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大学受験までとそれ以降では必要とされる力が違う、という考え方には共感できた。大学受験までで身につくマニュアル力ももちろん無駄ではないけれど、大学・大学院での研究や社会に出て必要な考える力は、それとはやはり違うものだと思う。
考え創造する力は問題を見つける力、解く力、それを諦めない人間力の三つからなる、というのも納得できた。
と、ここまでが予講で書かれていることなのだが、それを身につけたいと強く思ったわりには、その後に書かれている1講〜4講までの内容はあまり心に残っていない。
それを実践する方法は人それぞれなのかもしれないから、参考になるかならないかはちょっと今のところよく分からないが、これからも何度か読み返して、そのへんを見極めるとともに、為になるのなら是非ものにしたいと思う。
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情報収集、問題解決、イノベーション…
それぞれに対して「考える」ことのヒントが書かれています。
実践まではできている自信がないなぁ、と思うことがちらほら。
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考える力とは、ほかの人が気づかない疑問点を抱き、問題の本質を見つけ、考え続けること。問題の本質を見つけるために、①事実を知らない②答えが分かっていない③何が分かっていないか分かっていない、の3つの内、③を何が分かっていないかを理解し、問題を整理することが重要。
また、他の人が気づかない疑問点を抱くには、やはり感性が重要。そのうえで考え続けることができる人間力。に加えて、セレンディピティを生み出すために、疑問を頂いたら自分の言葉で書き、残しておく。
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学生向けに書かれた本と言う事ですが、社会人にも物凄く役立つ内容。日ごろ自分が、考えると言う事を回避して、マニュアル的に、即物的に答えに飛びついていたと言う事を認識させられました。
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「マニュアル力」の上に「考える力」があり,その上に「創造力」がある。
本書では,上2つを「自ら考え,創造する力」として,それを更に①問題を見つける力,②問題を解く力,③諦めない人間力と細分化している。大切なのは,個別の知識ではなく様々な知識を結び付ける考える力である。
【問題を見つける力】
問題を見つけるためには,他者や自分との対話が必要。
何かが分からないときは,①事実を知らないのか,②答えが分からないのか,③何が分からないのか分からないのか,のいずれに当てはまるのかを見極める。
情報収集した際には,必ず自分の言葉で,シンプルにメモを取る。その上で,分かっている情報は捨てる!
本質の抽出には「地図メソッド」が有効。
【問題を解く力】
問題解決=類型化→要素化→各要素の個別解決
goal-oriented⇔curiosity-driven
広い視野と柔軟な姿勢が物事を多角的に見る目を養う
20%ルール(20%の時間は与えられたこと以外の好きなことに取り組む)を生活に取り入れてみよう
【諦めない人間力】
心に余裕を持ち,ちょっとした疑問も大切にすることでセレンディピティを高める
エラーをしてもへこたれず何度でも粘り強くトライを繰り返す人間力と,失敗から何かを学び取ろうとする冷静な分析力を養おう
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特に,「分かっていることは捨てる」というのに驚きました。断捨離の精神がここにも。基本的に,メモを溜め込む質の人間なので…
捨てることのメリットなど,言われてみれば確かに,と思う一方で,メモの集積から新たな発想が生まれることもあるのでは?と思ってしまいます。
今すぐ全てのメソッドを取り入れるのは難しいですが,これを参考に自分なりの方法を編み出していきたいと思います。
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イノベーションにはとにかく考えることが大切であると再認識させられた。
本書では考え方や思考のまとめ方が説明されている。
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非常に平易かつ具体的に、「考えるとは?」という問いに向き合ってくれる。バックグラウンドがアカデミックだなとも感じた。
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まずは何にでも好奇心を持ち、知ろうとする気持ちを持つこと。次に、それに対する調査と整理の時間を確保する事。最後は、過分な情報は捨てる事で道筋をスッキリさせる事が大事、と説いています。
知ろうとする気持ち、それを考え続ける重要性を分かりやすく説明してくれる本でした。
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スキルを身につける「マニュアル力」をもとに、「考える力」を訓練により身につける方法を説く、という内容。その方法を実践することがマニュアル力を元にしており、そこから簡単には「考える力」を身につけるわけにはいかなそう。やはり、努力や試行錯誤が必要なのは言うまでもない、ということに改めて気付かされた次第。
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既存のマニュアル通りのモノの考え方ではなく、自ら道を切り開いていく「考える力」をいかにして身につけ、養っていくかについて論じられています。
まだ見ぬ問題を見つけ、自分の力で解決する、その上で必要なあきらめない人間力、これらが新たな創造につながるということが読みやすくまとめられている一方で、少し文章内容が全体的に抽象度が高く、論じられた方法論は実践できるものの、あまり斬新な内容ではないとも感じられました。
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所々にキラリと光るモノに出会える。
読みおわったので、この本、捨てます。
読んだ人には分かってもらえると思う。
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☆信州大学附属図書館の所蔵はこちらです☆
http://www-lib.shinshu-u.ac.jp/opc/recordID/catalog.bib/BB13113430
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大学入学直後でこれからの大学生活に不安を抱いている人や大学で研究を進めようとしている人におすすめの本
本当の意味での考える力と困難な状況に直面しても諦めない人間力を身につけたいと思った。
社会に出るに当たって社会構造の変化や自然災害に柔軟に対応し考えることのできる人になりたいと思った。
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考える力を鍛えてこれまでになかったイノベーションを起こすための手法が語られている。
内容としては、企画などを仕事としている人であればこれまでの経験上、そのような思考回路で物事を考えていることが多いように思う。
それを明文化してくれている分、改めて自分の思考回路の整理や反省、見直しに役立った。
考え方の事例に筆者自身や偉人のエピソード多く取り入れてくれているが、その話が少しくどく感じ、私の読解力の問題なのかもしれないが、そのエピソードの多さゆえに要点を整理するのになかなか骨が折れた。
考え続けること。
諦めない人間力が必要。
ハードルを下げて、できますよね!と言ってくれているが、それがなかなか凡人には難しい。。。
兎にも角にも、思考を伸ばしたい人の背中を押してくれる一冊です
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考えるとはどういことなのか。改めて考えたいと思って手にした本。少し自分が思っていたのとは違うかな…理系の研究に取り組む人向けの本だな。でも、参考にしたいところはたくさんあった。高校まで学んできたことは、問いに対して一つの正解がある、いわばマニュアル力。これからの時代は正解が一つとは限らない創造の時代。考える力がとても大切。疑問をもつことが重要。その際、自分が何をわかっていないのかを明確にすることが考えるための第一歩。日常のなかで、疑問がたくさん浮かぶように意識していきたい。
著者が本文の中で、現代は情報を集める方法ばかりが発達した時代。だからこそ、捨てるスキルはますます重要になっていると述べている。これはとても印象に残っている。知識太りにならないよう、本質を理解したら、その情報は捨てる。それを意識して頭のなかをゴチャゴチャにならないようにしていきたい。