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上下巻共に濃密。新たなシリーズへの意気込みが十二分に感じられる。市井もの好きにすると、もうちょい各地のその辺りの描写が増えると嬉しいかな。それでもラストは震えた。そして佐伯さんによるあとがき。これだけ読むだけでも購入する価値がある。
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内容紹介
シリーズ累計2000万部突破の「居眠り磐音 江戸双紙」の続編が始動。
瀕死の状態で薩摩入りした坂崎空也は前藩主・島津重豪の御側御用を務めた渋谷重兼と孫娘の眉月に命を救われる。
再起した空也は、野太刀流の薬丸新蔵と切磋琢磨して薩摩剣法を極めていく。
そんな中、外城衆徒は追い詰められ、空也との最終決戦が迫っていた。
平成30年7月16日~21日
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美人出たー! 主人公の前にエキゾチックな美人の姫が登場。こういったお約束に我慢できれば、まあまあ楽しめる。
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この滝から落ちて、遺体すら上がったことがないと言われるぐらいの大きな滝から落ちた空也。
しかし、そのおかげで薩摩に入ることが出来るのですが……。
空也が空夜としてではなく、名無しさんや薩摩の言葉で背が高い人という意味の言葉で呼ばれる人になり、薩摩のお家騒動に入っていきます。
さすが、磐音の子供。という感じで、色々と巻き込まれるのですね。
それがまた面白いのですが。