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こういう本を幼少期に読ませてあげると、いいなあと思った。
国語の読解能力がぐんと上がる気がします。
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抽象度が高くなると視野が広くなるらしい。
自分よりも抽象度の高い人の話は理解できなくて腹が立つらしい。
具体と抽象において、過去の人間関係を振り返ると、なるほど抽象度の違いだったのねぇと納得。
抽象度が高いと、一見関係ないもの同士の共通点を見出せるようになるらしい。
2018/07/13読了
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具体と抽象について、わかりやすく説明している。
抽象度を上げるためでなく、他人の考え方、モノの捉え方を理解するためにも重要なエッセンスである。
まずは具体と抽象を意識して考えようと思う。
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抽象的とは何か?を具体脳の人に説明するには結局具体例を出す必要があるという矛盾を抱えていたから分かりやすくてよい本だなと思った。
議論が噛み合わないとき、抽象度がずれているというのは確かにありそうと思ったから相手の思考構造には自覚的でありたい。
抽象化は特徴をデフォルメすること
具体と抽象はあくまで相対的なもの
一見相反する議論は抽象度がずれていることが多い(顧客の声をきくなorきけとか)
仕事の頼みかたにも好き嫌いはあるよね
仕事はそもそも具体への変換作業
上流と下流じゃ使う筋肉も違うから得手不得手がありそうよなー
二者択一は具体的でデジタルな思考、抽象化すれば座標軸としてアナログに考えられる
相対的という意識がないとルールを固定のものと思ってしまう
具体から抽象の世界は見えにくい
何か一つの学問を極めたいというのは、アプローチはどうであっても抽象的な世界は繋がってるような気がするからでは?
抽象化のレイヤーが同程度だと話がしやすいのかも?
何でも具体化すればわかりやすいってもんでもない(子供が友だちのことを名前で説明するとか)
「高尚な理は卑近の所にあり」福沢諭吉
程度はともかく抽象化のちからは鍛えてるんだから(国語とか算数とか)それに自覚的であるべき
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具体、抽象という考えをもっと日常に取り入れていこうと思いました。
仕事では、上流側の抽象度が高いものが良いが、下流側のもの作り側では具体的なものが良い。
人により、物事を考えるときの視点や好みに具体的なほうがよい人と抽象的な考えが得意な人がいる。基本的には下位者のほうが具体の考え方をしており、仕事の依頼をするときは相手の考えの好みを考える必要あり。
と目的の関係も、すべて相対的なものです。目的一つに対して手段は複数という形で階層が成立しますが、目的にはつねに、さらに抽象度の高い「上位目的」が存在しま
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具体=分かりやすい、抽象=分かりにくい、だから抽象的な思考や表現より具体的にすることが大事、っていう場面が多いけど、どちらが大事ということではなく、場面によって使い分けること、相手とのコミュニケーションにおいては抽象化のレベルを揃えることが大事。
この行き来が難しくて、抽象⇔具体に関する思考のパターンが紹介されている本書を読んで、もっともっと頭を柔らかくできたらなと思った。
こういう本を好むのは、抽象的な思考が好きだからなんだろうな(笑)
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テスト技術者は、テスト対象を分析するときに具象化や抽象化を繰り返し構造化していくのですが、これの勘所というか感覚をどうすれば言語化して人に伝えられるか思い悩んでいます。
本書は、非常にマイルドかつ平易に具体(具象をあえて簡単のためにこの書籍では具体としています)と抽象といったものの利点や特徴と言ったことについてかかれているため、具象化や抽象化といったもののイメージを掴みかねている人へのとっかかりとして良いのではないかなと感じています。
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学生時代に具体と抽象の往復運動の重要性を理解出来ていれば良かったなと思いながら読みました。子供に読ませたい本です。
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【概略】
