紙の本
映画が観たくなる
2017/05/02 21:49
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投稿者:やすもん - この投稿者のレビュー一覧を見る
町山さんの批評はTBSラジオたまむすび などで有名だが、とにかく読んだ後映画を見る箇所が広くなること間違いなし!変化球的な本ですが大変満足です。
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2017/1/21 メトロ書店御影クラッセ店にて購入。
2018/5/24〜5/25
町山さんの映画と本を結びつけた評論。こういう背景を知って観ると映画の楽しみがもっと深まるんだろうなぁ。
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映画でもアニメでも本棚が出て来たら一時停止。
背表紙が読めずとも色や大きさであたりをつけるのが好き。
とはいえ本棚分析ではなく、軽い読み物。
前書きの段階で本質的な記述は終わり、あとは例を重ねるばかり。
でも「ビフォア・サンセット」や「バードマンあるいは」など思い出せてよかった。
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おもしろかった。見たい映画と読みたい本がまたまた増えた。わたしは映画をいつもただ漫然と、おもしろいとかおもしろくないとか見ているだけだけど、町山氏のようにちゃんと調べたりすればもっとずっと深く見られるのだろうな、と。関係なさそうな映画も本でつながっていたりとか。
けっこう英米詩の話が多かった印象で、わたしは詩が苦手なのだけど、英米ではだれもがホイットマンとかディキンソンとかの詩になじんでいるんだろうか。基礎的な教養? 学校でたたき込まれる? ホイットマンがいかにもアメリカ的な詩人である、とかはじめて知った。。。
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物足りなかった。あと「映画と本」というよりは、映画と言葉、である。これは著者の問題ではないが、全く新しい評論と銘打っているが、そんなことはない。
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コアな映画の評論が多い著者だが、この本は比較的最近の作品に焦点をあてていて、なおかつ本との意外な関係を軸に選ばれているので文学的な香りのする作品が多く読み易かった。
パトリシシア・ハイスミス(同性愛者)も初めて知ったし。原作の映画”キャロル”観てみたい。
アメリカが産んだ偉大な詩人”ホイットマン”も多種多様の映画にその詩が引用されていることも。
またまだこのネタは尽きないようなので、続編が楽しみ。
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毎度のことながら、知識・情報たっぷりの町山氏の映画関連本。早速、何本かピックアップしたので、見直してみたいと思っています。
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エッセーかな?
映画もその作品だけで鑑賞してもよいようにできてるし、そういう見方もあると思うけれども、知っているとより面白く見られる、ということが多々あると思います。そういうことを教えてもらえる。10代の少年が「学校の勉強なんて役に立たない」と受験前によく言いますが、知識にしろ知恵にしろ、持っていると世の中はもっと面白くなるのになあ、と思います。
私は、掲載された映画の中では特に007シリーズが大好きなので、やはりそこが一番面白く読みました。
もちろん、読後は映画館に行きたくなります。そして、「お楽しみはこれからだ」(和田誠さん)を読み返したくなります。「お楽しみはこれからだ」の出典明記、そして解説付き、という雰囲気でしょうか。
すぐに読み終えますが、読み終えてからが楽しいのかもしれません。
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読み終わったあと必ず映画を観に行きたくなりますね。
ダイジェスト版みたいな感じの文章でしたが興味を持つには充分でした。
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町山智浩さんは、観たくなる批評する。
「観せる批評」と表現すれば、すごく気が利いていてスマートだろうか。
何をかというと映画を、である。
これまでの著作もそうであった。初めて読んだ「映画の見方がわかる本」から一貫している。
この本において紹介されている、作品群についても同様であり、映画好きだと自負しておきながら未見の作品については、観ねば、いや観たいと思わずにいられない。
ほら、また「観せる批評」に魅せられてしまった。
そんな僕は熱心な映画秘宝読者である。ただのファンだろって?そうだよ。
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映画のストーリーにも既存の本の影響があって、それが透けてみえてくるところを捉える。映画も幅広い読書という背景を持っていてこそもっと楽しめるのだと思いました。
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みたい映画と読みたい本が増えた。色々つながっていくのが面白くて、さくさく読めた。『インターステラー』はみたのにボルヘス気がつかなかったし。やっぱり映画は面白い。
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映画ガイドとしては価値あるが表題のテーマ掘り下げはより衒学的であってもいいので鋭角に表してほしかった。でも町山最新評論集ではある。年次で定型のものを刊行するようにならないものか。
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借りたもの。
映画の中に出てくる、あるいはインスパイアされた本――文学や過去の映画作品など――を紹介し、作中にどのような影響を与えたか、関係性をひも解く本。
以外でも無い気がするが、その本や文学、演劇、言語を知っていることで理解できること――映画監督によって隠された、あるいは仕組まれたユーモアが理解できる。
「本棚はその人を表す」というが、映画のシーンで映し出される本棚には、その作品の意図が暗示されている。
字幕で見ていると気付けないそれを丁寧?に指摘。
文学的な話だけでなく、『007』シリーズのボンド・ガールの名前が実は下ネタだったとか、最後は何となく「男女あるある」的な、価値観の違いなどを明るみにしつつ、映画を観る際にちょっと面白い視点が広がる本だった。
人間はやはり、本を読むべきだと思う。
ちょっとしたユーモアをりかいするためにも。
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あの映画にはこんな意味が隠されていた。
セリフや描写の背景を説明しながら
作品に奥行きを与えていく。
本棚を見れば、その人がわかる。