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日に日に年老いていく4人の親たちを見ながら、つい辛い気持ちになってしまう・・・いまの私に、ぴったりの1冊でした。
10歳のこどもむけ、ということですが、人生を折り返した中年期にもぴったりです笑
読みながら涙がぽろぽろ出てきて、心がいやされました。
こどもたち、同世代、そして老年期、すべてのひとたちに読んでいただきたいとおもいました。
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もし、十歳のときにこの本に出会っていたとしたら・・・
きっとそのすべてをわかることはなかっただろうと思います。
だけど、出会っていたら、
きっと、もう一歩相手のことを、自分におきることをまっすぐに見つめることをしただろうと思う。
そして、もっと喜んで、感謝して、
そして考えて、その何かを明日につなげていただろう。
そして、もっともっと悲しんで、苦しんで、
でもそこから逃げないで、そこにある何かを探そうとしただろう。
そして、
もっともっともっとお父さんやお母さんと話をしたことだろう。
十歳の時にはわからなくても、
わかりたいという気持ちが湧いて、
自分のことをもっと大切にしただろうと思う。
今は大人の自分ですが、
目の前に起きるなかったことにしたいことやまっすぐに受け止められないことに
今一度向き合えるようなゆとりをくれる一冊です。
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この本は、子どもが10歳になったらぜひ、読ませたいです。
やさしく、柔らかい口調での語りですが、そこに含まれているのは、深く、大きな内容でした。
今の私には、家庭の意味と、知ることの責任、ゆるすこと、の考え方が心に残りました。
家庭での、毎日の繰り返しの行動の中で、自分の「芯」が作られるということ。
「知る」ことで生じる責任。自分はもう無関係ではいられないということ。
暴力の連鎖を止めるために、相手をゆるすということ。相手の痛みを想像し、相手をゆるし、争いを終え、自分が未来に向かうこと。
長く生きてこられた日野原さんからのメッセージだからこそ、より、心の深いところに降りてくる気がします。
私にできるのは、家庭での習慣作りと、ゆるせる自分になること。意識して、やってみます。
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ちょうど反抗期を迎えた10歳の息子に読んでもらいたくて 買いました。まだ全部読んでいませんが・・・
寿命や命ということについて わかりやすく書かれており胸に残る言葉がたくさんです。
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95歳の著者が10歳の子どもを対象に話したものを文章化したもの。字が少なくて、太字もあってフォトリーディングしやすいかも。
ここでも「共感」(人間がだけがもっている能力)「想像力」(想像して相手のために動けることが一番の喜びではないか)「家族」(毎日の家族との繰り返される生活がその人の芯となる)といった言葉がキーワードになる。
ただ生きるだけでなく、寿命という空っぽの器に命を吹き込んでほしいということを伝えています。
現役のお医者さんの優しい言葉。癒されます。
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何年か前に読みたいな~と思って忘れてた本
95歳(今も存命だったら100歳!!! っていうか存命かどうか知らないのでもしお亡くなりになってたら非常にきまずい・・)
の現役医師のおじいちゃんが
10歳の頃を振り返りながら(よく覚えてるなー)
10歳のこどもたちへのメッセージ
な本
寿命や人間や家族の大切さについてかかれてる
「からっぽのうつわのなかに、いのちを注ぐこと。
それが生きるということ。」
っていう言葉になるほど~
寿命というからっぽのうつわに、精いっぱい生きた一瞬一瞬をつめこんでいくのが寿命、だそうで
ほかの人のために時間を使うことの大切さも言ってて、
うわあわたし全然使ってない・・と思ったけどまあ
ほかの人って家族でも言い訳だから
まあ使うときには使ってるし・・
これから使うだろうから・・
とごまかしてみたり^^;
ボランティア精神とかひいちゃうくらい無いのでちょっと反省
なにか変だなーと思ったことや習慣をだれも変えないのは
大変なエネルギーがいるから、つまりめんどくさいからで、
わたしもすごい身に覚えがあるので
日野原さんの行動力にタメイキ
すごいな~
性格は自分の力で変えられる、ってまあそうなんだろうけど・・
このひとほんとすごいな
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「齢にいのちを注ぐ。」