「お客さんの言うことを聞いてたら、良いものはできない」などと言われることもあれば「お客さんの声が商品開発の肝である」と言われることもあり、「リーダーたるもの、ブレてはいけない」と諭されることがあるかと思えば「リーダーに必要なものは臨機応変さだ」と指導を受けることもある。「一体、どちらが正しいの?!」という疑問、頭の中に飛び回っている・・・そんな方に朗報。正解・不正解の問題ではなく、抽象度・具象度(本書では具体度)の濃淡の違いだった。本書では、そんな抽象・具象という概念を学ぶことで、日常に転がる様々な衝突や、モノの見方に、新しい風を与えてくれる。
2016年10月22日 読了
時期不明 読了
時期不明 読了
時期不明 読了
2018年11月28日 読了
【書評】
2018年11月時点での「人生のバイブル10冊(和書)」の一冊。ホント、何度読んでも新しい気づきがある。
元々の出会いは、トーストマスターズクラブのテーブルトピックス(クラブのプログラムの一つ。即興スピーチ)コンテスト対策。勝ち上がるためには、舞台上で準備なく投げかけられる質問に対し、話を膨らませる必要があって。勿論、沢山の「想定質問」を受けて練習するのもアリだったのだけど、「想定してない質問が来たら、困るよなぁ」と思っていて。そこで「投げかけられた質問の本質というか、一つ、抽象的な連想とかできたら、大丈夫なんじゃない?擬人化とか、比喩とか、例えば話とかも、似たようなもんでしょう?」なんて思ってね。それでネット検索してこの本を見つけて。
それ以来、お世話になりっぱなし。会社経営者が集う会などで、経営理念を作る時なども、この本の概念をもとに作り上げることができたし、スピーチのテーマについても、そう。論評(トーストマスターズクラブのプログラムの一つ。発表されるスピーチへのフィードバック)を向上させる大きな要因の一つになってる。
現在、新しいクラブの立ち上げで、発起人として他のメンバーとやりとりする際も、「今はコンセプトを語っている。今は幹(より抽象度が高い)ではなく枝葉(具象度が高い)の話をしている」などという「概念という世界における地図の見方」のような感じになってる。
書き方も、専門用語にあふれることなく、且つ、各章ごとに個別事例(まさしく具象度を上げて読者に理解させやすく)を設け、理解しやすい形になっているのも、素敵。
「人生のバイブル10冊」は、時折入れ替わることがあるのだけど、この本が入れ替わるのは、なかなか難しいのではないかなぁ。
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抽象化なくして生きられない、しかし抽象だけでは生きにくい。具体的にしか考えられない人は、そこから発展して物事を考えられない。抽象的に考えることで視野が広がる。しかし、抽象的に考えられる人は具体的にしか考えられない人に苛立ちを覚えてしまう。具体▶︎抽象▶︎具体で話すことで伝わりやすくなる。一見読みやすい本であるが、実は読み応えのある本であった。
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本質を捉える
よく耳にする"具体"と"抽象"
どちらも物事の本質を捉えるためには欠かせない"視点"で子供から大人まで皆んな無意識に使ってる。
「木を見て森を見ず」
逆も然りだけどまさにその通り。
テレビのCMや広告のデザインなど、一つ一つ本質が潜んでて。
捉え方によっては自分の人生にも活かせるヒントを得ることが出来るかもしれない。
そんな新しい視点を教えてくれる本です。
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ビフォー 具体例や経験でしか判断できなかった自分をどうしたら変えられるか悩んでいた
気付き 具体と抽象は視点の違いと気付けた
TO DO 視点の違いを考えながら本を読み、話をする。
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話が噛み合わないのは話してる抽象度、具体度の違いから。
抽象的な考えは具体的な考えも包括してるが、具体的な考えの人は高次の抽象的な捉え方を理解することはない。
4コマ付きで非常にわかりやすい、とっつきやすい本。
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具体と抽象のハシゴを行き来することの大事さ。そして抽象の世界にいながら具体の世界に生きる人間と接する時に感じるモヤモヤ(→ これは自分より上位の抽象世界にいる人に感じさせているものでもある)の正体。「見えない世界」との橋渡しが大事。
一方で「抽象力」が人間にとっていかに大切なスキルかということがわかる。プログラミングは具体から抽象、また抽象から具体への行き来が特に頻繁に行われるので、スキルアップにちょうど良い気がした。
