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シェークスピアのファーストフォリオ。シェークスピアの戯曲を読んだことはありませんが、価値があることは想像に難くありません。本とそれにかかわる謎に並々ならぬ思いを持っている栞子の母智恵子なら、家庭を捨ててでも追いかけたくなるのも理解はできませんが、納得できました。ということで、無事、とは言えないけど一応の大団円を迎え一安心。
お疲れ様でした。
それにしても、昔の人は本の装丁は自分でオリジナルで行っていたとは驚きました。当時は印刷物が高価だったということもあるのでしょうが、とても贅沢な趣向です。そういえば、以前、私も好きな本を美篶堂の本を参考に手製本にしたことがあります。お気に入りの一冊が世界唯一の装丁の本に生まれ変わったことに、とても満足した気持ちを思い出しました。久しぶりに作ってみようかな。
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本編がついに終わる。正直にいうと、主人公たちが付き合い始めるところまでがよすぎたので、最後はぜんぜん面白くなかった。
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完結編ということで、長編の作品で、本のことも重いし、登場人物の人生も一歩先へという内容。シェイクスピアがテーマで、全世界的に有名すぎて、規模の大きな話になっていたが、栞子さんも大輔くんもいつも通り。2人が寄り添い助け合って謎を解くところが面白く、また、ほんわか。子の柔らかさが大好き。ドラマ、映画と本でもスピンオフは期待。
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シリーズ本編、遂に完結。今回はシェイクスピアの戯曲本を巡るドラマで、スケール的にも内容的にも完結巻に相応しいものだった。「ファースト・フォリオ」や「ファクシミリ」という知識を得られたのも嬉しい。
また、今までは作品名だった章題が、シェイクスピア戯曲の台詞から取られているのも面白かったし、それを受けてか栞子さんと大輔くんの「覚悟」が決まっていく様は心に響いた。
本好きの度しがたさと、その面白さを存分に描いてくれたこの物語に感謝。そして、本編は完結したが……まだまだ楽しみ!
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シリーズ本編完結。この巻はシェークスピアの戯曲のファースト・フィリオ(オリジナル本)をめぐって、栞子さんと母親の智恵子さん、祖父にあたる久我山の番頭だった吉原との駆け引きをする点が主な話の流れ。結果的には4から続いたドロドロとした流れを断ち切るような大団円と言える幕引きでホッとした。あとがきで前日譚や後日譚もあるということなので、本編の最初の頃のような「本を読む楽しさ」を紹介してくれる軽い物語を期待したいと思う。感想はこんなところです。
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ビブリア古書堂に迫る影。太宰治自家用の『晩年』をめぐり、取り引きに訪れた老獪な道具商の男。彼はある一冊の古書を残していく―。奇妙な縁に導かれ、対峙することになった劇作家ウィリアム・シェイクスピアの古書と謎多き仕掛け。青年店員と美しき女店主は、彼女の祖父によって張り巡らされていた巧妙な罠へと嵌っていくのだった…。人から人へと受け継がれる古書と、脈々と続く家族の縁。その物語に幕引きのときがおとずれる。
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終わった…というより終わっちゃった…という感じです
読み終わってほぉ〜〜っと長い息を吐きました
まったくもって一気読みです
栞子さんと大輔君の歯がゆい関係も少しずつ進展してるけど今回は栞子さんの専門外の洋書をめぐってあわや無一文に…?
そしてこれでシリーズ完結 この刊が発売されるまで長かったなぁ なのにシリーズ完結編だなんて でもアニメ化、映画化を楽しみにしていましょう
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やっと7巻目まで読み終わりました。
シリーズものは、面白い面白くないとは別に前読んだからと、当たり前に読んでそれなりに楽しめます。
どこから読んでも構いませんが1巻目から読むと楽しさが増します。
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ビブリア古書堂完結編はシェークスピアの稀覯本ですよ! というところですが、やはりこの最終巻での見所は篠川母娘の対決と栞子さんと大輔の関係の行く末でしょうね。
母娘対決に関しては、実際の舞台設定以上に脳内でエフェクト演出して楽しむものだと思うのです。効果音バンバン背後に竜虎ドドン!そんな感じで楽しんで読んでおりました。
栞子さんと大輔の関係にしても大きな波は前の巻までに済んでいる節がありますが、ここではミステリもの定番のワトソン役の存在意義のようなものも問われています。もちろん謎を解明する上でワトソン役を通すことで読者にわかりやすく開示する役割というのはありますが、それはあくまで「小悦構造」としての役割。物語の中での役割、探偵役の横にいる意義とは別のもの。これに関しても、ここぞという見せ場が用意されているのが心にくいです。
ミステリ的要素に関しては今回は薄めでしょうか。伏線もわかりやすく張られています。しかしその伏線が活かされる場面の見せ方が巧いんですね。なので、ここでこう来たか!という爽快感があります。
古本とミステリを見事に融合させ、しかもキャラクター小説としての魅力もたっぷりだったこのシリーズ。本編は完結といえど、なんやかんやと続く模様。それまたしっかりと楽しみにしましょうかね。
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久我山尚大や、
篠川智恵子は昭和な香りがするのね。
カリスマチックな。
でも、
五浦大輔君や、
篠川栞子さんは平成な香りがするのね。
どっちもどっちでいいんですが、
個人的には昭和生まれなおっさんなんでそっちにシンクロする部分もあります。
でた!
しかもうちの誕生日に!
