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着眼点は面白くて良いのでは。でもひねりがないというか、もう一つと言ったところ。アルファベットの謎解きも中盤答えが出ていて、最後にどんでん返しが来るのを期待してたらそのままだったという。。
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現場に都合良くアルファベットの文字カードが落ちていたり、地図が落ちていたりして、文書解読班が悪戦苦闘する、という展開。
相互関係が見えなかった人物なのに、急に面識があったとか、無理しているとこもあるが、主人公の性格付けや事件の設定で面白いかも知れない。
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万能鑑定士ほど派手さはないが、なんだか好感の持てる話だった。続けば、よりキャラが立ってくると思うが、続くといいね
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2017/4末から5月にかけて読了。
個人的にはこちらの方が石の繭より全体的に面白かったし、
興味深い内容だった。
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また1人、魅力的な女性捜査官が誕生した!というのが第1印象。
如月塔子とは違うタイプの長身で美人、文字オタクで色々な人の書いた文字をファイルにコレクションしてる、ちょっと変わった人(笑)
文字や話し言葉から個人を知り、事件の背景を読み取って解決まで導くという新しい手法がなかなか面白かったし、殺人事件の根底にはまた別の事件が複雑に絡み合っていて、最後の真相の部分で おいおい!そういう事かー!と、ちょっと驚いた。
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右手首のない遺体が発見された。現場に残されたのは、レシート裏のメモと不可解なアルファベットカード。「捜査一課文書解読班」班長で極度の文字マニア、鳴海理沙警部補に、出動要請が下る。遺留品のメモから身許を特定した理沙は、被害者宅にあった文章から第二の殺人現場を発見。そこには、またもアルファベットカードが残されていた。共に見つかった手描きの地図が示す所を探すとー。理沙の推理と閃きが、事件を解決に導く!
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2018年27冊目。文章心理学という新ジャンル。作中でも名言しているけど、推測が多分に混じるので事件への応用はなかなかに難しい。独自性を出すのが大変だと思うけれど、他の作品にも期待したい。⌈心的辞書⌋などの考え方はとても興味深かったです。
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連続ドラマ化の原作、初めての麻見和史。
文章心理学を学んだ主人公:鳴海理沙警部補が、文書の内容から記述者の生まれや性格などを推理する技術を駆使して殺人事件解決を目指す姿を描いています。
警察小説としてはまずまず(^_^;)
ミステリ的にもホワイダニットなアプローチで読ませます。
ただ、ドラマ先行だったので、ちょっと違和感・・・鳴海理沙の年齢設定?そして何より波留の立場は??
ですが、楽しかったので、次を買ってしまいました・・・
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事件現場に残された簡単な文書から少しずつ手掛かりを読み取って推理を組み立てるという趣向は新しいと思う。
もう少しこなれてくると面白くなるかも。
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ドラマを見てから読んだ。キャラクター設定は原作の方が好みであるが、文書、文字から様々なことを読み解くという点ではドラマの方がよく描かれていた。
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鳴海 理沙、警視庁捜査一課 科学捜査係 文書解読班の警部補。
その実態は、人の文章やメモに異常な関心を寄せる『文字オタク』、『文字フェチ』。
警視庁の「倉庫番」と陰口を叩かれながらも、文章
心理学を駆使して、事件を解決に導く。
ある日、杉並区で発見された遺体は、右手が切断され、現場にメモやアルファベットのカードがあった。
いったい誰が、何の目的で?
やがて、事件は、連続殺人から誘拐事件の様相を見せる。
果たして、鳴海警部補と八代巡査部長は、事件を解決に導くことができるのか?
本作はシリーズ物で、第一弾とのこと。
他の作品も読みたいと思います。
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麻見さんのミステリー。
警察物だけど事件解結の経過がミステリーだな、と。
文章の筆跡から手がかりを探していく過程が興味深い。
警察組織の中では風変わりな女性刑事と真面目な若手刑事の二人組が組織の中で四苦八苦しながら事件に向き合うところ。頑張る女の人の姿を描くところにやさしさを感じられてとても好き。
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麻見和史の刑事ものミステリーです。
文から犯人を捜査していく、今までにない捜査手法を中心にしています。
海外ドラマでプロファイルの一部分として描かれているのは見たことあるけど、メインにするのは新しいと思います。
ドラマも見ましたが、雰囲気が全然違います。
ストーリーも流石麻見さんって感じでしょうか。
ただ、この手の専門職はオタクになってしまっているのが
もはやテンプレートで、新鮮味がありません。
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右手首のない遺体が発見された。現場に残されたのは、レシート裏のメモと不可解なアルファベットカード。「捜査一課文書解読班」班長で極度の文字マニア、鳴海理沙警部補に、出動要請が下る。遺留品のメモから身許を特定した理沙は、被害者宅にあった文章から第二の殺人現場を発見。そこには、またもアルファベットカードが残されていた。共に見つかった手描きの地図が示す所を探すと―。理沙の推理と閃きが、事件を解決に導く!
「第十一係」以外の作品を読むのは、「屑の刃」以来だと思う。魅力的な要素もあるにはあるが、物語としては無理があると思う。
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少し前に「未解決の女 警視庁文書捜査官」というタイトルでドラマ化された原作。
ドラマは見ませんでしたが、文書から謎を読み解くという設定が気になり、読んでみました。
警視庁の中でも陽の当たらない、周囲からお荷物扱いをされている「文書解読班」にそこに配属された二人がデコボココンビとして事件の解決に当たります。
文章心理学に長け、異常なほどに人が書き残したメモに興味を向ける女性警部補と、それをフォローするバディの捜査官。
捜査がとんとん上司にうまくいきすぎているようで、あまりドラマチックな展開はありません。
淡々と謎が解読され、リアリティ感は乏しい展開ですが、面白い切り口です。
もう少し主人公たちのキャラクターに踏み込んだ話だったら、なお魅力的だったことでしょう。
ドラマの反響次第では、続編も出るかもしれませんね。