紙の本
絶対に読んで損のない本
2017/02/16 16:20
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:しおかぜ - この投稿者のレビュー一覧を見る
40年以上の前の録音をベースにしているが、まったく古びていない。組織で働く者ならば、絶対に読んで損のない本である。
本書は、ドラッカーの著書『経営者の条件』『明日を支配するもの』などで言及されている生き方、働き方のエッセンスを極めてコンパクトに凝縮した本であり、ドラッカーの主張の骨子のみ集めたような本ともいえる。ただし、上記の2冊の本では言及されている、その主張を裏付けるようなエピソードは省略されてしまっており、項目や見出しだけ羅列しているような印象もあるが、それでも、シンプルな言葉の一つ一つが頭にすっと入り、後になってその意味を考えてみると、本当に意義深いと感じる。
ドラッカーは別の本で「分かりやすいということは、レベルが低いということではない」と言っているが、まさにその通りである。
この本のすべてを読み込み、そして実践したい。
電子書籍
(*´ω`*)
2017/01/21 20:07
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:はるにゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
知り合いが貸してくれたので読んでみました。(о´∀`о)
最初はそんなに興味は無かったのですが、最終的には結構面白く読めました。
投稿元:
レビューを見る
◎時間のマネジメントの本質は「まとまった時間を作ること」(中断されることのない連続した時間)
◎上司が無能だとこぼしているだけの者は、結局はなにもできないで終わっている。仕事のできる者は上司をマネジメントするために、必ず何かしている。
上司もまた1人の人間だということ。怪物でもなければ、天使でもない、1人の人間なのだ。人間を変えることはできない。彼なりの流儀を認めねばならない。
上司が力を発揮できるかどうかは、あなた次第である。そのためには、何より上司を理解しないといけない。
投稿元:
レビューを見る
定期的にドラッガーの本を読むことは良いことだと再認識。本も薄目なので、初心者にも読みやすいかも。
【学】
部下のひとりひとりの強みを考え抜き、その強みを仕事に適用し、貢献できるようにする
思いやりのある人は多くないが、思いやり深く人と接することは可能だ。マナーを身に付け、不要な摩擦を防ぐに越したことは無い。
何が強みかは実績から知るほか無い。実績により所を得るようになるしかない。
昇進人事は失敗することも多い。人事をされたものに責任を負わせるのではなく、人事したものに多くの責任がある
評価:仕事の出来栄え、仕事をした人を評価。この二つは同じものではありません。
投稿元:
レビューを見る
会話形式なので分かりやすい。
要保管。
特に3章「上司をマネジメントする」。今の現状で最も参考にしたい。以下3章目次。
・上司はマネジメントするもの
・上司とも一人の人間である
・読み手か、聞き手か
・お世辞もよろしい
・言わなければわからない
・問題を隠してはならない
・不意打ちだけは禁物
・大事なのはバランス
・万端の準備を整えておく
・上司を棄てる時
・誰にも上司はいる
その他メモ
「品質管理を行っているのは品質管理のためではない。何事かを貢献するため。」
「何のために報酬を、えているか常に考えよ。」
なるほど。耳がいたい。
投稿元:
レビューを見る
今から30ー40年以上前から、今流行りの人生100年時代を見据えて、マネジメントの考え方、方法を広めていたんだなぁと思うと感慨深い。
投稿元:
レビューを見る
マネージャーにとって最大の資源は何か?それは時間である。しかし、重要な仕事には、まとまった時間を投入する必要がある事をしるマネージャーは少ない。
企画書を書くのに例えば5時間は必要だが、1日10分の時間を1ヶ月取り続けても、いたずら書きのようなものしか出来ない。マネージャーの仕事とは、中断することの無い連続した時間を要求するものである。したがってマネジャーとして成果をあげるには、仕事が要求する時間の大きさを知り、時間を捻出しなければならないのである。そのためには、早起きして3時間働く事もある。
上司として成果を上げる
1. 部下が本来の仕事を行えるようにする
2. 目標、基準、戦略、日程を明らかにする事で、部下自身が成果に責任を持てるようにする
3. 人の育成や配置についての責任をもつ
マナー
人間関係で問題となることのほとんどは、マナーに起因する。
上司のマネジメント
上司が無能だとこぼしているだけの者は、結局何も出来ないで終わる。仕事が出来るものは、上司をマネジメントするために必ず何かしている。
仕事以外の世界も知ること
それが人間を磨く。心豊かな、仕事のできる人間、なによりも生き生きした人間を作る。
投稿元:
レビューを見る
仕事のみならず、よき人生をいかに生きるかについて、
毎日の心得、そしてハウツーを、ドラッカー教授が自らが語りかける。
ドラッカー教授が自ら指南した幻の研修テープの、初の活字化。
投稿元:
レビューを見る
万端の準備を整えておく
→準備はやりすぎて困ることはない
上司の仕事は部下を助けること
→子育てでも同じだなと
代わりに行うのでなく、手伝う視点
投稿元:
レビューを見る
当たり前のこと
人望があるとかの判断で仕事をしない
必要なときに必要なことをする
つけあがることもなく、卑下することもなく大事なことをやり続ける、それが大事だと思いました
投稿元:
レビューを見る
ドラッカーのエッセンシャル版 新書タイプです。ドラッカーへの質問とその回答という対話形式の珍しい構成です。
投稿元:
レビューを見る
最も印象的だったのは「主要資源の生産性を下げる成長は不健全。上げる成長は健全。」です。全ての成長が良いものとは限らないという感覚がありましたが、それが言語化できました。
投稿元:
レビューを見る
マネージャーのあるべき姿が学べる本。自分の上司の姿を見て反面教師にするケースは多いが、今後自分がマネージャーになる上で、反面教師からの学びだけでは足りないと思っていた。
これから部下を持つ方が読むと大変勉強になる。
投稿元:
レビューを見る
とても1970年代の対話とは思えないほど現代でも色褪せない内容です。びっくり。
自分は何によって報酬を得ているか?を考え、時間や能力を最大限に活かすようにしたいし、自分がそのポジションで求められている事を今一度しっかりと理解するようにしたいです。
ちょっと面白いと思ったのが、誰でも同じ事を続けていると飽きるので、飽きないための努力は必要だけど、飽きたら転職すれば?と言うのは、実は飽きっぽい自分には腹落ちする内容だった。