と、
前から発売日チェックしてたんで、
2月の27日はビブリアの最終巻を読んで浸ろうと思ってました。
でも、
いうほど浸ってはいない。
割と、
淡々と物語は進んで、淡々といつもの通りに終わった感じがします。
空気感も、
雰囲気も、
いつものビブリアっぽかった。
決して、
剛力彩芽ではありませんとだけ強く言っておきたい。
最後は、
五浦大輔君と篠川栞子さんに、
いつまでもそのままでいてくださいね。
と、
祈って本を閉じたね。
スピンオフやら番外編を出す予定はあるみたい。
待ってる。
とりあえず、
3月10日にでるみたいな、
「こぐちさんと僕のビブリアファイト部活動日誌」は買うかな。
個人的に、
ピエロは最後に幸せになれるのね。
五浦大輔的な。
平成的な男性像で男を見せた感がある。
でも、
道化は最後は破滅するの。
吉原喜市的な。
策士策に溺れるというかバカなのかもしれない。。。
太宰治の晩年を超える古書となれば何がある?
そうか、
シェイクスピアがあったか!
と、
今回はシェイクスピアですよ!
まとも読んだことないんです。
ちなみに、
ヴェニスの商人ですか。
なんとなくはわかってる。
ロミオとシンデレラではなくロミオとジュリエットな!
リア王もわかる!
ちなみに、
没年は徳川家康と一緒と聞くのは五浦君と一緒の感想を得た。
そうそう、
ソネットもシェイクスピアだっけ?
リアルに、
シェイクスピアのファーストフォリオってのがみつかったら6億円くらいなの?
ググってみたんですが、
http://www.afpbb.com/articles/-/3032693
高額なのねぇ。。。
志田さんがさ、
最後まで志田さんでいて欲しかったけど、
ある意味でいいポジション取っててよかったけど、
なんか違っちゃったのがねぇ。。。
井上太一郎も、
最後になかなか活躍したね。
良い人になった。
愚か者ほど自分を賢いと思う
そして賢者は自分を愚か者だと思う
今のわたしはわたしではないと気づいたから
きれいはきたない、きたないはきれい
シェイクスピアだったんですねぇ。。。
知ってたけど知らなかった
貰ったのは「覚悟がすべて」ですね。
座右の銘にしまふ。
良いところは全部、
篠川智恵子が持ってた感がありますね。
裏の主人公な!
ラスボスが吉原喜市で弱すぎた。
でも、
強すぎるとこの作品を壊しちゃうからちょうどい��のかも。
栞子さんが篠川智恵子を手伝う話しがスピンオフでやればいいな。
でも、
難しくて書けないんじゃないか?
ガシガシ、
栞子さんが篠川智恵子になっていく話になっちゃいそうで怖いしな。
大輔君がそこはがんばるか。
つか、
大輔君の活字が読めない設定って必要だったのか?
まぁ、
くっつくためにも必要なのか。
その後、
もう気になってますよー。
どうにかしてください。
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ハッピーエンドでした。
ありがとうございます!
ご馳走様です!
照れる栞子さんはかわいいなあ!
独り言で歌っちゃうとか本当かわい過ぎだろう……。
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今回はシェイクスピアのファーストフォリオを巡る謎解き。
クライマックスの稀少本の高額の競りのシーンはドキドキでした。
それ以外にも栞子と大輔の関係や、栞子の母との関係も
良くなっていて良い終わりかただったんじゃないかな~と。
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ビブリア、とうとう最終回。残念!
でも、あとがきによるとスピンオフが出るみたい。
登場人物、相関図があり、読んでいる途中でもしょっちゅう見返していました。
ややこしいです。
また、心理的にも金銭的にもギリギリ感がすごいです。
しかし今までのお母さんの謎の行動とか、少しわかり、すっきりしたし
最後はいい終わり方でした。
今回は、太宰治、シェイクスピア
へぇーと思うこと数多く。内容についても本の体裁、出版、装丁の仕方など。
しかし作中に出てくる、手を出して読む気には、どうもなれません。
以前『栞子さんの本棚 ビブリア古書堂セレクトブック』というのも読んでみたけれど
読みづらくてギブアップ
今まで、さんざん出てきた太宰治さんの『晩年』とか 無理…(^^;)
現代の本だと、
大崎梢さんの書点シリーズの『平台がおまちかね』だったかな
碧野圭さんの『書店ガール』シリーズとか
で出てきた本を読んでみて、またそこからお気に入りの作家さんに出会えたりしたけれども。
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2度目の読了。
前回の感想と同じだなぁ。トリックそのものについては凝ったモノだった気がするし、全体としてはまとまってたんだけども、まとまり具合がスッキリしすぎてるってことなのかもしれない。
リアリティってのいうのはそういう特に何もない平凡なところにあるのかもしれないけれども、最後だしなぁと。でもこんな感じが落としどころとしては、なんだかんだとちょうどいいのかもしれない。無理に派手にして失敗する方が多い気もするし。
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1度目:2017/08/25
意外と淡々とすすんでいった感じ。これで終わりなのかぁと思うと、少し物足りないような気もする。というのは、栞子と母親の関係性の描き方になにやらの不十分さを感じるからかもしれない。でも全体としてはよきかなよきかなという印象なので。
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ついに完結編。
今回はシェイクスピアの古書を巡る謎。
栞子さんの家族にも深く関わってくる本だったと思う。
智恵子との戦いもあったし、大輔と栞子の仲はよりいっそう深まったし、ほんといろんなことがスッキリと解決した。
でもなんか少し物足りなかったかなー。洋書だったからかな。
今まではもうちょっと謎とか人間関係が複雑だったように思うけど、あっさりしてた気がする。