばらしい学園もの。後半の怒濤の伏線の回収っぷりが半端なかったですね。
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学園ホラーミステリ?
ハードカバーでは手が出しづらかったので文庫待ちをしていた作品
意外と読み易く楽しめました。
少し残酷描写もあるので苦手な人は・・・・・・
でも、よく考えるとそこまで残酷じゃないので苦手な人も読んでみてねw
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最初は私も幽霊なんじゃないかと思ってた。
真実がわかりそうでわからない、ドキドキ感がすごかった。
一気に読めた。
早く下巻も読んで結末を知りたい。
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綾辻ワールド炸裂!?意味深、伏線。ミステリーのような、ホラーのような。下巻はどんな展開が待っているか?
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初綾辻作品(苦笑)今まで機会が無くて読んでなかった綾辻作品。読むなら当然(?)ミステリから…と思ってたのに、ミステリじゃなくて、ホラーからでした。早く下巻読みたい。
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一人死んだあたりからドキドキしてきて、一気に読んでしまいました。
最後のほうで伏線回収されたので、とりあえず、納得。
しかし、まだ半分なわけで、死者は誰なのか…果たしてどうなるのか…という感じでした。
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今までの綾辻作品(それほど読んだわけではない)の、ホラーとミステリの要素を足して2で割った感じでした。これまでの作品で苦手だと思った人でも読みやすいと思います。早く下巻を読まないと!
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ミサキという名前の生徒が、26年前に亡くなった。
クラスの人気者だったその生徒の死を受け入れられず、クラスメイトたちはミサキが生きているかのように振舞った。しかし、その出来事のせいで、3年3組には不可思議な出来事が起こるようになる・・・。
上巻で、ミサキ・メイがちゃんとした人間であり、クラスにはきちんと存在する生徒なのだということが分かりました。
これからどうなっていくのか?死の連鎖は続いてしまうのか?先の展開が気になります。
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本屋でも評判の本らしかったから 読む際に期待が大きすぎた気もするが、それでも面白かった。学校が舞台だからか、6番目の小夜子の雰囲気に似ている所があると感じた。(著者自身も影響されたと述べている)アニメ化するみたいなので、放送し始めたら見てみたい。学園ホラー好きならおすすめ。
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長編本格ホラーって書いてあるので、これは怖いに違いない!
しかも綾辻さんだしって勝手に思って読んでいましたが
そこまで怖くはなかったですね~。
その点はちょっと拍子抜けかな?
って言っても私の期待しすぎ(怖さ部分への)ってぐらいで、
なんとなくホラー風味の漂う、不気味な感じはあります。
語りが中学生の視点なのでとっても読みやすくてすらすら読めますし、「何なの?」「何が起きてるの?」と言う気持ち悪さがずっとあってすぐに入り込めます。
上巻ではそういった謎と、ある程度のルールが示されていました。それが下巻でどうなるのか?
めちゃくちゃ楽しみです!