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本書で言いたい事は抽象概念そのもの。
衰退期には具体的な分かりやすさが重要。古いものから新しいものに変わる時期には抽象概念が必要。
はじめに
ハイライト(青) - 位置11
会社などの組織も 、創業したばかりのときは 「一人の設計者 」によってできあがったものが 、時の経過とともに次第に 「民主化 」して万人のものとなるのは歴史の常です 。そうなると求められるのは必然的に 、 「万人へのわかりやすさ 」ということになります 。しかもこの状況は一度できあがってしまえば 、簡単には後戻りはせず 、極論すればこの状況が変化するのは 、 「新しいもの (人やしくみ )が古いものに取って代わる 」ときだけです 。
メモ - 位置15
会社で例えると創業者、民主化、古いものが潰れて新しいものが出来上がる。
ハイライト(青) - 位置16
「わかりやすい 」とは 、多数派に支持されることを意味します 。
メモ - 位置17
分かりやすい=抽象化した言葉 車、数式
ハイライト(青) - 位置17
会社では 、わかりやすいことをやっている人が必ず優勢になります 。
メモ - 位置18
営業であれば新規件数を多く取ってきた方が優勢。 管理職ではリーダーシップを取り成果を出した方が優勢。
ハイライト(ピンク) - 位置19
本書はある意味で 、その 「わかりやすさ 」に逆行する本です 。 「四コマ漫画 」や 「図解 」という手段を取り 、文字数やペ ージ数を抑えた体裁から 、一見とっつきやすく 「わかりやすい 」本のように見えるかもしれませんが 、じつは世にいう 「わかりやすさ 」とは方向性がまったく異なります 。
ハイライト(青) - 位置22
「わかりやすさ 」の象徴が 「具体性 」
ハイライト(ピンク) - 位置24
本書で表現したいのはその抽象概念そのものです 。
ハイライト(青) - 位置31
人間の知性のほとんどは抽象化によって成立している
ハイライト(青) - 位置34
本書は主に 、二つのタイプの想定読者を対象に書いています 。まず 、このような抽象概念を扱う思考力を高めて 、発想力や理解力を向上させたいと思う読者です 。 「具体と抽象 」という概念は 、学校教育でも根本になっている考え方だと思われますが 、明示的にこのような形では教えられていません 。したがって 、日々何らかの形で実践はしていても 、部分的なもので終わっている可能性が高いのです 。
【序 章】抽象化なくして生きられない
【第1章】数と言葉 人間の頭はどこがすごいのか
【第2章】デフォルメ すぐれた物まねや似顔絵とは
・抽象化とは枝葉を切り捨てて幹を見ること。
要は共通の特徴を抽出するということ。逆に言えば共通の特徴と関係の無い特徴は全て切り捨てるということ。
先の言葉で言うと共通の特徴が幹、それ以外の特徴が枝葉になる。一つの事象からどんな特徴を抜き出すかは、その時の目的や、方向性によって変わってきます。
例えば家は賃貸か戸建てか、椅子は大人用か子供用か、銭湯は男性か女性か。
樹木の場合はどれが幹でどれが枝葉かというのは決まっているが、抽象化でいうと目的によって幹と枝葉は異なる。
���ものまねや似顔絵は細部を切り捨てて特徴を抽出する。
どこが似ているか分からないのに似ている。つまり特徴がデフォルメされている。抽象化とはデフォルメ。特徴あるものを大げさに表現する代わりに、その他の特徴は一切無視してしまう大胆さが必要。
(補足)デフォルメとは原型を変化または誇張し、新しい形を作り出すこと。
【第3章】精神世界と物理世界 言葉には二つずつ意味がある
・言葉はすべて、目に見える物理的世界で用いられる場合と、比喩として精神的世界で用いられる場合があり、二通りの使い道がある。
例えばボールを投げるという物理的動作をあきらめて放棄するという抽象概念を結びつけ、同じ投げるという言葉を使う。このように体の動きを心の動きになぞらえる考え方は人間にしか出来ない。
【第4章】法則とパターン認識 一を聞いて十を知る
・抽象化の最大のメリットは、複数のものを共通の特徴を以ってグルーピングして同じとみなすことで、一つの事象における学びを他の場面でも適用することが可能になること。つまり一を聞いて十を知る。
・抽象化とは複数の事象の間に法則を見つけるパターン認識の能力ともいえる。身の回りのものにパターンを見つけ、それに名前をつけ、法則として複数場面に活用する。
これが抽象化による人間の知能のすごさといってもいい。
公式、法則、経験則など。
【第5章】関係性と構造 図解の目的は何か
【第6章】往復運動 たとえ話の成否は何で決まるか
【第8章】本質 議論がかみ合わないのはなぜか
【第10章】価値観 「上流」と「下流」は世界が違う
【第11章】量と質 「分厚い資料」か「一枚の図」か