中高生の時に一度読んで、とても感銘を受けた本。
前もそうだけど、今読んでも不思議と涙が滲んでくる。
自分が生まれてきたということに対して、安心し、ほっと出来る涙。
そして、自分がその命を磨きながら生きられてないのではないかというやるせなさの涙。
終始温かい語り口で、人として誰もが忘れちゃいけない宝物について、優しく教えてくれる本。
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息子11歳の誕生日の前日にプレゼントした本。
どうしても10歳のうちにあげたくて本屋を探し回り、5件目でようやくゲット。
まだ読んでくれていませんが…。
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挿絵ははらだたけひでさん。私も絵本『フランチェスコ』を持っているんだけど、日野原さんの言葉に見事に合うんだよー。語られていることもとても素敵なことばかり。もし私が今、時々悩んだりする10歳の子供ならこの本を開いて心を慰めたと思う。そのくらい優しく語りかけています。また、日野原さんのようにこれからも元気に歳を重ねていってね、という意味をこめてお父さん世代の方々にもおすすめしたいと思いました。そのあと日野原さんがどんな方なのかを知りこれまた深く感動。「いのちに齢を加えるのではなく齢にいのちを注ぐようにしなさい」というピアソル先生の言葉は本当に素敵で私も胸に刻みました。私も今を大切にしながら歳を重ねていきたいなと思いました。
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長生きは何がいいか。
それは、失敗したことをもう一度出来る。
人のために時間を使いましょう。
死なないほど病気を知れば人の気持ちがわかる。
とても読みやすく、ほんわかあったかい気持ちになりました。
許すことで喧嘩がなくなる、戦争がなくなる話は深い。
戦争と小学生の喧嘩はレベルの大きさだけが違うのであって結局は同じこと。
考えさせられました。
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娘が4歳の頃発売された本なんですが、その当時は自分が読みたくて購入。有名すぎる日野原重明さん、先日100歳になられた現役のお医者様の本ですが10歳の子どもに向けて行う実際の「いのちの授業」を本にしたものです。先日本棚を整理していてこの本に再会。今なら娘にもわかるかな?と与えようかと思いましたが待てよ、久々に読み聞かせしてみようかな?と。
娘は、やはり喜びます。9歳でもね。
ちょっとづつ毎日読んでいますが不覚にも読みながら泣きそうになったくだりが。。それは、親はどんなことがあっても子どものことが大切、、、のような事なんですが日野原先生のやさしい語りかけに、読みながらウルウルきてしまいました。。 by えみママ
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子供の誕生日に贈るため購入して、贈る前に読んでみました。とても有益な事が書かれている反面、自分の価値観と照らし合わせてしまうと、相違点が目立ってしまいますね。もちろん贈る前提があるからこそ、そういう意識が高くなってしまうものです。
日野原さんは尊敬すべき人だし、総じて良い本だったし、子供が全てこの本の色に染まってしまう訳でもないし、予定通り誕生日プレゼントにします。
ありがとうございます。
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10歳になる娘へのプレゼントにしました。
わかりやすい内容で、言葉に重みがあります。
親に言われるよりも、人から言われた方がぐっとくる事ってありますよね。あちこちにそんな事が書かれていて、プレゼントしてよかった一冊です。
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今も精力的に活動されている日野原先生の根本がわかる
ような本です。
小学生に読み聞かすように書かれてあるので読みやすい。
読み聞かせもしやすい本です。
豊かになった今の人々に失われつつある想像力同感します。
先生が命をかけて伝えたいこと、思いが皆に伝わると本当にいい世界になるだろうと思います。
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今年101歳になられた日野原先生。
先生がいわれるには、
「寿命」は「自分に与えられた時間」。
「いのち」は、寿命というからっぽの器の中に
せいいっぱい生きた一瞬一瞬を詰め込んでいくイメージ。
すごくしっくりきました。
もっと自分以外の誰かのためにこの時間を使ってみましょう。
それが生きた証になるし、生きる喜びだよ。
ということが、やさしい文面で綴られています。
文章が読めるようになったら、こどもに必ず読ませたい本です。